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彼女は活発に動き回っている。 まさに縦横無尽に世界を駆け回っていた。家の中で。 体を置き…
毎日同じような生活して、つまらなくないの? 習慣は大事だとか、朝ごはんは必ず食べるとか、…
忙しなくすぎる毎日っていう言い回しはその通りだと思っていた。毎日毎日予定があって、それは…
彼女にとって本屋に行くことは無意識の習慣で、街に出ると結局本屋に行く。 週に4回も同じ本…
1日に自分が何人もいることに気づいた。 それはいつの間にか入れ違っていて、気づいたらさっ…
人は人のことを自分の想像の中に入れたがる。 彼女はそれを嫌う。 自分が人の想像の中に入れら…
夜の口寂しさを埋めるのに、ほうじ茶を飲むようになった。 お酒を毎日飲むのは疲れるし、珈琲を飲むと眠れなくなる。緑茶もそうだ。 ジュースは飲みたいときもあるけれど、そうでないときもある。 ほうじ茶がいちばんだった。 飲んで眠くなることはないし(もしかしたらそうでないのかもしれないけれど、私の中でそういった先入観や知識がない)、香りが心地良い。飲んだときの鼻に抜ける香ばしい匂いは1日を終える時間にとてもふさわしいと思えた。 暮らしはじめて何回も買っては割ってを繰り返してきた
滞りなく過ぎていく毎日は彼女にとっての理想だった。 朝起きてから夜眠りにつくまでのあいだ…