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お笑い芸人「コットン」さんに、いつかインタビューできたなら


こんにちは。こっとんです。

私が「こっとん」を名乗り始めたのは高校生の頃。今から10年以上も前の話である。

本名の「まこと」という名前から、友だちが命名してくれた、なんともかわいらしいニックネームのこっとん。それ以来、高校時代の友人からは「まこっとん」や「こっとん」と呼ばれている。

中性的な名前であるゆえ、小学校時代は紙面上の表記だけをみて点呼をすると、悪気なく「まことくん」と呼ばれることもしばしば。当時はそれが本当にショックで、なんで男っぽい名前をつけたのかと母親を咎めたこともあった。もちろん今は「まこと」という名前も気に入っているのだが。

自分の名前をどこか不面目に思っていたので、高校時代に響きも字面もイメージもかわいいと思えるあだ名をつけてもらえて、救われた。よく考えればコットンって綿という意味で、男っぽいとか女っぽいとかない名詞なのに、なんだかかわいい、柔らかいイメージを纏っているのは稀有ではないか。
いろんな人から自分が気に入っているあだ名で呼ばれるのは嬉しかったし、「こっとん」は私のアイデンティティの一つになっていった。

しかし、最近「こっとん」と言ってまず思いつくのは、お笑い芸人の「コットン」さんではないか。
周りの人が思うイメージももちろんそうだと思うし、私も「こっとん」と言えば、自分のあだ名でも、綿でもなく、真っ先に「コットン」さんを想像する。

去年のキングオブコントで、シュールな設定と役に完全に憑依した演技で準優勝に輝いたコットンさん。自称お笑い好きな私だが、コットンさんのネタを見たのは去年のキングオブコントが初めてだった。

決勝戦の予選で【証拠】のネタを見たときは、実際に浮気証拠隠滅バスターという仕事人を見たこともないのに、なんかわかる!!!たしかに!!!と頷きながら腹を抱えた。


(もし共感してくださる方がいれば、ぜひお話したい。)


先日お笑い好きな高校時代の友人に久しぶりに会った際、「最近はコットンが好きでさ〜」と話したら、「「コットン」被りやん!」と威勢の良い素晴らしいいじりをしてくれて見せた。「でも「こっとん」の方が先なのにね!」と付け加えながら。私ったら、全力でツッコミをもらいにいったみたい。


そうなの!コットンさんは2021年4月にラフレクランというコンビ名から改称して、コットンになっている。対して私は2012年にはもう、こっとんと呼ばれていた。

「こっとん」使用歴は私の方が圧倒的に長いのだぞ〜ワッハッハ〜と1ミリも思わないことはないけれど、あだ名は先願権を持っているわけでもないし、後とか先とかでメラメラしているわけでもなく。

それより、私が気に入っている「こっとん」を、私自身が推せる「コットン」さんのイメージで強化してもらった感覚なのだ。


もしライターとして稼げるようになって、
「こっとんの由来って?お笑い芸人のコットンと関係ある?」と聞かれるようなことがあればこっちの想定通りだな、なんて考えてニヤつく。非常に浅はかである。


お笑い好きなのは、お笑い芸人という職業をリスペクトしているからというのもある。だから、いつかお笑い芸人さんをインタビューしてみたいと思っているけれど、公私混同になるのかな?

でも、あの方たちの頭の中がどうなっているのか思考が気になりすぎるのだ。

あのネタはどうやって生まれたのかとか、あのネタのあのセリフってどうして思いついたのかとか。
普段何に興味を持っているのか、そしてどんなインプットをしているのか。
自分たちのお笑いが世間から評価されない期間には、どんなことを思っていたのか。
どんな生き方をしてきて、お笑いに繋げているのか。

直接答えを聞けたらどんなに幸せだろうか。

もしも「コットン」さんにインタビューすることが叶うならば、必ず言いたい。

コットンって名前、素敵です!と。

覚えられにくいという理由で改称したコットンさん。名前を変えたことが広く認知されはじめた唯一の理由ではないと思うが、今、「コットン」をどのように捉えているのか聞いてみたいな。


サムネ写真出典: https://ananweb.jp/news/458454/




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