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【写真家の凸凹雑記 #4】 田んぼの撮影 丨 Funny!!平井慶祐

「10年の幸福写真」の写真集ができあがるまでの間、写真家 平井慶祐の心がけていること、嬉しかった話、今悩んでいること、とりとめもない話、お知らせ、みんなへの相談、とにかく流れていく感情を繋ぎ止めておくために、けっこうマジメに写真のことを文章で記録して残しておこうと思います。みなさんお付き合いいただければ幸いです。

どうもこんばんわ。写真家 平井慶祐です。

2ヶ月間のクラウドファンディングの挑戦は、みなさまのお陰で無事達成することができました。改めて大きな感謝を!!終了後すぐに実行委員会メンバーで集まって5月末に発送予定のお礼状の準備をしつつ、NEXTゴールは「幸福」を願う写真集をつくってたくさん届けること!と気持ちを新たに写真集制作の為の撮影シーズンへと突入しています。

クラファンのあと、そのまま怒涛のGWに突入して撮影続きの予定でしたが春の気まぐれなお天道さまの塩梅で振り回され気味です。

そんな中たまたま空いたGWのど真ん中!出張「平井写真館」で田んぼの撮影にいってきました。

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宮城県ではGWが田植えシーズン。田んぼの間のあぜ道を田植え機を先頭に苗を積んだトラック、最後に軽トラに乗って揺られる親戚一同の姿が続きます。

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この日の田植え場所は、段々になっていて形もサイズもちょっとづつ違う田んぼ。昔からの場所だそうで近くを流れる農業用水からではなく、少し上の方にあるため池からの沢水で水を引き入れるタイプ。

「沢の水だから米の味も違う....気がするな。」と謙遜気味のお父さん。

地下水が田んぼの下を流れているのもあって毎年グズグズの場所があったり硬い部分があったりと代掻きも用水路際の田んぼよりも手間がかかるそうで、依頼主である娘さん曰く、お父さんにとって思い入れのある場所なんだとか。

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そんな話を聞いて、撮影場所はやっぱりこの沢の田んぼでしょう!となり、お昼ごはんタイムでみんなお家に一旦帰ったタイミングでロケハン。なかなかステキでしょ♪

午後イチの田植えの続きの前にお孫ちゃんやひ孫ちゃんも勢揃いしての撮影となりました(完成写真はまた今度♪)撮影は無事終わったものの、風が強風となりまだ根の弱い植えたばかりの苗が弱るということで午後の田植えは急遽中止。

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お家に帰ってのんびりしながら、沢の上のため池に仕掛けてあった罠で採れたヌマエビをとって来たり、タケノコ掘りチームは山へ行ったり。雨が続いてできて無かった里芋を植えたり。

予定が変わったら変わったで何かしらやることがあるのが農家の日常なんでしょうね。実家のじーちゃんばーちゃんも確かそんなだった気がします。

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「ザリガニの赤ちゃんいた。見なくていいの〜?」

依頼主である娘さんの旦那さんがヌマエビの中からザリガニの赤ちゃんを見つけて来ました。小1の娘を呼ぶ感じがなんともキュートだったなぁ。

そして、ちょっと触るのをためらううちの嫁を尻目に、躊躇なく「ガシっ!」とザリガニをつかむ小1女子の姿もなんだかサマになってました。

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今回は、田植えのタイミングだ逃すなー!と急遽撮影が決まり、事前にどんな写真を撮ろうか?って相談する間もほとんど無かったけれど、その場の空気の中でゆっくり話ができると撮影内容は自然と決まっていきます。田んぼ仕事の合間を縫ってキュッと撮影できて良かった♪

そして話の流れで稲刈りのタイミングもぜひまた撮ろうっか!となり秋の再訪も決定!!山の幸をたっぷりお土産に頂いて帰路につきました。

「田植えと稲刈り」写真集のステキな1ページを飾れそうです。


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