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京菓子展「手のひらの自然ー枕草子」2022 公募

「枕草子を通して表現される小さな芸術」

京菓子は、文学や絵画、和歌などを題材にし、また影響を受けながら、制作されてきました。
枕草子の世界よりイメージを膨らませ、新たな感性で表現した京菓子作品を募集します。


場や人に合わせて、一つ一つ意匠がつむぎ出される京菓子。京菓子のテーマや情景を小さな世界に作り上げる際には、和歌などの古典文学が、大きな役割を果たしてきました。

八年目となる本年は、千年以上も前に著された、清少納言の『枕草子』をとりあげます。四季折々を「春は曙」「夏は夜」と端的に表現した随筆として、親しまれて来ました。

目まぐるしく転変する現代、かつてない不安の中に生きる私たちにとって、『枕草子』にうかがえる繊細な観察眼は、見過ごしがちな暮らしを観察するきっかけとして、京菓子の創造の糧となるにちがいありません。多くの力作が集まることを期待しております。


<応募期間>
2022/6/20(月)〜8/31(水)必着

◎入選作は、京菓子展「手のひらの自然─枕草子」2022に展示いたします。

[本会場]   有斐斎弘道館
[特別会場]  旧三井家下鴨別邸

■ 京菓子展 公式ホームページはこちら(こちらより応募いただけます)
https://kyogashi.jp


【募集内容】
①京菓子デザイン部門

京菓子のデザインを応募される方を対象にした部門です。応募用紙に描かれたデザイン画により審査し、入選デザインは菓子職人により実作、展示されます。
※本年より入選作品の制作には費用(20,000円)がかかります。25歳以下の学生は無料です。詳細は〈応募方法〉をご確認ください。

②茶席菓子実作部門
茶席菓子(いわゆる上生菓子)を実作される方を対象にした部門です。試作写真及び実作品にて審査し、入選者には審査用及び展覧会展示用に京菓子作品を制作いただきます。(制作日程及び個数は入選発表時にお知らせします。)


【応募資格】

①京菓子デザイン部門
京菓子、日本文化、枕草子に関心のある方。
②茶席菓子実作部門
自身で茶席菓子の作品を制作できる方。※年齢、国籍、プロ・アマは問わない。

【賞】
大賞
:各部門1点。副賞として有斐斎弘道館にて個展を開催、または制作した京菓子作品を用いた茶会の開催ができます(時期・内容は相談のうえ決定)。
優秀賞:各部門それぞれ数点。
京都市長賞:両部門より1点。
古典の日推進委員会賞:両部門より1点。
審査員特別賞:各審査員両部門より1点。
学生特別賞:学生応募の中より1点。

【審査員】
熊倉 功夫(MIHO MUSEUM 館長) 審査員長
荒木 浩(国際日本文化研究センター 教授)
家塚 智子(宇治市源氏物語ミュージアム館長)
榎本 信之(株式会社GK京都 代表取締役社長)
岡田 秀之(福田美術館 学芸課長)
奥田 充一(株式会社memesスクエア 代表取締役)
門川 大作(京都市長)
笹岡 隆甫(華道「未生流笹岡」家元)
鈴木 宗博(菓子研究家)
野﨑 貴典(古典の日推進委員会ゼネラルプロデューサー)
廣瀬 千紗子(同志社女子大学 名誉教授)
濱崎 加奈子(有斐斎弘道館 館長)

【スケジュール】
第一次審査
京菓子デザイン部門はデザイン画により、茶席菓子実作部門は試作品の写真により選出。一次審査を通過された方には9月中旬にメールおよび電話にて通知いたします。
※京菓子デザイン部門は、制作協力費のお支払確認後に菓子職人が実作を進めます。より良い作品に仕上げるためにも、結果通知後1週間以内にお支払手続きをよろしくお願いいたします(25歳以下の学生は無料)。

搬 入
[京菓子デザイン部門]
一次審査通過作品は、菓子職人により実作、搬入いたします。

[茶席菓子実作部門]
一次審査通過者は、ご自身で持参もしくは郵送にて搬入ください。搬入日時・方法については、追ってご連絡いたします。

第二次審査
入選作品と各賞を決定(茶席菓子実作部門は試食審査があります)。審査の結果は10月中旬以降に京菓子展HPにて発表いたします。入選作品は京菓子展2022「手のひらの自然―枕草子」に展示されます。

表 彰 式
2022年10月31日(月)開催予定。

ご応募お待ちしております。京菓子展HPはこちら。
 https://kyogashi.jp

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