初心者向け！工務店のインスタ広告の始め方講座
「インスタの広告って本当に効果あるの？」
「インスタで広告を出すために何をしたらいいの？」
と思われている工務店の方へ
インスタで広告を出すのはこの記事を読んでみてからにしてみませんか？
ただ、何も知らずに広告を出すと、
効果が出ず、せっかくの投資がもったいないなんてことも
あり得るかもしれません。
Instagram広告とは
Instagram広告とは、インスタグラムに写真や動画を使った広告配信のこと
です。
広告と言っても、個人のユーザーの投稿と同じ表示で配信されるため、
自然な流れで広告が閲覧されます。
Instagram広告のメリット3選
精度の高いターゲティングが可能
1つ目のメリットは、精度の高いターゲティングが可能であるということ
です。
インスタグラムの広告は、同じMeta社のSNSであるFacebookのデータと連動しています。
Facebookは匿名性の低いSNSであるため、職業や年齢、性別などの個人情報の信ぴょう性が高く、それを基としたターゲティングを行うことができます。
また、インスタグラムはユーザの好みを学習する仕組みがあるため、
ユーザーの興味関心がデータとして蓄積されています。
具体的なターゲティング方法としては、コアオーディエンス・
カスタムオーディエンス・類似オーディエンスの3つが挙げられます。
1つ目のコアオーディエンスは、
さらに利用者属性ターゲティング・インタレストターゲティングと2つに
分かれています。
利用者属性ターゲティングは、
を細かく設定することができるため、自社のターゲット像（ペルソナ）に
マッチする層に届けることが可能です。
・地域
・年齢
・性別
・言語
・特性（学歴・ファイナンス・ライフイベント・子どもの有無・交際・
仕事）
インタレストターゲティングは、興味関心や行動を基に、ターゲットを絞ることができます。
例えば、「ペットと暮らす家」や「アウトドア好きの家」など、趣味×住宅を商品として売り出している工務店にとってはぴったりのターゲティング
方法です。
2つ目のカスタムオーディエンスは、
・顧客情報（メールアドレスや電話番号など）を入手できているユーザー
・自社サイトに訪れたことのあるユーザー
・自社のインスタグラムやFacebookに関心が高いユーザー
・自社の動画を再生したことがあるユーザー
・アプリやゲームなど、オンライン上で自社へのアクションを起こした
ユーザー
など、既に接触している顧客に向けた広告を配信する際にはぴったりです。
3つ目の類似オーディエンスは、
・自社のインスタグラムアカウントをよく閲覧しているユーザー
・そのユーザーと年齢・性別・興味関心等が近い人
と、見込みのあるユーザーを取り込みたい際にはぴったりです。
初めて広告を出す場合は、異なるターゲティング設定の広告を複数同時に
出してみるのがおすすめです。
それぞれの効果を見ることで、相性のいいターゲティングを見つけることができます。
また、意外なターゲット設定が自社と合っているなんてこともあるかも
しれません。
広告フォーマットが豊富
インスタグラムでは、広告のフォーマットが豊富なので、
広告の目的によってフォーマットを使い分けをすることができます。
画像
・始めるなら最初にやるべき
・商品の質を伝えたいとき
・ブランディングを高めたいとき
動画
・ストーリー性を持たせたいとき
カルーセル
・企業ブランドをアピールしたいとき
ストーリーズ
・スマホユーザーへのアプローチをしたいとき
・費用対効果を上げたいとき
・リアルタイム性のあるものの宣伝をしたいとき
リール
・スマホユーザーへのアプローチをしたいとき
・費用対効果を上げたいとき
・画像で伝わりにくい魅力を伝えたいとき
ショップ
・購入の導線を作りたいとき
特に、ストーリーズやリールでは、
スマホの画面いっぱいにイメージを表示することができるため、
ビジュアルに訴えることが多い注文住宅の訴求に適しています。
最小限の予算で宣伝が可能
また、最小限の予算で広告が配信できることも特徴です。
1日の予算は最低100円から設定することができ、
設定した予算分の配信が行われた時点で広告配信は停止されます。
勝手に予算を上回って余剰分を請求されてしまうかもと、慌てる必要は
ありません。
さらに、掲載期間中であれば、予算を変更することもできるため、
宣伝効果の実態を見ながら予算を変えることも可能です。
Instagram広告のデメリット4選
企業向け広告は効果が出にくい
企業とユーザーではインスタを利用することに対してのニーズが
異なります。
企業向けに広告を出したい場合、まずは、他企業に自社を知ってもらう行動から始めてみましょう。
他SNSより拡散力が弱い
インスタには、TwitterやFacebookのようなシェア機能がありません。
そのため、フォロワー以外のユーザーに認知してもらえにくいという弱点があります。
高クオリティを目指す必要性
インスタグラムは、全世界で、1日に1億件の投稿がされていることを知っていますか？
広告は個人のユーザーの投稿と同じように表示され、見られています。
デザインやキャッチコピーなど、「良い」と思わせることはインスタグラム広告において必須です。
