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「あ~、身体がヤバい!とりあえずファスティング(=断食)しとこう。」急遽2日間だけやるつもりが、7日まで延びた体験記 ~その①~ つらくない&若返るファスティングのやり方を全公開!

実は先々週の3~4日、ずっと体調が悪かった。恐らく、週末のカニ釣り(カニ釣りについては、こちらの記事を読んでね)で無理し過ぎたのだろう。前夜に緑茶を飲んだせいで眠れず、睡眠2時間程度で出掛けたのだから、完全に寝不足だったのだ。

そのまま『カニ釣りゲーム』に没頭し、テンション・マックスで帰宅してカニを料理し、休む暇が無かった。カニ釣り仲間が準備してくれたインスタント・ラーメンを食べたのも、腸に負担がかかった気がする。(私はインスタント・ラーメンを食べると、お腹が張って体調が悪くなる。)

久々に、産後の体調不良が戻った感じ。動こうにも、動けない。ちょっと家事をやったら、すぐダルくなってソファーに横になり、子供の世話をしては横になり・・・を繰り返す。頭も回らないので、家事をやるスピードも落ちる。
「あ~、そういえば、こんな感じだったな」と当時の身体の状態を思い出す。あの状態が8年近く続いた・・・。あの頃と比べると、最近はずいぶん回復していたんだな、とも改めて思った。

こんな状態が3日続き、溜まっていく洗濯物。洗っても洗っても減らないシンクの洗い物、散らかった部屋・・・。以前は、それでも子供たちが保育園に行ってくれたから、その間になんとか家事ができた。でも、今はコロナの自宅待機で、オンライン授業も学校の課題も家でやるため、そっちの世話もしなければならない。

「あ~、もうこのままではヤバい!決定打を打たねば」

ということで、急遽、水曜日の朝からファスティング(=断食)を開始した。3日後の土曜日には他の家族とBBQ(バーベキュー)をする予定が入っていたので、そこで食べない訳にもいかないだろう。ということで、前日の金曜日を回復期として、水曜・木曜の2日間でやることにした。

【1】起きてすぐの歯磨き後(これについては、こちらの記事を読んでね)、先ずは、朝一番の「レモン・ソルト水」。レモン半分を絞り、天然塩小さじ1を温かいお湯で割って飲む。デトックスを促す効果があるそうだ。

【2】次に、「デトックス・ハーブ・ティー」を煎じる。昨年ハーブ・ファスティング・クラブ(それって何?という方は、こちらの記事を読んでね)で、6ヶ月間のコースを受けた時に余っていたもの。今はコロナで航空便が止まり、ハーブ・ティーが船便でしか送れないので、到着を待っている状態だ。(2~3ヶ月かかるらしい。涙)だからこの余ったハーブ・ティーは今の私にはとても貴重。でも身体も緊急事態、これを投入するしかない!!

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このお茶を飲むと、すぐに力が沸いてきた感じがする。そんなにすぐには効くはずなさそうだが・・・単なるプラシーボ効果?でも、溜まっていた家事が少しこなせるようになった。特に、私だけかも知れないが、

このお茶を飲むと「食べたい欲求」が抑えられて、ファスティングが上手くいく。

実は先週、「この貴重なお茶は使わないようにしよう」と思って、ファスティングを始めようとしたが、子供に作った朝食が美味しそうで、つい食べてしまい、ファスティングできなかった。次の日もチャレンジしたが、やはり食べ物の誘惑に負けて失敗した。でも、今日はこのお茶のお陰で、子供の朝食に美味しそうなフレンチ・トーストを作っても、全く食べたいと思わない!上手くいっている!

