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今日のつれづれ…

半年ぶりに、友人と会った。
行動範囲を広げるには、まだまだ窮屈な感じではあるけれど。
やはり、顔を合わせて他愛ないことをしゃべる時間ていいなぁ…と、心から思った。楽しかったなぁ ♪
それにしても、この暑さの中、ほとんどの人がマスクをして歩き。
ランチのためにお店に入るときには、検温されて、手を消毒して…。そんなことが当たり前(?)になっている世界にいるなんて。なんだか別世界にやってきてしまったような錯覚に陥ったりもしてしまう。
「普通」の変化にとまどう…。

夫が入院している病院は、もう3ヶ月近く面会禁止が続いていて。一体、病院の中はどんな感じなのだろう…と気がかりになったりもする。
会えないことの寂しさだけではなく、今の医療制度の下ではもうリハビリさえしてもらえない夫が、ただベッドに横たわっている姿を思うと…。
毎日病院通いをして、素人なりのリハビリや、どこまで通じているかはわからないけれど会話とも言えない会話をしていた時間。どうやら、私にとって、思っていた以上に大切な時間だったみたい。ぽっかり空いた時間と心。それを埋めるために、今まで後回しにしていたことに手をつけたりしつつ。ふと将来のことが不安になったりもして。
でも、その度に、「不安を理由に動いたら、本当は進みたいと思っていない道を選んでしまいがちだよ…」と心の奥から声が。そう。もう以前のような選択はやめようと決めたのだから…。
思いがけず降ってきた猶予時間と思って、好きなことをしよう。
いつもながら、根拠のない大丈夫…を自分に言い聞かせ…。過ごしていた毎日。
数日前に、思いがけない出会いがあり、少し、私の時間が変化しつつある。まだ形になるかもわからないことではあるけれど、たとえ形にならなかったとしても、私にとっては、きっと大きな意味のあること。
なんだかとても抽象的な書き方になってしまったけれど。
外出して久しぶりに長く電車に乗っていたので、行き帰りにそんなことをぼんやりと考えていたのでした。
今、手元にあるもの。軽やかに楽しみながら、真摯に取り組んでいこう ♪

人生で必要なものは、わざわざ出向かなくても自然に出会う。
過度な期待や警戒をしなくてもいい自然な形で。
と思えば、のんびりかまえて好きなことやってればいいね(と自分に語りかけ)。

 『ぶつかり体験記』 銀色夏生 より


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