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思春期・更年期の「いやいや期」は、女性ホルモンと連動している

思春期のフクザツな心とカラダは更年期と似ている、と思っている。
娘とは「お姉さんのイヤイヤ期っていうのがあってね、その頃に生理が始まるの。だから、理由がないけど、イライラしちゃう時が増えてきたら、それは大人の入り口かもね」と言ってある。

思春期も更年期も低年齢化している、と言われているけれど、
それも時代の情報過多も原因の一つかもなぁ、と。
情報が多いから、頭の中も雑多になる。
その分、「守りの姿勢で選ぶ」ことをしがち。
安全なモノはどれかな?これを選ぶと危ないかも!と選ぶ時にこう行った注意が無意識に働いている。

こどものからだラボの取り組みで8年。
その間、年々「起立性障害」が増えている気がするのは、
こう言った仕事をしているから、相談されるのか?とも思うのだけれど、、、、

でも、起立性障害を起こすお子さん達は、体の面で言えば、女性が女性らしくなるエストロゲンが増える時期でもあるんです。

でも、婦人科の領域ではなくて、小児科〜内科→最近は「思春期外来」がある。

婦人科とうまく組み合わせて見ていくと良いんじゃないかな?と感じることが多い。
エストロゲンの変動って、本当に「心」に直結しています。
それは、きっと女性は生理周期と共に、感じている事がいっぱいあると思うんです。

女性ホルモンの分泌量は緩やかに増えて、緩やかに減るのが理想的。

思春期は緩やかにテイクオフ

更年期は緩やかにランディング

以前、Twitterでも出てきたテーマです。

ママのためのからだ塾でも、女性ホルモンを取り上げて見たけれど、エストロゲンが過多になっていく要素が強まると、不調が出やすいのかもしれない。

起立性障害のお子さんには、予兆的なものが出てくる。
初潮の前に、体調を崩しやすい時が多かったりも。
関節の痛みを訴えるお子さん、腹痛、偏頭痛などなど・・・

交感神経が優位になりやすいお子さんに、
そう言った予兆が出ているのかもしれません。

これは、「性格」という所でもある。

頑張り屋さん
真面目
勉強大好き、読書大好き
目や頭を酷使することが多い
運動が大好き、ずっと動いている
テンションが上がりやすい
緊張しやすい
背中を丸めていることが多い
など・・・

最近では、HSC(ハイリーセンシティブチャイルド)のお子さんなんかは、起立性障害に近い症状が出たりしていますね。

敏感な反応=自分を守る

という交感神経が防御に働くケース。
だから、日中の交感神経が優位になりすぎて、睡眠になかなか入れない、
もしくは起きることができない、などです。

ヒトが交感神経優位になる時は、自分を守る時、もしくは攻撃する時。

守らなくてもいいや〜とホッとする
攻撃されない〜とホッとする

安心領域を知っているか否かで、体験することも変わってくるんじゃないかな。

「こうでなければならぬ」

それを外すと、本当に軽くなるし、楽になる。

心身のサポートをしていて思うのは、
本当にみんな「いろんな恐怖」があって、そうならないように!って頑張りエネルギーが働いているって事。

もっと力抜いていいよ。

そして、心地よさを感じようよ、って。

自由に創造して、遊んで、気持ち良いことに浸って。

だから、息を吐くこと思い出そう。

おーいって大きな声で叫けぶとか、

わーんわーんって泣くとか、

好きな歌歌うとか、

なんでもいいよ。

なんかこう気持ちいい!って思える事を選びたい。

ホルモン上昇でも、下降でも、緩やかを目指していくならば、
安心領域を探していこう。

ホッとするのはどんなとき?

食う寝る遊ぶ出す・アウェアネスノート作りはこちらへ

吐く息を作ろう、肋骨と背中で。
呼吸コンディショニングもおすすめ。

更年期のホルモンはここに書いてあります♩


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