【3】お茶の後には、「コールド・プレス・ジュース」を準備する。
(注:コールドプレスジュースとは、スロージューサーと呼ばれる低速回転のジューサーで、材料に熱を加えず(コールド)、強い圧力をかけてすりつぶして(プレス)搾ったジュースのこと。)
ミキサーやブレンダーを使うと、高速回転するうちに材料が加熱され、ビタミンや酵素が失われてしまうが、スロージューサーならそれが起きない。食材の栄養素を最大限に摂ることができる。また、スムージーと違って、野菜や果物の繊維部分を含まないため、消化が早く栄養吸収率も高い。コールドプレスジュースなら、胃腸への負担を最小限に抑えつつ、必要なビタミンや酵素をたっぷり摂取できるので、ファスティング中の栄養補給にピッタリなのだ。
「何か食べたい」という気持ちになった時や、エネルギー不足を感じる時、すぐ飲めるように、多めに作っておく。今日は家にあったもので、とりあえず作る。

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私は「車は、安全で走れば良い」というタイプなので、見た目や美味しさはこのジュースには求めない。ぶっちゃけ「安心な素材で、飲めれば良い」。このジュースをファスティング中に飲む一番の目的は「野菜と果物の生の酵素を摂ること」なので、それだけに注力して作る。

りんごの種には微量ながら「アミグダリン」という物質が含まれていて、これは消化管の中でシアン化水素(青酸配糖体)という毒性物質になるため、種は必ず取り除く
でも皮はそのまま皮にこそファイトケミカル&酵素が沢山あるので、使わなければ勿体無いのだ。但し、ワックスや農薬が付いている場合は取り除く。アメリカのコストコでは、無農薬の野菜や果物が安く手に入るので助かる。『USDA ORGANIC(米国農務省のオーガニック認証:世界で最も厳しい認証と言われている)』のマークを探せば、簡単に無農薬が見つかるので便利だ。

韓国で買ったHurom(ヒューロム)社のスロージューサー登場。半日断食(はんにちだんじき=半日だけ固形物を摂らないこと)を始めた頃に買ったので、もう4年近くなる。緑の葉物を先に入れて、りんごや人参で押すように入れると上手くいく。

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見た目は微妙だが、味はまあ美味しい。ゆっくりと”噛みながら”いただく。ファスティング中は、固形物を食べないせいで咀嚼(そしゃく:噛むこと)が減って、唾液の分泌量が減り、消化不良や口臭・虫歯が発生しやすくなるので、なるべく”噛む”ことを意識する必要がある。
野菜と果物の生の栄養が、身体に浸み込んでいく・・・。2杯作って、1杯だけ飲む。もう1杯はラップをして冷蔵庫に保管。1日は持つので、その都度飲んでいる。

【4】次に、あの有名?な「完全無欠コーヒー」を作る。
(注:完全無欠コーヒーとは、『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』という本で紹介されたもの。牧草で育てられた牛の乳で作られたグラスフェッド・バターからできた「ギー」と、MCTオイルをコーヒーに入れて朝に飲むことで、朝食を摂らなくてもエネルギーが溢れ、ダイエット効果もあるとしている。)
ただ、私は最近コーヒーを止めたので、コーヒーの変わりに飲んでいる「Teeccino(ティーチーノ)」というハーブ・コーヒーを使う。(これに関しては、いつか別の記事で紹介したい)

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MCTオイルとギー・バターを茶さじ1杯ずつ、少量のコーヒーに入れて、ブレンダーで撹拌(かくはん)した後、それをコーヒーに混ぜて飲む。ブレンダーは日本のダイソーで買って来たもの、100円だった(上の写真の左下)。MCTオイルとギー・バターは、ブレンダーを使うのが絶対おすすめ!!使わないでそのまま混ぜようとすると、上に浮いてきて非常に飲みづらい。味にこだわらない私も、さすがに「おえっ!」となって辛い。

このMCTオイル&ギー・バター入り「完全無欠コーヒー」は、エネルギーの補給になるので、

ファスティング中に、もしクラクラした時には、これを飲めば解決する。

これも多めに作っておく。

ちなみに、写真のMCTオイルとギー・バターは、アメリカのコストコで、大容量で売っている。量は通常サイズの2倍あるのに、お値段は通常サイズとほぼ同じ。この2つは必ず並んで置いてあるので、さすがは「完全無欠コーヒー」のお膝元(ひざもと):アメリカだけあって、世間一般に浸透しているのだろうと想像できる。ついでに言うと、英語では”Bulletproof coffee(防弾コーヒー:弾丸を防げるくらい元気が出るコーヒー)”と呼ぶらしい。

