ほじょ犬シールのはなし
最近、よく見かけたことありませんか?
このシール⬇️
盲導犬、介助犬、聴導犬の
3種類のワンちゃん🐕たち
盲導犬は、目が不自由な人のためのワンちゃん🐕
段差を知らせてくれたり、
障害物(例えば、電柱とか壁とか)を
教えてくれるワンちゃん
介助犬は
手足が不自由な人をサポートするワンちゃんで
物を落とした時に♿️だと拾う時に
転倒の危険があるから、
介助犬が拾ってくれたり、携帯電話を探して手元に持ってきてくれたりします。
聴導犬は
耳が不自由な方をサポートするワンちゃん🐶
レンジが終わったよ!とか、玄関のチャイムが鳴ってるよ!って
教えてくれるワンちゃん🐶です
日本では、その3種類のワンちゃんたちの事を
「ほじょ犬」と呼び
商業施設や電車、バスetc.の乗り物、病院や飲食店etc.にも同伴出来る法律があります。
けど、なかなかそれは浸透されてなくて、
未だに同伴拒否されるケースが後をたちません。
そこで、「うちは理解してますよ!」って示す意味や
「他のお客さんたちへの理解を求める」意味を込めて
この「ほじょ犬シール」が
各お店や病院、施設、駅等
とにかくあちこちに貼られるようになりました。
それでも
まだまだ拒否は続くため
ユーザーたちは
「このお店はシール貼ってないけど大丈夫かな?」とドキドキしながら
お店etc.に入るケースが実は非常に多いのです。
別にシールを貼ってないからダメ❌というわけでは無いし、
きちんと法律で定められてるわけですから、ほんとは良いんですけどね💦
実際、私も介助犬ユーザーですが、
シールを貼ってないお店にも、
普通に受け入れて頂いてます。
けど、、、私自身の経験上、
やはりついドア付近を見て
「ほじょ犬シール」貼ってるか?チェックしてしまいます。
貼ってないお店だと
「ほじょ犬」自体
特に介助犬を知らない店員さんも多く、
一旦呼び止められるケースもしばしば。
また、その度に、
介助犬の説明をし、法律の話、厚生労働省の話を説明しなきゃならないからです。
それでもご理解頂けないケースも
稀にあり、そういった場合は
介助犬協会へ連絡▶︎介助犬協会からお店へ連絡
大体、介助犬協会さんが出てくると、
ほとんどは解決されますが、
稀にそれでもダメなら、県からお店へ指導▶︎それでもダメなら国から指導
ということになります。
今のところ、私は介助犬協会さんに連絡をしたら解決してるので大丈夫なのですが、、、。
一旦断られたり、怒鳴られたりしたお店には、正直行きたくありません。
ある日、別の介助犬ユーザーさんが、
とある飲食店に入りたくて、
そこに行ったら
入店拒否をされ、
その人は、気持ちが落ち込んでしまい、
介助犬協会さんに連絡をされたそうです。
介助犬協会さんからお店に連絡をしたところ、
「介助犬を知らなかった」「法律を知らなかった」と、かなり詫びられたそうです。
私も何度か似たような経験をしていたので、そのユーザーさんの気持ちは痛いほどわかりました。
そして、私自身
介助犬シールを
つい探すくせがあるなぁと気づきました。
そんなある日、私は体調を崩し
車椅子で行けそうな内科を探していました。
1階であっても、小さな2つの段差があるだけで、いくらスロープを出すと言われても、毎回お願いをするストレスを考え、
近所の内科をあちこち外観から
普段元気な時にチェックしていました。
せっかくバリヤフリーの部屋なのに、待合室にわざわざスノコが敷かれていたり、
1階だけど、待合室の真ん中にも大きな椅子があるから、車椅子は邪魔になりそうだな、!、とか♿️
でも、やっと見つけたバリヤフリーで完璧なクリニック!!
ただ、そこは開業してまだ新しいのか?
