病気 Vol.1 - うつ病とPTSD、摂食障害
病気になるって苦しいですよね。自分だけじゃなくて周りの人も巻き込んでしまいます。それがまた苦しさをうむ。
「ことり」はPTSDとうつ病、摂食障害、全身の痛みになりました。この頃の「ことり」は家では横になっている時間が多かったように思います。そんなとき、子どもは手を握ってくれました。
『愛する子どものために元気になりたい。』といつも考えていました。
今日は「ことり」の病気について綴っていこうと思います。
① PTSD
「ことり」は大きな声に過敏に反応します。若い頃の恋愛や姑との関係が大きく影響しています。怒鳴られたり、まくし立てられると動悸と過呼吸になります。
そして、その相手を見るだけではなく、関係するもの(名前や音楽、色や場所)でさえ症状が出るのです。
職場には感情の激しい上司がいました。部署は違うのですが、「ことり」が所属する部署の上司と仲が良かったため、1日に1回以上来ていました。失敗すると、凄い剣幕で怒鳴り散らします。「ことり」はこの上司に目をつけられました。足音を聞くと動悸がしました。『副看護師長』という立場から、その場を離れることもできず過換気にならないように必死で気持ちを抑えました。半年です怒鳴られることもなくなりましたが、症状は治まりませんでした。その上司は何事もなかったように親しげに話してきます。「ことり」は笑顔の仮面を着け、ココロを凍らせて過ごすことしか出来ませんでした。誰にも相談出来ませんでした。
今でも「ことり」の居場所やしていることを『若い頃付き合っていた人』『姑』『上司』に知られることが恐ろしいのです。
この『ココロの傷』はいつか癒える日が来るのでしょうか?
② うつ病と摂食障害(過食嘔吐)
姑と別居した頃の「ことり」は心療内科に3年通っていました。眠ると姑の夢を見るので眠れなくなりました。仕事に行くと動悸と手の震えがします。
過食嘔吐は1日多いときは3回以上、信じられない量の食べ物を食べてそれを吐く。吐いたあとは疲れと自己嫌悪で動けない。時間も体力もお金も無駄にしていました。
そんな日々が続き、『死んだ方が楽じゃないか』と思うようになりました。
そんなときに、子どもが手を握ってくれました。『大丈夫?』と声をかけてくれました。
このままじゃ、ダメだ。
そう思い、心療内科にかかりました。
③ 心療内科での治療
心療内科を検索し、比較的口コミが多い病院に予約の電話をしました。『2週間以上先になります』。『死にたくて、苦しくて、どうにもならない』状態なので、すぐに診察してくれると、思ったのですが、2週間以上の時間を我慢しないといけないのか…と不安になりました。
心療内科には2年通いました。
『どんなことがありましたか。その時どんな気持ちでしたか。今の気分は。』いろんな質問をされました。話をするのも苦しくて、この苦しみからの解放を願って来たのに…。
受診日には、向精神薬と安定剤、睡眠導入剤を多量にもらって帰りました。月1回の無表情なカウンセラーとの会話、果物の木を書かされる度に『なんの意味があるのだろう』とぼんやり考えていました。
過食嘔吐も眠れない夜も、死にたい気持ちも動悸や震え、過換気も。
何一つ変わらないまま、2年が過ぎました。
長くなりそうなので続きは次の「ことりのつぶやき」で。
あなたはゆっくり眠れていますか?
あなたの睡眠が心地よいものでありますように。
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