朝は作るものが多いが、これで終わり。

【5】後は昼と夜のために、「ファイトケミカル・スープ」を準備しておくだけ。これは多めに作り置きして、朝と晩に温めれば、ファスティング中ずっと使える。
(注:ファイトケミカル・スープとは、ハーバード大学式 命の野菜スープという本を書いた医学博士・高橋弘さんが第一人者で、植物の持つ「ファイトケミカル」という抗酸化作用たっぷりの成分を摂取することで、美肌&若返り効果や、がんや糖尿病・アトピーなど、さまざまな病気の予防に効果があると注目を集めている。詳しくは、こちらのサイトに載っている。)

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「ファイトケミカル・スープ」の基本の食材は、

人参、キャベツ、玉ねぎ、かぼちゃ

この4つだ。キャベツも玉ねぎも、赤い方がファイトケミカルが豊富なので、私は普段でも紫キャベツ赤玉ねぎを使っている。
この野菜たちも、ファイトケミカルを多く含む皮は捨てずにスープに入れたい。ただ、皮付きだと家族が食べる時に不評なので、皮はいったん取り除き、ダシ・パックに入れて投入する。

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ここで、私は、豆類の植物性たんぱく質も補給したいので、レンズ豆やひよこ豆を入れている。(写真は、赤レンズ豆と緑レンズ豆。)レンズ豆・ひよこ豆なら、スープで煮込むとやわらかくなって、家族にも食べやすく好評だ。

他にも、色んな野菜を入れると良い。セロリ、にんにく、しょうが、ネギなどの香味野菜は免疫力アップと冷え性解消の効果があるし、ビーツなどの栄養価の高いスーパー・フードも特におススメだ。しかし、うちではこれも家族に不評なので、不評食材・皮や種の部分だけ、別の鍋でスープを作って、自分で飲むときだけ混ぜて飲んでいる。

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写真の上が「家族用スープ」、下が「不評食材&皮・種スープ」。
適当に野菜をザクザク切って、鍋に入れ、水を入れて煮込むだけ。ただし!ここでポイントが。(ここ大事!テストに出るよ~)

(1)ファイトケミカルをより多く抽出するためには、油があった方が良いので、オリーブ・オイルを大さじ1杯だけ加える。

(2)ファイトケミカルが抜け出してしまわないように
しっかり蓋をしてから煮込む

(3)沸騰したら、弱火でコトコト30分煮込む
30分煮ることで野菜の細胞壁が壊れ、ファイトケミカルが煮汁に出て、体内に吸収しやすくなる。

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スープが出来たら、固形物は取らずに、上澄みのスープだけを皿によそう。そこにMCTオイルを入れるのだが、ここでもやはり、ブレンダーで撹拌した方が飲みやすくなる。MCTオイルは、140℃で発煙し焦げ始めるため、加熱しないように注意すること。スープを皿に注いだ後に加える方が良い。お好みで少量の天然塩を加えると美味しくなる。

こんな感じで2日間過ごした。1年前にファスティングを始めた頃は、2日目が少し辛かったが、今回はもう慣れたのか、そうでもなかった。激しい運動はできないが、普段どおり縄跳びも毎日500回飛んで、普通に家事と育児ができた。何より、体調が回復し、家事のスピードが段違いに速くなった。

やっぱり、やって良かった、ファスティング!!

(次回に続く)

私の使っているファスティング用のハーブ・ティーは、フランス式のメディカル(=医療用)・ハーブを使ったもの。
「ハーブ・ファスティング・クラブ(略してHFC)」で購入できる。詳しく知りたい方、興味のある方は、今は無料体験をやっているので、次のリンクから見てみて欲しい。
https://frdirect-asp.com/l/c/aBOag8BX/4kcqGHnI

なお、上記に公開した「つらくない&若返るファスティングの方法」も、ハーブ・ファスティング・クラブ(HFC)の代表の織田剛(おだ たけし)さんに教わった事をベースに、私が調べてアレンジを加えたもの。
織田さんに今回のやり方公開について確認したところ、「全部出して良いですよ~!」と何とも気前の良い快諾を頂いた。
「そんな太っ腹な織田さんって、どんな人!?顔が見たい」という方は、Youtubeに健康情報の動画などをアップしておられるので、こちらもご覧いただければと思う。
https://www.youtube.com/channel/UCJxss3CRTSBi-moJpn0Z1OQ


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