書くことが怖くなった時のために、置いておきたい言葉があるんだ。

あなたの紡ぐ言葉は、私の力にもなるし、あなたの力にもなるよ。


"晴れても降っても 
君の声はマジェスティック
繰り返す日のあちこちに潜む奇跡
振ってごらんよ
折れない魔法のスティック
シンフォニーのように
言葉は震え響きだす"

ポッキーのCMで聴いた事がある人もいるでしょう、B'zのニューアルバムにも収録されている、マジェスティック 。私はこの曲が大好きだ。とってもとっても大好きだ。聴いていると、拙い自分を肯定されているようで、大きな優しさで包み込まれるようで、涙が出る。

アルバムが出たあと母と電話していると、母も今回のアルバムでマジェスティックが一番好きで、聴いていると涙が出ると言っていた。CMで聴いた時と1曲通して聴くのとでは随分と印象が変わるね、と言って親子で褒め称えた。

+++

"ちょっと聞かせておくれよ
君の話 紅茶を飲んで
面倒くさがらないでよ
今日会った人 笑っちまったこと"

これ、エッセイや日記を書いている人や、毎日投稿に苦戦している人にもすごく言いたい。読むときの気持ちとしては、こういう温度感なんだよなぁ。ねぇ、ちょっと聞かせてよ、って。難しい話もいいけど、今日あったこととかさ、笑ったことなんかを聞かせてよって。長くなくてもいいからさ。そういう文章が、心地よくて尊いこともあるんだよって。


"大好きなことを隠す必要はない
自分は自分だ"

オオゼキようこさんもオオゼキ愛を隠すことなく爆発させていたけれど、大好きなことを隠す必要はない。たとえ意外と言われようと、イメージと違うと言われようと、何言ってんだって言われようと、大好きなことを隠す必要なんてない。私は声を大にして言うよ、B'zとTHE YELLOW MONKEYが大好きだって。


"胸に秘めた欲望(おもい)
あるなら解き放てばいいよ"

やりたいことがあるんだ。なりたいものがあるんだ。でも、怖くって言えなくて。なれっこないよって馬鹿にされんじゃないかって。
書きたいけれど、勝手に生み出したしがらみで雁字搦めになって躊躇して、ぐつぐつと奥底で燃やしてやいないかい?本当はあるんだろ?って、見透かされているような、そんな気がしてハッとする。



"晴れても降っても 
君の声はマジェスティック"



心が晴れている時でも、雨模様な時でも、君の声はマジェスティック(雄大な、威厳のある…)だよ、とB'zは高らかに歌う。

ポジティブな言葉も、時にネガティブな言葉も、君の言葉はマジェスティックだから、ためらわないで語ってごらんよ、と。


"繰り返す日のあちこちに潜む奇跡
振ってごらんよ 君だけの魔法のスティック
シンフォニーのように
はだかの声で奏であおう"

私の言葉で、素直な気持ちを、丁寧に丁寧に綴っていきたい。それでいいんだよ、と言われたような曲だった。繰り返す日にもあちこちに小さな輝きは潜んでいて、それを忘れないで見つけていきたい。


+++

この先、書き続けていたら書くことが怖くなる時もあるでしょう。そんな時は、この曲を聴きながらまたパワーを貯めようと思う。きっと、今日のこのnoteに私は救われると思うんだ。

私が紡いだ言葉は、今誰かのパワーになるかもしれないし、いつか空っぽになったときの自分のパワーにもなるでしょう。


晴れても降っても、あなたの声はマジェスティック*






サポートとても嬉しいです。凹んだ時や、人の幸せを素直に喜べない”ひねくれ期”に、心を丸くしてくれるようなものにあてさせていただきます。先日、ティラミスと珈琲を頂きました。なんだか少し、心が優しくなれた気がします。