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素敵な休日*フィンランドの光を見つめて

写真家、横田裕市さんの写真展「フィンランド 冬の光」に行ってきた。



今日はギャラリートークもあるとのことだったので、その時間を狙って行ってみた。まずは素敵な文字がお出迎え。私好みの白壁&黒文字…!好き!

正直言うと、フィンランドもオーロラも、そこまですごく興味を持ったことはない。テレビなどで観て、わぁー綺麗だなぁ、すごいなぁくらいの感想しか思い出せない。

今回の写真展も、緑色の淡いベールがかかったのような神秘的な写真がたくさんあるものなのかしら、とぼんやり思っていた。

知らない写真家のフィンランドの写真展だったら行かなかっただろう。よこいちさんだからこそ観たいと思ったし、ネット上ではなく自分の目で観に行こうと思ったのだ。


写真展では撮影OKだったので少しおすそ分け。

でた!オーロラ!この世のものとは思えない神秘さ。ご本人のトークで語られたのが、オーロラの写真は横で撮られることが多い中、縦の構図であること。確かに…!オーロラの写真って圧倒的によく見るのが、広角で左右に広がっている壮大な写真というイメージな中、縦にぐわっとくる力強さ。

まさに圧巻の、息を飲む一枚。

ちなみに珍しい紫のオーロラの写真もあって、それがとても美しかった。
壮大な空の下、肉眼で見るのと写真で撮るのとでは色の見え方も違うらしい。オーロラって不思議で、とても興味深い。


これ好きだ!と思った一枚。が、その後で出てきた対になっている一枚がもっと好き。しかし展示場所的に写真が撮れなかった(人様の邪魔になってしまう)ので、是非実際に観に行っていただきたい。

これもめちゃくちゃ好き。私の大好きな奥様ゆりさんもお気に入りだとトークの中でよこいちさんがお話しされていて、なんだかほっこりした。横田夫妻すき…!


普通に観ていたけれど、トークで「ローソクの火で周りの雪が溶けないんですよ」と聞き、確かに!となった一枚。それほど外気が極寒ということ。すごい。

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これっぽっちで「フィンランド 冬の光」を観た気になってはいけません。


iPhoneのカメラ越しじゃわからない良さが、写真の質感。

日本の和紙にプリントしたフィンランドの冬景色

よこいちさんがこだわった見所のひとつ。この和紙での印刷がとにかく最高。離れて観ると、立体に浮き上がっているように見える。

上質な絵画のようなやさしい表現。

その世界に触れたくなるような、あたたかさ。

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フィンランドもオーロラも大して知りもしなかったのに、ぐっと惹きこまれて、寒さを少し疑似体験するかのような、そしてその後しばし放心するような、そんな写真展だった。

思い出してまた、ほぉっとしてしまうほどに。

これは是非とも実際に観ていただきたい。
14日までなので、是非。


横田裕市作品展
「フィンランド 冬の光」 
【会期】
2月1日〜14日 入場無料
11時〜19時 会期中無休
【場所】
ソニーイメージングギャラリー銀座
〒104-0061
東京都中央区銀座5−8−1
銀座プレイス6階
東京メトロ銀座駅 A3,A5出口でてすぐ
TEL : 03-3571-7606
展示詳細Webページ
https://www.sony.co.jp/united/imaging/gallery/detail/190201/



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