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自己啓発執筆術

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自己啓発と小説執筆は同じです
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ハッピーエンドを書こう『自己催眠のススメ』その2

ハッピーエンドを書こう『自己催眠のススメ』その2

お世話になっております。素人以上作家未満の管野光人です。

前回で予告したように自己催眠の具体的な方法を教える前に、そのマイナス面を提示しておきたい。

口当たりのよい文章ばかりでは、あまりにも不誠実だと思ったからです。甘い言葉ばかりでは、だれも信じないでしょうからね。

物事には良い作用があれば、悪い反作用もあります。それが自然の摂理であり、人生の幸不幸も同じだからです。

アンハッピーエンドな

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ハッピーエンドを書こう『自己催眠のススメ』その1

ハッピーエンドを書こう『自己催眠のススメ』その1

お世話になっております。素人以上作家未満の管野光人です。

あなたは、寝る前にYou Tubeなどを聴きながら眠る人を知っていますか?

リラックス音楽や配信者の声を聴きながらだと、なぜか自然と眠りに落ちるんですよね。

かくいう自分も、怪談朗読を聴きながら寝ていた時期がありました。

でも、いまは聴いていません。

それは、これからコラムで説明する「自己催眠」と関係があるからです。

自己催眠と

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自己啓発執筆術とは

自己啓発執筆術とは

お世話になっております。素人以上作家未満の管野光人です。

まずこのコラムで、自分が提唱している「自己啓発執筆術」を簡単に説明します。

あなたは「自己啓発」と聞いて、セミナーで金を巻き上げられる怪しげな話を想像するでしょうか?

それとも大富豪の経験談から、人生での成功法則や金儲けを想像するでしょうか?

それよりも自分が提唱するのは、小説の執筆をとおして自己啓発をめざす道であります。

ここで

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目覚めよと潜在意識の呼ぶ声がする

目覚めよと潜在意識の呼ぶ声がする

お世話になっております。素人以上作家未満の管野光人です。

さて前回のシリーズでは、自己啓発執筆術なる自説を展開し、潜在意識からの声を執筆に応用する技術を紹介しました。

懲りずに今回は、心の声なる潜在意識の不思議を取りあげたいと思います。

あなたの考える「わたし」は、本当に「自分」だと思いますか?ここで前野隆司著『人生が変わる! 無意識の整え方』(ワニプラス)に載っていた面白い実験を紹介しまし

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小説を書いて幸せになれますか? ④誰がために小説を書くのか

小説を書いて幸せになれますか? ④誰がために小説を書くのか

お世話になっております。素人以上小説家未満の管野光人です。

さて前回は潜在意識から発せられる「心の声」に注目しました。無意識モードを発揮して潜在意識を駆使する方法です。

短期集中連載の最終回は、潜在意識を効率よく駆使する方法を追求したいと思います。

突然ですが、あなたは「小説を書く」のが趣味だと胸を張れますか?

過日、自分はそう訊かれて、答えに窮しました。小説が趣味なんて口が裂けても言えな

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小説を書いて幸せになれますか? ③自己啓発執筆術の隠された鍵は潜在意識

小説を書いて幸せになれますか? ③自己啓発執筆術の隠された鍵は潜在意識

お世話になっております。素人以上小説家未満の管野光人です。

前回は自己啓発執筆術のアファメーションとビジュアライゼーションを紹介しました。さて今回は、創作の源流──アイデアの源を探りたいと思います。

唐突ですが、あなたはこんな経験がありますか?

ふとした瞬間に、天啓のごとく小説のアイデアが閃いたコトが。

自分の場合、ネットの投稿サイトで短編イベントに応募するのに、1晩でプロットをひねり出す

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小説を書いて幸せになれますか? ②「自己啓発執筆術でたった2つの冴えたやりかた」

小説を書いて幸せになれますか? ②「自己啓発執筆術でたった2つの冴えたやりかた」

お世話になっております。素人以上小説家未満の管野光人です。

前回は小説の執筆と自己啓発は同じだと宣言しました。さて今回は、自己啓発執筆術の具体的な方法を紹介しましょう。

とかく自己啓発本では「トイレを掃除する」とか「顔にツヤをだす」とか、ひどいのだと「講演会に出席すれば幸せになれる」など、いかにもスピリチュアル詐欺っぽい方法が載っていますね。

いわゆる成功者の実践方法なのですが、なんともいえ

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小説を書いて幸せになれますか? ①「小説の執筆は自己啓発と同じだった!?」

小説を書いて幸せになれますか? ①「小説の執筆は自己啓発と同じだった!?」

はじめて小説を書く方へ。

あなたの夢は叶いそうですか?

プロの小説家を目指している方へ。

あなたは幸せになれそうですか?

漫画で楠みちはる著『8エイト』にこんなセリフがあります。

「音楽の森だよ。音楽はね、アマチュアがいちばんいいんだよ。好きな時に好きなように森のそばで楽しめばいい。でもプロは森の中に入らなければいけない。入らなければ手に入らないモノがあるからね」

小説も同じだと思いま

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