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23歳会社員女、心療内科2回目の受診

こんにちは。高校5年生です。

1329回目の記事『23歳会社員女、初めて心療内科を受診して』をご覧くださった皆さん、ありがとうございます。8月上旬、2回目となる受診に赴いたので心理検査の結果についてお話ししていきます。

結論から言うと、私は発達障害ではありませんでした。ADHDと自閉スペクトラム症の検査を受け、いずれも診断を受ける数値に達していなかったのです。これは「なるほど」と冷静に受け止めました。会社員として勤めることができている以上、病気として診断されないかもしれないと考えていたので、驚くことではありませんでした。

ただショックだったのは完全にその傾向がないわけではなく、診断されるまではいかないながら、不注意の傾向が色濃く出ていた点です。見せられたグラフでは、多動の項目が平均を下回っていた一方、不注意の項目が上にぐんと尖っておりました。私は人よりも明らかに不注意なのだ、けれども病気の診断が出るほどではないからその傾向が全くない人と同じように生きていかなければいけないのだと思うと、先が思いやられる気持ちでいっぱいでした。

先生からは「診断は出ないから、あとは投薬しか勧めることはない」とお話を受けました。1ヶ月ほど飲んでみないと効果のほどは分からないということでしたが、急に薬と言われて戸惑った私。すぐに答えを出すか迷っていると、「今日決めなくて良いので」と診察が終わってしまいました。待合室で「効果が分かるまで時間がかかることだし、お試しで飲んでみるんだったら早い方が良いのではないか。今悩んでいることなんだから」と処方箋を出して欲しいと言いに行くか迷っていたら、会計に呼ばれてしまいました。結局言い出すことができないまま、病院を後にしました。

帰ってきてから病院の予約サイトを見ると、なんと向こう1ヶ月は空き無し。次は9月の予約でした。
お試しで薬を始めるにしても早くて1ヶ月以上かかってしまうなんて……効果が出るのはもっと後だろうし、さっき即答しておけば良かったと全身をかきむしりたくなるくらい後悔しました。
けれどもインターネットで服薬した人の声を探していると合う・合わないがあり、症状が劇的に改善する薬ではなく、少し気分良く仕事できるようになる薬であるようだったので、そんなに焦る必要もなかったみたいです。落ち着いて9月に受診するつもりで、繫忙期を乗り切りたいと思います。

少し時間を置くと「今日は結果が出て良かった、それが今日の収穫だ」と前向きになれました。そもそも当初の受診の目的は発達障害であるか否かをはっきりさせることだったので、それは達成されております。違うなら違うで気持ちを切り替えて前に進めると考えていた6月の私。ここで線を引いて、弱みは弱みで仕方がないと割り切り、必要以上に悩まない方向へ切り替えたいです。

私は不注意の性質があるけれど、診断がつくほどではない。1番私にとって苦しい結果が出ましたが、今日は受け止めて眠ります。

以上、「23歳会社員女、心療内科2回目の受診」でした。
最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
次の投稿でまたお会いしましょう!