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ストリーミングという新世界

ポップからソウル、ジャズ、ロックと渡ってきたように見えて、結局好きなアーティストを追ってきただけの音楽遍歴だなと改めて。洋楽好きだけど、今アメリカでランキングトップに入るような曲で好きな曲は少ないし、ピンポイントにはまるアーティストを聴きあさる日々は昔も今も同じ(^^ゞ

今のメインは星野源というアーティストだけど、彼をきっかけに手を出した(笑)ストリーミングという世界に、私は新たな音楽体験をさせてもらっている。

星野源という人が聴いてきた音楽はR&Bでありソウルでありジャズであり、その他もろもろ。彼が紹介してくれる音楽を聴いてみたいとSpotifyに登録。そこにあった世界は、CD屋さんに足を運んでいたころとは比べ物にならない量の、湧き出るような音楽に出会える音楽の泉みたいなところでした。「この曲いいね」と思ったら、「じゃあ、これはどう?」と向こうから音楽がやってくる。そんなこんなでアーティストからアーティスト、アルバムからアルバムへと流れていくうちに、私の周りには素敵なプレイリストがいっぱいに溢れて、毎日遊びに行くのが楽しくてしょうがなくなっていたんです。

星野源や松重豊とか、ラジオのパーソナリティをしている人が自分の番組でたくさんの音楽を紹介してくれている。そこで出会ったネオソウルというかシティソウルオルタナティヴR&Bとかいうジャンル。まあ、ジャンルはどうでもいいんだけど、その中には若いアーティストが星の数ほどもの楽曲を載せてくれているわけです。ぐっとくるビート、心地よいリズム、様々な不思議な音たち。まさに今の音楽だなあと。

それらをむさぼるように聴くうちに、自分の琴線に触れる魅力を持つアーティストが数人に絞られてくるんですね。聴きこむと、みんないいんだけど、気持ちいいんだけど、悪く言えば似たり寄ったりのものが多いとわかってくるんですよ。やっぱり。「あ、これ、○○の曲だ!」って一聴にしてわかる。そういう個性がないとその他大勢になってしまうんです、どんな音楽も。

で、そんな私の大好きな数人をご紹介。まずは Tom Misch (トム・ミッシュ) サウスロンドンを代表する若手です。ギターがすごい。やわらかい歌声も魅力。音作りのセンスが秀逸。

そして、FKJ(エフケイジェイ) 。この人はフランス。ものすごくマルチ。ピアノ、サックスの名手。基本インストですが、いろんな人とコラボで作品は多彩。でも、あの突き抜ける透明な音はFKJ独特。美しい。

それから Jordan Rakei (ジョーダン・ラカイ)彼はオーストラリア出身でロンドンで活動。彼の魅力は何といっても歌。ソウルシンガーとしての声と歌唱力に持ってかれる。曲も闇がある感じで好き。

今のアーティストたちは、スタジオじゃなくても家でどんどん曲を作っていける。なんならiPhone 一つでも曲を作っちゃうような。ベッドルームプロデューサーっていうらしい。音楽は制作方法も発信方法も激変している。でもいいものはいい。音楽そのものの魅力は形を変えながらも永遠に輝くんだろうと思う今日この頃です(*^-^*)

次回は、ライブミュージックの魅力を、私なりに。

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