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捏ねないパンを焼く
以前、パン焼き器を使用したり、レーズンから酵母を起こしてパンを焼いたりしていました。仕事で時間の余裕がなくなり気持ちの余裕もなくなって、パンを焼くこともなくなっていました。
焼きたてのパンが食べたくなり、久しぶりにパンを焼いてみようと思いたちました。パン焼き器は既に処分しており、パンを焼くとなると自分で捏ねなければなりませんが、ちょっとそれではハードルが高い。ああそうだ。以前購入したあの本がありました。
「世界一やさしいパン作りの本 粉をこねずにパンが焼ける!」大原照子、撮影安東紀夫
ニューヨークタイムズの記者のレシピを元に、当時(初版2009年に発行)に80歳を超えた料理研究家の大原照子さんが数えきれないほど実験を繰り返して出来上がった本だそうです。80歳になってもそこまで探究心があるってすごい!
アメリカと日本では計量カップの大きさも違うため、ニューヨークタイムズの記事のレシピは1カップが240mlとなり、出来上がるパンの大きさも大きくなります。以前、ニューヨークタイムズのレシピで作った時には一度には食べきれない量が出来上がってしまいました。
大原さんの本は日本の計量カップを使用しているので、ニューヨークタイムズのレシピよりは小さめです。それでも直径20センチの大きさに仕上がります。ニューヨークタイムズのレシピ同様、キッチン計りは必要ないので、計量カップと計量スプーンで作れます。
捏ねないパンは、イーストを少量しか使わないので、出来上がったパンがイースト臭くありません。その分、発酵に時間がかかります。一次発酵で12〜15時間要しますので、焼き上がりの時間を考えてから作る必要があります。今回は午後6時に仕込み、次の日の朝7時まで一次発酵。具材を混ぜて午前10時まで二次発酵。その後焼き上げました。
今回はベーコンと玉ねぎのパンと甘納豆のパンに挑戦。ベーコンのパンは朝食用に、甘納豆のパンは抹茶入りでグリーン。おやつに食べます。レシピはウグイス豆の甘納豆だけれど、手に入らなかったので小豆の甘納豆を使用。
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左は甘納豆、右はベーコンのパンの生地
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甘納豆のパンは甘納豆の甘みのみです。
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