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カビが宇宙飛行士の未来を救う!?

どうも、KOUです。

ジメジメしていた梅雨から一転、暑い日が続いていますね。
梅雨の間は本当毎日のように湿度が高くて、
家にカビが生えてしまうのではと思ったくらい。

さて、今回はその「カビ」に着目。

なんと、今ある分野でカビの可能性が示されています。
その分野とは「放射線」です。
たまには僕の仕事の専門分野から話しますね。

チェルノブイリ原子力発電所事故。
福島の事故の時に何かと比較されたことからも
知っている方は多いのではないでしょうか。

1986年にウクライナで起きて、
最大の原子力発電所事故と言われているほど
大量の放射性物質が放出され
今なお立ち入ることが禁止されている場所があります。

しかし、そんな環境下で生育しているカビがあるんです。

そして、そのカビはなんと放射線により
養分を生成している
のではと考えられています。

過酷な環境で生き抜くために生命は対応するよう進化する
なんていいますけどまさにその例そのもの。

この放射線に耐性のあるカビを使って放射線を防護しよう
と考えているのが宇宙分野。

あまりイメージがわかないかもしれないですが、
宇宙にいると毎日のように大量の放射線を浴び続けます。

ちなみに普通に地球にいても浴びますし、
上空にいくほど受けるため、飛行機のパイロットやCAさんは
実は結構浴びてるんです。

どれくらいの量を浴びているかというと、
宇宙飛行士が18ヶ月かけて火星を往復する探査に出たとして
レントゲンを1万回受けたのと同じくらい浴びます。
かなり浴びてますね〜。

今はそれを防ぐため、金属等でシールドを作っていますが
それを身につけるためいかんせん重いわけです。

これがカビを利用できるとなればかなりの軽量化に。

そんなわけで今国際宇宙ステーションにカビが
持ち込まれて研究が進んでいるという状況になります。

意識していない人からしたらただのカビでも、
見る人が見たら画期的な発明の礎になるかもしれない

なんて面白いですよね。

こんなことはよくあると思います。
ある人にとってはなんて事のないものやいらないものでも
人によっては重要だったり、欲しいものだったりと。

色んなアンテナを張って敏感に反応できるようになりたいですね。

では。



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