転換点
選択を繰り返すことによってその時の生活が変わる。
選択は自身の意思が反映されるものもあるが、他人の選択に依存するものもある。
例えば、恋人が結婚相手として自分を選ばなかった。という選択は、その後の自身の人生に大きく影響するが、それは自分で選択したものではない。
人生はそうして積み重なっていくのだなと思えるようになった。
それと同時に、世論というものはあてにならないということも。
自分の人生、なにがしたいのかをずっと考えている。
結論は明白で、「自分を満足させること」だった。
自分が自分を満足させる。矛盾しているようで、この言い方が最も適切だと思っている。なぜならば、自分はいくつも存在するからだ。
生きていく上で目標を設定すること、ある一点を目指すことは大事だ。
そうしなければ、余事に苛まれて時間を浪費する。その割に成果を得られない。そうして時間は過ぎていき、なにも得られず不満を抱く。不満は積み重なって自責となる。自分に対する自信の喪失は人生に対する失望感につながり、せっかく生きているのに、それをつまらないものに変容させる。
そんなことではつまらない。
自分を満足させることのみを考えて生きてみる。
案外難しいが、それをのみ見つめながら生きてみることにした。
ここまでには、満足を感じることのできる自分の形成に時間を費やしたが、それが成ったからこそそれを実行することができると思った。
人生は長いようで短い。
人生を最後まで生きたことはないけれど、1年を経験することでそれを想像することができる。のうのうと生きるこことと、厳しく生きること。そのどちらに満足を覚えたか、自分の経験に問いかけると、どうやら後者に対して私は満足する。
だから、そうしようと思い至ることができた。
眠ることができなくなった、休日の深夜に書いたこと。
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