満員電車の憂鬱（固定観念編）｛優先席｝

電車では誰でもご存知の優先席がある。


この優先席。


足腰が弱く、長時間立っているのが困難なお年寄りや妊婦の方などのためにある席である。


しかし、この席はお年寄りや妊婦の方しか座れない席ではないと声を大にして言いたい。


なぜなら、満員電車で腕一つ動かせない中で頑なにこの優先席に座らない愚か者がいるからである。


これを見ると我ながら醜くはあるが多少強引にでも座らせてもらう。


何故なら『席』だからである。


優先の前に席なのだ。


座れば１人分空間にスペースができるし、何より私が楽になる…少し冗談を言ってしまったが要するに、「臨機応変に行動しろ！」と言いたいのだ。


「周りを見ろ！」と。


こう言うと、ならお年寄りが優先席の前に来たらどうするんだ！という輩が出てくるのだが、そうしたら譲ればいい話である。


それが出来ないのは、譲る側の気持ちの問題であり、論じるまでもないことである。