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2024/04/03 『クロスセクション』0 KA君との出会いの場合

 おはようございます🙏
 今日は高校時代に属した吹奏楽部について、後輩のKA君との関わりを書いてみたいです。

 とは思ったものの、一日や二日で一気呵成に書けそうなテーマではないので、ここではその予告編・アイデアノートの端書きに留めさせてもらいます。

 KA君の視点で書いてみたかったのですが、人の境遇なんて想像しきれるものでもありませんし、結局「私小説」を群像劇のような、分散和音が最後に和音の全奏で終わり全体像が分かるものを書いてみたいなと。
 クラシックでいえばエルガーの『なぞ』みたいな短編を書いてみたいと思っています。
 KA君とあと二人ぐらい吹奏楽部ほか同級生関係者を登場させ、「私」ことHS君が「私の真実」を語り、その結末に同窓会で顔を合わせた登場人物たちが「まさか」とあ然とする、というプロットを予定しています。

 人間社会の予定調和の順風満帆な人生と、その陰にある目立たない語らない不調和の人生が、社会の理不尽となって浮かび上がるような、そんな感じです。
 参考のモチーフとしては、ゴーリキーの『外套』に登場する小官吏の悲哀を引っ張ってくるつもりです。

 予定タイトル『クロスセクション』。「縦割りの複数の人生を横断して戦後社会の真実を照射する」といった趣向です。

2024/04/03 ここまで


下書きのあとがき

何本も応募してだめだったので、執筆がてら思ったのですが、小説を書いている間は四六時中、我が飼い犬を想うかのように片時もそのことが頭を離れないのです。私は何かを考え出すとすぐ夢中になる癖があるので、そうなのだとおもいます。少しぐらいインターバルを置いて書いた方がいいのかも知れません。期待しないで見守ってくださいね。



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