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サイレントリトリートのすすめ

20代後半〜30代前半、「スローボディのすすめ」という活動をしていました。
当時と今も、ベースは変わっていません。
静かな時間が取れない気質で、不調が多かった私は、自分の身体に意識を向けて、自分の感覚を取り戻す事が生き甲斐に近い時期がありました。
いわゆる「ボディワーク」と言われるものだったけれど、それは、トリートメント(マッサージ)のセッションでは味わえない至福感があり、マッサージとボディワークの両輪が私を支えていたと思います。

私は、オイルトリートメントが好きで、マッサージを受けることも、することも好き、そしてセルフコンディショニングの時間がもっと好き、というところから、これを多くの人に提供したい!という熱意の塊からワークショップを開催していたのが、「スローボディのすすめ」です。

あれから、20年近く経った今、あの頃と同じ感覚を体験しました。

それが、サイレントリトリート。

それを、Voicy母親アップデートラジオの中でお話をしました。

HUCに入ってから、このnoteの記事も少しずつ綴ってきていますが、メンバーのちょっとした言葉や、行動、コミュニティの中で起こる事が私の琴線に触れて、それがポジティブアクションに繋がっています。

そんなアクションの中でも、実行までに時間がかかったのが、今回のサイレントリトリート。

Voicyの中でもお話しした、ホテルに泊まるというハードル。

自分の中でものすごいリミッターが働いていたんだ、と気づいたのは言うまでもありません。

▶︎ わざわざホテルに泊らなくても、一人時間は取れるじゃないか
▶︎ 娘がOKしてくれるのだろうか?
▶︎ そもそも、そんなに私はサイレントを必要としているのか?
▶︎ いいなぁ、私もやってみたい、って軽い気持ちだけ
▶︎ どう説明したら、OKがもらえるか?
▶︎ 贅沢に思われる?大丈夫かな?

昨年、10月にHUCメンバーのようちゃんの話を聞いた時は、こんな感じで脳内格闘が起こっていたのは覚えています。
そこから半年以上経過して、いくつか背中を押された出来事があり、最終的には、HUC・マインドフルネス部のリエさん(もっちー)の読書会の時に、心底自分の中からサイレントな時間が欲しい、と叫びたくなるような感覚になりました。

そこからの行動は早かったです。すぐにその夜、夫と娘にプレゼンして、交渉、実行までに1ヶ月ほど。

どうしたらOKがもらえるか?ではなく、「私にはサイレントな時間と場所が必要」ということを話したら、あっさり理解してくれました。

娘においては、「交渉」が必要だったので、そのやり取りは、ある意味楽しい会話になりました。

しかし、実行してみたら、欲が出てきて笑ってしまった。

「1泊では足りない!」

人間というのは、どこまでもわがままなんだな、と思いました。

持ち込んだものは

いわゆる1泊の荷物以外に、

ヨガマット、ヨガベルト、筋膜ローラー

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お花

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ホテルという非日常の場所に身を置くことも、頭の余白になるというのを、本当に体感しました。忙しい時は、掃除もままならなくなるし、特に在宅時間が長くなると、いつでも掃除できな様子が目に入ってきます。

視覚情報優位な私は、それだけでも集中力が低下してしまいます。

常にいろんな情報を自分から取りに行ってしまう気質だからこそ、情報のないところで余白を作っていくことが大切なんだな、と実感しました。

夕飯〜翌日ランチまでの短い時間ですが、サイレントタイムを取ったことで、カラダもリセットできましたし、余裕が生まれました。

毎日こんな感覚で過ごせたらいいな、と思うと同時に、メリハリがあるからこそ、動きやすくなるのだな、という感覚も浮かび上がり、どちらも大切にしたい、と思いました。

旅行ではなく、サイレントを目的にした宿泊。

想像以上に、自分とつながる時間になりました。

サイレントリトリート、おすすめです。




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