開業祝いらしき鉢が置いてました。
ドア付近を見たら、
ほじょ犬シールが貼られてなく。。。
病院は、各科によっては
ほじょ犬が入れない場所があるので、
そのクリニックも
❌ダメなのかな?と思い、
初診で急ぎの診察だったこともあり、
相棒の介助犬は、家のケージでお留守番をさせて行きました。
しかし、そういう時に限って😭
エレベーターを降りたあたりで、
カバンの中身の
数枚のカード(診察券やお店のカード)を落としてしまい、
そんな時に限って周りには誰も居なくて
、しばらく途方に暮れていました、、。
もし、介助犬がそばに居たら
拾ってくれたのに。。。
その時は
やっと、近くの薬剤師さんが気づいてくれて、わざわざお店から走ってきて、
全部取ってくださいましたm(_ _)m😢
そして、内科に向かい
受診したら
そこの先生は
かなり患者さんに寄り添う話し方をされる印象を受けました。
また、不安をかき消すために
色んな知識を教えてくれました。
血液検査の結果を
次の受診で聞かなきゃいけなくて、
予約をされて、
また2度目の受診。
先生が疑っていた病気は見当たらなかったんだけど、
別の数値に異常が見つかり、
「僕もこの薬飲んでますよ😊」と
謎の励ましを頂き💦
しばらく、この内科に定期的に通わなければならないことになりました。
そうなると必然的に
「介助犬」の話を切り出さなきゃ💦というプレッシャー💦🐕🦺笑
(シール貼ってないから、正直言うと理解が有るけど、うちのクリニックはダメ❌と言われる可能性は高い)
病院は、本当に慎重に様子を見て
周りの患者さんたちを見て、
スペース(♿️と介助犬が居ても、離れて待てる場所があるか?診察室は狭いけど大丈夫?)とにかく色々と見て判断してから、お伝えしようと思いました。
そしたら、たまたま別の症状で
またもやそこに行かなきゃならなくて、
先に予約を入れるために連絡。
日程は決まったものの、まだ話す勇気が出ない(笑)小心者💦
ニュース見てたら台風が直撃する可能性が高い日程と、私の受診日が丸かぶり!🌀😱
「♿️で台風の最中、受診は危険だ」と判断し、
電話でキャンセルをしようと思ってたら、
先に内科から電話が入り
「台風で危険だから、別の日程に変更しましょ!」『こちらも臨時で休業するかもしれない』と、空いてる日程を聞かれました🙆♀️
めちゃ丁寧じゃない?💦
先生の指導で動いてるとはいえ、
そこの受け付け事務の人たちも、対応が早くてスマートで無駄がない
「ありがとうございます🙏、、あの、、、お電話をお借りして申し訳無いのですが、私、実は介助犬ユーザーなんです。そちらのクリニックは、ほじょ犬は大丈夫でしょうか?」と、事務の女の子には話せたー!😭🙌笑
(いや、先生は怖くないよ?ただ、診察中に話して長々と説明するのって、なんか違うくない?診察時間勿体なくない?💦という言い訳😅🙏)
そしたら、直ぐに「介助犬知ってます!先生に聞いてまた連絡しますね!」って言ってくれました。
(大一関門突破‼️🎉)
その後、LINEで
「介助犬同伴可能です。気をつけて起こしくださいね!」とメッセージが😭🙌🐕🦺
そして、受診日!
そこのクリニックでは初の
介助犬同伴での受診となり。
先生も受け付けの女の子たちも、
大歓迎してくださいましたm(_ _)m🐕🦺😭🙌
上記の経験から
私は、いくら介助犬同伴OKでも、
特に病院には神経を使うため、
同伴可なら、病院だからこそ
「ほじょ犬シール」を貼って欲しいと思ったため。
先生に直接「ほじょ犬シール」をお渡ししました。
「何故このシールが必要なのか」も、
端的に説明をしたら
「こんなんあるの知らなかった😅」
「直ぐにわかりやすい場所に貼っておきしす!」と言って受け取って下さいました。
次の受診日に行ったら
早速貼って下さってましたが、
絶妙なバランスで(笑)
右上がりに貼ってあって、
事務員さんが貼ってくれたのかな?って思ってましたが、、、
多分ですが、先生自ら貼ったのかもしれません😅🐕🦺
だって、先生の文字が
絶妙なバランスで
右上がりでしたから😅
こういった経験から
私は、ほじょ犬シールは、ほじょ犬ユーザーにとっては、
『絶対的な安心』『理解して貰えてる場所だから、説明しなくて良い』etc.
精神的安定剤の役割もあるんです🐕🦺😅
自分のためだけじゃなく、他のほじょ犬ユーザーさん、これからほじょ犬ユーザーになりたい皆さんが、
こんな苦労をして欲しくないために、ユーザーたちは、
この、ほじょ犬シールを配布しています。しかも、こんな風に、1軒1軒、互いの信頼関係だったり、相手の環境を見ながら、慎重に柔らかい対応で話をしています。
特に介助犬ユーザーや、聴導犬ユーザーは、介助犬や聴導犬自体が認知されてない事を、肌で実感してるので、
『拒否される前提』『相手は、介助犬(又は聴導犬)を知らない前提』で話をしてます。
知らないから断る、知らないから
罵声を浴びさせる、、知らないからシールが貰えてない、。
けど、その分、きちんと説明をすれば、相手の意識が変わる事もたくさん見てきました。
なので
ほじょ犬シールの意味を
お店や開業医の皆さんには
私が行ける範囲で、通う範囲しか出来ないけど、自分のためだけじゃなく、他のユーザーさんたちの、精神的安定剤になるならとの思いで、貼ることを推進しています。
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