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普通に食べられることの幸せ

あなたは食べることが好きですか。
何を食べている時が幸せですか。

『食べることが幸せ』と言う人がいると、「ことり」は羨ましくなります。前ほどではありませんが、今もまだ食べることが少し怖いです。
今日、『kei』さんのnoteを読んでいて、その頃のことを思い出したので「ことりのつぶやき」に綴っていこうと思います。

①  摂食障害について

摂食障害についてあなたは知っていますか。摂食障害は神経性食欲不振症と神経性大食症に大きく分けられます。

神経性食欲不振症は、痩せたいという気持ちが強く太ることを極端に恐れる気持ち(肥満恐怖)が特徴で、痩せていても『太っていると頑なに思い込みます。食事をとらず、食べたものを吐いたり、下剤を乱用します。』
神経性大食症(いわゆる過食症)では、大量の食べ物を一気に食べ、直後に吐いたり、下剤・利尿剤を乱用して、体重増加を防ごうとします。体重は正常範囲内に維持されていることが多いものの、過食・自己嘔吐後は自己嫌悪に陥り、気分が酷く落ち込むことが少なくありません。

「ことり」は神経性大食症でした。始めは食べた食事を吐きました。痩せてキレイになると思っていたから。その頃は普通の量のご飯でした。体重が落ちなくなると『もっと吐かないと』と思うようになりました。痩せない自分がどんどん醜く見えて、不安が募ります。『また「ことり」は要らない』って言われるんじゃないかと。

そして、その不安から『食べること』で満たされたいと感じるようになります。お腹いっぱいになったら満たされた感覚が一瞬得られました。その反面、『太る』ことへの恐怖に襲われ口に指を入れ吐くのです。全て吐けないから更に不安と後悔をします。下剤を飲んで過食嘔吐の疲れと激しい後悔に動けなくなるのです。

②  食事について

過食嘔吐をしているときの食事は、『食べたいと思う食事』ではなく、『吐きやすい食事』でした。1回の買い物に2000円以上使うことも多かったです。サラダで吸収を抑え、麺類とお弁当を数個、菓子パンやケーキなどの甘いものを一気に食べていました。そして一気に吐くのです。食べ物の味なんてどうでもよかったのです。そして食事が楽しいものから苦しいものに変わっていきました。

そんなことに、時間もお金もかけた生活は、看護師として収入があるにもかかわらず余裕があるとは言い難いものでした。

今、思い返しても、怖くなります。
1口食べると止まらなくなります。今でも、また、スイッチが入るのではないかと…。

「ことり」が作ったご飯を子どもと一緒食べることが「ことり」の幸せなご飯です。普通に食べる食事です。美味しいって言ってくれたり、笑顔で話ながら食べる『普通の食事』が「ことり」は大好きです。

あなたはどんな時に幸せな食事だと感じますか。ココロが温かくなる食べ物はありますか。

あなたが食べる食事が温かく幸せな味でありますように。




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