中学校生活、最後の選択
もうすぐ息子の中学校卒業式です。
…卒業式の予定です。笑
なぜ予定と言うのかというと。
息子は式には出ないから。
クラスメイトがおいでよと声をかけてくれて、一瞬悩んだようですが。
やはり最終的な回答は【行かない】でした。
中2の5月から不登校気味になり、中3の5月から完全不登校を貫いてきた息子。
行くって言われて方が驚く。笑
ですが、今は不登校が多い時代。
出ない子がいる前提でスケジュールが組まれているんですね。
驚きました。
卒業式が午前中。
午後からは、式に出なかった子が校長室で卒業証書を受け取る時間が設けられていました。
さらに夕方の時間帯には、保護者だけが受け取りに来る時間も設けられている。
保護者だけかぁ。
やっぱり現実的にそういう人もいるんだろうな。
さて、息子はどうするか。
息子の回答はこちらでした。
【午後から校長室で受け取る】
とりあえず、保護者だけは免れました。
さすがに保護者だけは嫌だなぁ…と思っていたので、回答を聞いてひと安心。
担任の先生は『お母さんも来ると思うし、卒業式においで』と息子に声をかけていたようです。
そりゃ、息子が行くなら行きます。
でも、息子が行かないならわたしも行かない。
息子がいない卒業式に出ても、正直どうしようもない。
息子がいるから行く。
これが大前提です。
息子は先生がこう言ってたからなぁ…と呟いていたので、卒業式には行きたくないけど行った方がいいのかなと言う気持ちだったようです。
内心、余計なことを言ってメンタルを揺さぶらないでほしいと心から思いましたが、先生も先生でみんな揃った方が良いだろうな。
息子には以前も伝えていましたが、息子が行くなら行くし、行かないなら行かない。
卒業式はわたしメインの行事ではないから、息子が決めていい。
再度そう伝えたところ、悩みに悩んだ末、行かない選択をしていました。
なんなら卒業式には出ないだろうと思っていたので、高校入学の前に美容室行こうかなぁ…なんてことを考え、すでに予約をしていたわたし。
髪ボサボサで卒業式に出席する、と言う事態は免れました。笑
卒業式。
母親の立場しては、やはりひとつの節目。
しかも、中学から高校となると、義務教育を終えて自分の道に進むとき。
大きな節目だなとは思っています。
なので、本当に一個人的に、母親としての気持ちだけ述べると、卒業式に出ている息子の姿を見たかったと思っています。
でも、それはわたしの気持ちであって。
卒業式はあくまで息子が主役の式典だと思っています。
そこにわたしの気持ちを無理に押して、息子に行かせるというのは違うな。
そう思っていたので、わたしの気持ちは一切言いませんでした。
ただ伝えたのは『息子が行くなら行くし、行かないなら行かない。息子が決めていい』とだけ。
とりあえず、校長室には受け取りに行くようなので、しっかり目に焼き付けてこようと思います。
もうすぐ卒業式。
なんだかまだ実感はないですが、義務教育が終わったんだなと不思議な気持ちです。
とりあえず晴れるといいな。
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