2%の欲求

「あ、これ、上から下まで全部ください。」

私は結婚する前、貯金なんて全くできないぐらい、もらったお金はほぼ使い果たしていた。(30超えたいい大人がお恥ずかしい限り)欲しい服は、めんどくさいから、上から下までくださいと言って買っていた。

散財して経済回してるーなんてアホなことを言うていた。(お前の金ぐらいじゃ経済回らねー

一人で生きていくと思いこんでいたから、自分に全力投球だったのもあるだろう。

ふと、何にお金を使ってたのかしらと思い出してみた。

・ネイル
・服
・靴
・鞄
・化粧品
・外食 
・ジム
・脱毛
・家のクッションやらインテリア
・お祝儀やら出産祝い
・カット、カラー

とかかな。

こう見ると、自分を着飾る物がほとんど。
冒頭に書いた通り、特に服やら靴やらは、センスがないし、店員さんに上から下までコーディネートしてもらって、「これ全部ください」とか、色違いで悩んだら「どっちもください」みたいな買い方をしていた。(わしゃ、あほか。)

そんな成金みたいなお金はどこにもないのに無計画もいいところであった。

それが一転。
娘が産まれてから、服も靴も鞄も一着も買っていない。むしろメルカリとかで売って、それを元手に娘の肌着やら服を買っている。化粧品も(ほぼスッピンだからいらない。ファンデがカピカピでやべー。爆)
外食はコロナのせいもあって、2回ぐらいしか行ってないし(え)、ネイルするどころか、爪は娘を傷つけないように深爪寸前まで切っている。脱毛も行ってないから、次の夏は恐怖しかない。

という具合に、こんなにも人の価値観て変わるもんなんだと実感して、noteに残しておきたくなった。

自分<娘 

私は娘至上主義になったが、もちろんそうじゃない人もいるだろう。自分を犠牲にしたくない、、みたいな。

私は自分を犠牲にしてるのよ私みたいな、ネガティブなつもりは一切なくて、本当に自分の物に対する欲求が2%ぐらいになってしまったのだ。(欲しいものといえば、大概娘のためのものだし。)

娘が大きくなったらこの価値観も変わるのだろうか。その頃には健康のこと気にしそうだから、ジムぐらいは復活したい。

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