ก๋วยเตี๋ยวについて

クヮイティオ（ก๋วยเตี๋ยว）は、タイ料理のVTIである。
そうおもった。

VTIとは、バンガード社が運営するETFで、米国株式市場の大型株から小型株までのほぼ全ての米国の投資可能銘柄、約4,000銘柄の動きに追従するように設計してある、素晴らしいETFだ。

対してタイ料理は、ここで批判を怖れずにズバッといってしまえば、ごちゃまぜである。
甘さ、しょっぱさ、辛さ、苦さを、同時に味わう料理

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アヒルの使い道

　アヒルは旨い。とても旨い。
　日本ではアヒルを食べる習慣がないのが、残念なかぎりである。
　俺がアヒルを初めて食べたのは、タイを旅行した時だった。その旨さに驚くと同時に、料理を理由にして、この国に亡命しようかと本気で思った。
　それほどアヒルは旨い。
　タイ料理では一般的な食材であり、身近な家畜でもある。
　タイでは、もし夫が浮気をしたら、妻は、夫が寝入った隙に男性器をハサミで切り落とし、それを

ソムタムでも食べよう。

　ส้มตำ(ソムタム)とは、もっともポピュラーなタイ料理の一つであり、日本語訳は、青パパイヤのサラダだ。そのバリエーションは豊富で、地域や店によって味は様々だ。
　初めて入るタイレストランでは、とりあえずソムタムを頼んでみよう。これが旨ければ、他の料理も大概は旨い。

陽に映えたガスパチョ

　ガスパチョとは、スペインのアンダルシア地方で生まれたとされる料理で、スペインの暑い夏を乗り切るために考え出された、生の野菜やパンをすりつぶしてどろどろにした冷たいスープだ。
　「飲むサラダ」とも言われて、アラビア語で「びしょぬれのパン」という意味なのだそうだ。
　スペインの映画監督、ペドロ・アルモドバルが撮った「神経衰弱ぎりぎりの女たち」で、主人公の女性がガスパチョを作り、この特製ガスパチョが映