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週末お粥生活

毎週日曜日の朝は、お粥を食べています。

お粥にどんな効果があるか、ご存知ですか?
曹洞宗の開祖、道元禅師が食事の際の心構えを記した著書「赴粥飯法」に「粥有十利」として、お粥の効能を10個挙げています。


1.色 (肌の色艶をよくする) 
2.力 (気力が増す)
3.寿 (寿命が延びる)
4.楽 (食べ過ぎになることがなく、体が楽になる)
5.詞清辯 (血流がよくなり頭が冴え、言葉もなめらかになる)
6.宿食除 (胸やけをしない)
7.風除 (風邪を引かない)
8.飢消 (飢えを満たす)
9.渇消 (喉の渇きを潤す)
10.大小便調適 (便通がよくなる)


なんか、めっちゃ良いことばかりです。
でも、良いことばかり言われても
美味しくなかったら続きません。
お粥はどうしても病人食のイメージがあって
好きになれなかったのですが、

お粥も米だよね?じゃあ、納豆とぬか漬けとも合うはずよね?

ということで大好きな納豆やぬか漬けと一緒に
食べてみようと試して以来、
完全にハマっています。
かれこれ、2年は続いています。

熱々のお粥をハフハフしながらゆっくり食べる。
お腹の中から身体がじんわり温まって、
心がとっても満たされて穏やかになる気がしています。

ときに、残り野菜の端切れを一緒に炊いて
ボーンブロススープをつくったあとは鶏の旨味たっぷりのスープで炊く
オーソドックスにごま塩と梅干しも良し
年末年始の胃の疲れにはもちろん七草粥
半熟の目玉焼きとお醤油を垂らしてもいける
ほうじ茶で炊いた茶粥も香ばしくて良い

お粥って意外と奥が深い。
いろんな具材と相性が良い懐の広さ。

冷たいものを食べがちで内臓の冷えが気になる夏
気温が低くて身体が芯から冷える冬
ちょっと食べ過ぎて胃腸の疲れが気になるとき

週に一度のリセット食。
週に一度のお粥習慣で、
お腹も心も満たしてみるのはいかがですか?

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