さらに、そのなかで思わずユーザーが思わず手を止めてしまうクオリティでなければ、流し見されてしまいます。
少額だと効果が出にくい
広告の目的が認知である場合は、不特定多数のユーザーへ認知してもらう必要があるため、月額数十万〜数百万の広告費用が必要になります。
そのため、広告の目的に合った予算を用意しておく必要があります。
Instagram広告の始め方
広告の目的を決める
工務店のInstagram広告において、広告の目的は大きく2パターンあります。
1つ目は、ユーザーをホームページにアクセスさせるという目的です。
ホームページへの流入が増えることで、新規の問い合わせを獲得することができます。
2つ目は、問い合わせの獲得数を増加させるという目的です。
過去に問い合わせに至ったユーザーの属性や傾向などを学習して、同じような属性のユーザーに広告を配信することで、興味を惹きたてることができます。
ここで、ぜひお手元にスマホかパソコンをご用意してください！
これから一緒に広告配信の準備をやっていきましょう〜。
広告配信前の準備
まず、初めに
Instagramアカウント
Instagram広告配信用の画像または動画
Facebookアカウント
支払い用クレジットカード
を準備しましょう。
準備には大きく9つの工程がありますが、順番に追って説明していきます。
1.Facebook広告マネージャアカウントの作成
準備物がすべて揃ったら、
Facebook広告マネージャーアカウントの作成に入りましょう。
https://business.facebook.com/overview
必要な情報である、ビジネスおよびアカウントの名前（会社名）と
名前（氏名）、メールアドレスの3つを入力してください。
2.Facebookページの追加
次に、ビジネス設定からFacebookページの追加をしましょう。
3.インスタグラムアカウントとFacebookアカウントとの連携
インスタアカウントとFacebookアカウントの連携を始めましょう。
Instagram のマイページから設定→アカウント→リンク済みのアカウント→Facebook へと進みます。
4.広告アカウントの作成
そして、再び Facebook 広告マネージャのページから、広告アカウントを作成します。
新しい広告アカウントの作成から、任意の広告アカウント名、通貨、
時間帯、支払い方法を入力しましょう。
ここで、広告配信のためのアカウント準備は終わりです。
ここから、具体的に広告配信の準備をしていきましょう！
5.広告の入稿
Facebook 広告マネージャの設定画面から、キャンペーンの設定をおこないます。
6.キャンペーンの作成
広告マネージャをクリックし、＋作成から新しいキャンペーンを作成します。
新しいキャンペーンの作成のページでは、認知や検討、コンバージョンの
3つの段階の中から、さらに宣伝しようとする商品やサービスにあったものを選択します。
その他に選べるキャンペーンも種類がとても多いので、自社の目的にあったものを選びましょう。
さらに、リンクの流入を増やすキャンペーンも選ぶことができます。
キャンペーンを選んでからはキャンペーン名と詳細情報、予算などを決めていきます。
7.広告セットの作成
キャンペーンの基本的な情報を入力し終わったら、
広告セットと呼ばれるターゲティング方法や配置の設定を行いましょう。
キャンペーンでトラフィックを選択した場合は、ウェブサイトやアプリ、Messenger、WhatsApp のうち流入を増やしたいものを選択することが
できます。
そして、広告を配信する日程と予算、オーディエンス、配置を選択します。
8.新規広告の設定
広告名と広告に表示する名前、インスタグラムのアカウントを選択します。
広告の設定では、広告フォーマット（形式）を選びます。
次にクリエイティブの設定をおこないます。
広告配信するメディアとリンク先、コールトゥアクションで表示する文言を選びます。
画面右側にプレビューが表示されるので、ユーザーへの見え方を一度確認
してみましょう。
9.支払い方法の設定
最後に支払い方法を選択、必要な情報を入力して公開するをクリック
しましょう。
そうすると、審査中になるので、あとは審査の結果を待つのみです。
無事に審査が通れば、設定したとおりに広告が配信されます。
注意点
Instagram広告はあくまでもホームページまでの誘導手段として利用することがおすすめです。
インスタを見て流入してきたユーザーをファン化させたり、
相談会や展示会場の見学会への参加につなげたりするのには、
Instagram広告は効果的です。
しかし、流入先のホームページが魅力的かつ効果的に、次のアクションに
遷移させる場になっている必要があります。
Instagram広告をしようと考えている工務店は、ぜひ、自社のホームページも同時に取り組んでみてはいかがでしょうか。
さいごに
ここまでInstagram広告のメリットやデメリット、始め方をお伝えしてきました！
対象となる地域が限定されている住宅業界や工務店には、とてもピッタリな方法ですので、ぜひこの記事に書いてあることを実践しながら、Instagram
広告を始めてみませんか？
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