Netflixオリジナルホラー映画「フィアー・ストリート Part 2: 1978」の感想

異なる三つの時代から構成されたオカルトホラー三部作の二作目。時代はハードロックやディスコが流れる1978年、一作目のマヤ・ホークに続き「ストレンジャー・シングス」のセイディー・ シンクが出演。

時代に加え舞台がキャンプ場だけに思い出すのは「13日金曜日」シリーズや「バーニング」辺りのスラッシャー物で、途中から覆面を被る殺人鬼のビジュアル、斧を顔に突き立てる、ガラス突き破って内側からドアを開ける辺りは13金Part1Part2そのまんま。惨劇が繰り広げられる中マッチが少しずつ消える演出は割と好みなものの、斧のみで人を襲うのでバリエーションは余り豊富では無く、一部おそらくCG処理な描写も少し残念。最近余り特殊メイクの仕事が無い?トム・サヴィー二を引っ張り出して欲しかったです。また、「キャリー」の終盤をよりチープにしたような虫のトラップも用意され、前述の13金と並び既視感があるシーンに対してはオマージュとして楽しむのが妥当かも。

姉妹の絆も描きつつ割とテンポ良く進みますが、今の時代ならではの演出がもう少し観たかった所。流れる曲の中ではカンサスの「Carry on Wayward Son」、テルマ・ヒューストン「Don't Leave Me This Way」が特に作品やシーンに歌詞がマッチ。

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