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2022Jリーグチーム別考察#52 ~アスルクラロ沼津編~

 みなさん、こんにちは。
 ついに今年のJリーグも開幕し、気分も高揚していることでしょう!
 今回は、2022シーズンの各クラブの戦力や目標を見ていきたいと思います。
 今回は、アスルクラロ沼津編です。
 なお、情報は全て2022年3月26日現在です。
 なお、画像は肖像権、著作権対策のため、加工しています。

クラブスタッフ

選手の移籍

スカッド評価

 ここでは、今シーズンのアスルクラロ沼津のスカッドを評価していきたいと思います。
 「継続性」以外の全ての項目で18点満点で評価したいと思います。
 評価した後に、理由を述べていきます。
 なお、点数はJ3 1位を18点とし、2位を17点…。18位は1点となります。
 「継続性」は監督の就任年数×3をしています。

スタッフ 1点
継続性 9点
GK 7点
DF 4点
MF 2点
FW 3点
合計 26点(17位)

スタッフ

評価:1点

 下位に沈むことが多い、チームで昨季も15チーム中14位と下位に沈んでしまいました。監督やコーチングスタッフは昨季からの継続路線であり、そこはポジティブな要素であると言えます。
 今井監督は1989年のホンダ技研での監督を監督キャリアのスタートとしている指導者で指導歴に関しては非常に長いものがあります。一方、沼津以外のJクラブでは福岡で途中解任。徳島で1シーズンのみの指揮となっており、結果を残せていない印象です。
 沼津でも継続して指揮を取ってはいるものの、結果を出しているかと言えばそうではなく、低い評価にせざるを得ません。

GK

評価:7点

 昨季、20試合に出場し、守護神であった大友選手はJ2のモンテディオ山形へと移籍をしてしまいました。昨季、8試合に先発出場した野村選手は今季も残留している状況です。
 獲得選手に目を向けると、グルージャ盛岡より、武者選手。名古屋グランパスより三井選手を期限付き移籍で獲得しています。
 どちらの選手も主力だった選手ではありません。一方で、野村選手はシーズンを通してレギュラーとして活躍したことはありませんが、実力は確かな選手です。そのため、7点という評価にしました。

DF

評価:4点

 昨季までの主力選手がJ3の他クラブへと移籍ということはなく、主力選手は軒並み残留したと言えます。獲得選手に目を向けると、東京ヴェルディより期限付き移籍で獲得していた安在選手を完全移籍へと移行しました。
 右サイドバックですが、昨季主力であった安在選手が今季より完全移籍でチームに加わったため、そのまま主力になることが濃厚であると言えるでしょう。上位カテゴリーでの経験もある選手でそこが揺らぐことはないと思います。一方、控えには国士舘大学より加入した前川選手を入れています。170cmと決して大柄ではありませんが、サイドバックとして完成度の高い選手です。
 左サイドバックは、大迫選手を入れています。昨季は、濱選手の方が出場機会が多かったですが、開幕戦では、濱選手はインサイドハーフで起用されており、ユーティリティープレーヤーとして起用されていくと思いましたので、大迫選手をファーストチョイスに入れました。
 センターバックは、昨季も絶対的主力であった藤嵜選手は今季もレギュラーとして起用されると見て問題ないでしょう。一方、昨季は徳武選手、後藤選手がペアを組んでいました。が、2選手とも移籍をしてしまったので、開幕戦ではFC大阪より加入した附木選手が起用されました。井上選手は、昨季も8試合で起用されましたが、この様子ですと今季は附木選手がファーストチョイスであると言えそうです。

MF

評価:2点

 4-1-4-1というシステムを採用する上で、ワンアンカーの重要度は非常に高いものとなっています。
 昨季は、4-2-3-1を採用することもありましたが、4-1-4-1では、4-2-3-1よりもアンカーの選手に求められる守備のタスクが大きくなります。
 昨季もボランチとして24試合に先発した菅井選手は主力となるでしょう。今季はキャプテンに任命されており、主力としての期待値が高いことが伺えます。J3のヴァンラーレ八戸、アスルクラロ沼津で100試合程度にそれぞれ出場した経験があり、J3での経験値はチーム随一です。
 経験豊富な伊東輝悦選手と、昨季ダブルボランチでは菅井選手とペアを組むことも多かった徳永選手が控えにいるという状況は他のポジションよりも良いものであると言えます。
 インサイドハーフ2枚に関しては、試合によって本職はサイドバックの濱選手が起用されることもあるでしょう。かねてより、ユーティリティプレーヤーとして名前を馳せており、昨季もサイドバックのほか、ボランチでも起用されていた選手で、開幕戦ではインサイドハーフで出場しました。濱選手がサイドバックで起用された際には、京都ユースより加入した将来有望な遠山選手を軸としながら、佐藤選手や鈴木選手など昨季も出場機会を掴んだ選手を併用していくことになるでしょう。
 左サイドハーフに関しては、昨季多くの試合に出場した高橋選手が退団をしてしまったので、左右どちらでもプレーをすることができる染谷選手がメインで起用されることになるでしょう。控えに入れているブイ選手はいまだに来日しておらず、起用に関しては不透明です。また、インサイドハーフの控えにも入れている佐藤選手を左サイドハーフの2番手に入れています。
 主力であった染谷選手が左サイドハーフで起用される右サイドハーフは、北選手が主力でしょう。昨季は、28試合リーグ戦がありましたが、染谷選手が先発をした24試合を除く4試合では北選手が先発しており、新たな補強もないことからこのように考えました。

FW

評価:3点

 最前線に関しては、メンバーの入れ替えは少ないポジションでした。昨季も19試合に先発した渡邉選手は、21試合出場7ゴールとある程度の結果を残しました。
 一方で、今オフでは横浜Fマリノスの下部組織出身で、将来を嘱望されていたブラウン・ノア選手が加入しています。なかなか、Jリーグの舞台で結果を残しているわけではありませんが、開幕からスタメンで起用されておりブレイクの兆しを見せています。

スカッド

予想フォーメーション

システムは開幕戦でも採用した4-1-4-1と予想しました。起用法も、開幕戦を基準に考えました。

目標

現実的な目標は、「下位脱出」になるでしょう。
これまでのJ3での成績を見ても、下位グループを脱出することが現実的な目標でしょう。戦力的に充実しているわけではありませんが、戦術がハマれば実現可能な成績です。

最後に

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