これからの工務店イベントで意識すべき「暮らしの提案」と「場所と心のデザイン＆プロデュース」
北区・浦木の物件４棟を宣伝するための見学会を兼ねたイベントをプロデュースしました。今回のその裏側で何を考えたのか、インタビューにより深堀していきます。ノウハウたっぷりです！最後には、動画や別の記事もありますので是非、読んでみてくださいね☻（コウダイ）
【今回の新潟家守舎の建築プロデュース範囲】
企画全体のマネジメント
フライヤー制作（テキスト・イラスト）・印刷・配布
LP制作
各種SNS等での宣、プレスリリース作成
当日運営
カメラマンによる現場撮影・手配
協力飲食店・パフォーマーの手配 など
株式会社新潟家守舎 代表 小林紘大さん。自身の法人以外にも多数の事業を手掛ける。「地域工務店の家づくりをUPDETE!」をモットーに、小規模地域工務店向けのスポットコンサル事業、建築分野の空間設計・長中期的な空間の使われ方、遊び方を考えてコンテンツを生み出すサポート事業などを実現している。（聞き手・ライター小野寺 美咲）
紘大 たんに、人を集めればいいわけじゃない。これからの工務店イベントや見学会は、その場所で行われていくゆたかで楽しいくらしをデザインして、お客様に伝える必要があります。
そう語ってくれた紘大さんが今回タッグを組んだのは、不動産売買からリノベーションまで、幅広く手がける「まごころ本舗」。
まごころ本舗が売り出す新潟市・浦木の４棟における、オープンハウス見学会を兼ねた本企画のプロデュースを行った。
予告noteはこちら。
インスタ用 イベント告知がこちら。
折り込み用チラシPDFデータ。
コロナ禍を乗り越えた今。住宅購入や土地購入を検討されるお客様が現地に足を運んでくれた時、工務店ができること・すべきこととは。
盛況で幕を閉じた今回の企画を振り返りながら、紘大さんが大切にする「場所と心のプロデュース」について聞いた。
写真で振り返る「まちと自然がつながる浦木の暮らし」
植物を植えることができる。
「こんな家って、いいね！」
場所と心をデザインして「暮らしの提案」をする大切さ
紘大 今は技術が上がって、どの工務店でもある程度一定水準の家を提供できる。だから、ただ「この家いいですよ」では、選んでいただくことはできないと思います。
「いい家で、どんな暮らしができるのか」。「どんな気持ちになれるのか」。そんな世界観を、提案し、お伝えしていく必要があります。
・自然に囲まれている
・キャンプのようなアクティブな活動ができるスペースがある
・テラスでお茶したり、ご飯を食べられる
・思い思いに、ゆったりとした時間を過ごせる
浦木の物件では、これらをお伝えすべく、企画内容を提案していった。
一般的な物件見学会では、子ども向けのキャラクターショーや景品で集客するケースも多い。しかし、モノではなく、その場所を好んで滞在してくれる企画ではないと意味がない、と紘大さんは語る。
大人も楽しめて、この場所での暮らしのイメージを膨らませやすいように。
お客様の滞在時間は1時間半と長く、途切れることなく人が訪れた。
培ってきた「キャスティング・企画力」が活きた
紘大 企画に合わせた、適切なキャスティングとディレクション。実現できているのは、これまでの事業経験のおかげです。
今回、専用のLPやフライヤーの作成から、コーヒーやお弁当のお店選び。マジシャンの手配までも紘大さんがキャスティング・ディレクション担当。
LPを製作するコーダー、チラシのデザイナー、当日の様子を撮影するカメラマンもスムーズに決まった。
短いスケジュールの中では、最低限の工数で進めたい。
フライヤー作成では、紘大さんがラフを細かく描き込んで、デザイナーに指示を出した。
プロデューサーとして、企画に関する作業工程を全て把握。
必要な箇所で自身もプレイヤーとして動きながら全体を監修するため、短い準備期間でも形にすることができるのだ。
開催後も活きるメリット
紘大 コロナが緩和されて、数年ぶりにイベントや見学会をやろうとしている工務店さんも多い。しかし「単にSNSで集客して、1日イベントをやって、それで終わり」の場を設けても、次に繋がらないと思っていて。
本企画はそれ以外の大きな目的の一つに「素材確保」があった。
SNSやHPなどで宣伝する際に必要になる、画像や動画素材。
乏しくなりがちなそれらは、魅力を知ってもらうための大事なもの。今回、1日で数か月分の素材を確保することができた。
それだけではない。
まごころ本舗の社員と、紘大さんがキャスティングしたコーダーやデザイナー他、外部の人材が協力する場面が生まれた。そのおかげで、双方新しい刺激を感じ、良い勉強の機会に。若いスタッフのモチベーションUPにも繋がっているという。
大きなメリット
・物件の宣伝
・場所と心をデザインする、これまでできなかった事業へのチャレンジ
・良い素材を確保する
・若いスタッフの自信＆スキルUP
紘大 見学会などを「やって終わりのイベント」と括ってしまうと、画一的で物件の魅力が見えてこない、結果が残らないものになってしまう危険があると感じています。
場所をデザインする。そうすることで、お客様やスタッフの心をデザインする。そうして、愛着の湧いた物件を購入したい、という気持ちが生まれてくるんです。
せっかくオフラインで足を運んでもらうなら、物件を好きになってもらいたいですよね。
一生懸命形にした物件を、しっかりとお客様に届けるために。
「場所と心のデザイン」でお力になれることがあれば、いつでも声をかけてください！
概要まとめ
新潟市北区浦木に新しい暮らしを提案するイベントを開催
まちと自然がつながる浦木の暮らし
2023年4月22日(土)に、株式会社まごころ本舗さんのお声がけにより、新潟市北区浦木の分譲地にて、新潟市内の広大な敷地で外との中が一体となった暮らしをご提案するイベントを開催。お庭でBBQをしたり、お子様やペットとのびのび庭遊びが楽しめる分譲地です。北側には新潟らしい一面の田園風景が広がり、四季を楽しみながらゆったり暮らしの提案型イベントへのチャレンジです！
会場：新潟市北区浦木173
専用ホームページはこちら
まごころ本舗公式インスタグラム@mgkrhnp
【 限定公開】新潟市北区浦木に新しい暮らしを提案するイベントを開催
まちと自然がつながる浦木の暮らし
デイリーライブス記事
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ホームページ
http://niigata-yamorisha.com/
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