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言葉の使い方(条件世界学問書){完}

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著者 ディクーチェ・オビリオ 訳者Midi
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#言葉の力

言葉の使い方(二章、関係性を保つ上で大切な心得){一、自分が出来ないことは他人に強要しない}

言葉の使い方(二章、関係性を保つ上で大切な心得){一、自分が出来ないことは他人に強要しない}

自分が時間を守れないのに相手が待ち合わせに遅れたことを怒ったり自分から気持ちを伝えたことがないのに相手からの言葉や行動を待つのをやめましょう。

自分にないものを人は相手に求める傾向がありますがそれを実践してはいけません。

また例え自分には出来るからといって相手が出来るとは限りません。

自分が出来るとしても相手に何かを強要するのはやめましょう。

言葉の使い方(一章、会話をする際の基本原則){十八、謝罪と感謝の気持ちは必ず伝えましょう}

言葉の使い方(一章、会話をする際の基本原則){十八、謝罪と感謝の気持ちは必ず伝えましょう}

謝罪と感謝は必ず出来るようにしておきましょう。

何かミスをした時謝罪が出来るか出来ないかで相手から見るあなたの印象ははっきりと分かれます。

何がどのように悪いのか自分のどこに落ち度があったのか具体的に認識ししっかりと相手に謝罪しましょう。

そして同時に感謝の気持ちも必ず伝えましょう。

謝罪と感謝はセットで使うのが基本です。

言葉の使い方(一章、会話をする際の基本原則){十六、自分を偽るのはやめましょう}

言葉の使い方(一章、会話をする際の基本原則){十六、自分を偽るのはやめましょう}

相手とのを関係を意識するあまり相手の望む自分を演じるのはやめましょう。

あなた自身の為にもやめましょう。

相手に合わせた自分を作り続けていると本当のあなた自身を失うことになります。

またあなたの精神が崩壊していきます。

自我の在りどころを失い最終的には苦しみのあまり自ら命を絶つ可能性も出てきます。

相手に嫌われるのも嫌うのもそんなに怖いことではないし悪いことでもありません。

また完璧で

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言葉の使い方(一章、会話をする際の基本原則){十五、話を聞いている時は相槌くらい打ちましょう}

言葉の使い方(一章、会話をする際の基本原則){十五、話を聞いている時は相槌くらい打ちましょう}

相手に「これっていいと思う?」と聞かれたら相槌くらいは打ちましょう。

無視をすることで暗に嫌いということをアピールしているという人がいますがそれはキャッチボールであなたのボールの投げ方が嫌だったから取らなかった。

と言っているくらい自己中心的な態度です。

大事なことなので何度でもいいます。

会話は相手がいるから成り立つのです。

相手を尊重するからこそ成り立つのです。

言葉の使い方(一章、会話をする際の基本原則){十四、細かいことを指摘するのはやめましょう}

言葉の使い方(一章、会話をする際の基本原則){十四、細かいことを指摘するのはやめましょう}

よく付き合っているカップルが喧嘩をした時に過去をほじくり返したりお互いに許容していた点を改めて指摘しますがやめましょう。

変えられない過去を指摘しても相手はどうしようもありませんし互いに許容していた点を改めて指摘したところで火に油を注ぐようなものです。

互いのためにもなりません。

言葉の使い方(一章、会話をする際の基本原則){十三、自分に甘く、他人に厳しくするのはやめましょう}

言葉の使い方(一章、会話をする際の基本原則){十三、自分に甘く、他人に厳しくするのはやめましょう}

よく相手が遅刻した時は激しく叱責し自分が遅刻した時はなぜ許してくれないんだ!と怒り狂う人がいますがそういうことはやめましょう。

お互いに余裕を持って行動すれば済む話です。

相手を許すことを覚えましょう。

言葉の使い方(一章、会話をする際の基本原則){十二、自慢話をするのはやめましょう}

言葉の使い方(一章、会話をする際の基本原則){十二、自慢話をするのはやめましょう}

相手との会話の中に自慢話を挟むのはやめましょう。

少しなら相手も広い心で大目に見てくれますが、口を開く度に話されると会話をする気持ちが失せてしまいます。

自慢話はほどほどにしましょう。

言葉の使い方(一章、会話をする際の基本原則){十一、 憶測でものを語るのはやめましょう}

言葉の使い方(一章、会話をする際の基本原則){十一、 憶測でものを語るのはやめましょう}

憶測をまるで事実かのように語るのはやめましょう。

また憶測と事実を混ぜて話すことはやめましょう。

あなたの話を誰も聞いてくれなくなります。

つまりあなたの信用を失います。

なのでやめましょう。

言葉の使い方(一章、会話をする際の基本原則){十、不用意に横文字を並べるのはやめましょう}

言葉の使い方(一章、会話をする際の基本原則){十、不用意に横文字を並べるのはやめましょう}

不用意に横文字を使ったり相手を混乱させるような言葉を並び立てるのはやめましょう。

会話はあなたの自己顕示欲を披露する場ではありません。

特に周囲の人の時間を奪わないでください。

言葉の使い方(一章、会話をする際の基本原則){九、考えを押し付けるのはやめましょう}

言葉の使い方(一章、会話をする際の基本原則){九、考えを押し付けるのはやめましょう}

あなたの考えを勝手に主張し押し付けるような物言いはやめましょう。

貴方にとって当てはまる考えであっても相手に当てはまる考えとは限りません。

また押し付けた考えを否定されて怒りをぶつけるのもやめてください。

最初に不快な思いをしているのは考えを押し付けられた相手だということを覚えておいてください。

言葉の使い方(一章、会話をする際の基本原則){七、話題にある程度一貫性を持たせましょう}

言葉の使い方(一章、会話をする際の基本原則){七、話題にある程度一貫性を持たせましょう}

色んな話題を思いつく人。

話に一貫性を持たせましょう。

確かに色んな話題を思いつくこと自体は悪いことではありません。

しかし話を聞く立場にある人からすると話題がコロコロ変わるような話し方は非常にストレスとなり、混乱します。

また話が終わった後も結局何の話をしていたのか不明確で消化不良を起こします。

心苦しいかもしれませんが話す話題は一つに絞りましょう。

言葉の使い方(一章、会話をする際の基本原則){六、自分の発した言葉を相手に言われたらどう感じるか想像しましょう}

言葉の使い方(一章、会話をする際の基本原則){六、自分の発した言葉を相手に言われたらどう感じるか想像しましょう}

言葉の使い方で大切になる項目です。

自分が発した言葉・・・もし自分が相手から同じ言葉をかけられたらどのような気持ちになるのか。

そのような言葉を発した相手をどう思うのか。

想像しましょう。

想像できない場合は親しい人にでもその言葉を発した状況なども踏まえて説明し聞いてみましょう。

そして嫌になるとか怖いと思ったなどネガティブな回答であったならどう言えば良かったのか考えてみましょう。

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言葉の使い方(一章、会話をする際の基本原則){五、思い込むのはやめましょう}

言葉の使い方(一章、会話をする際の基本原則){五、思い込むのはやめましょう}

一度や二度の会話で相手のことが分かる人など殆どいません。

余程色々な人との会話経験を積んだ人でない限りは分かりません。

なので一度や二度会話で失敗したからといってもう終わりなんだと思い込むのはやめましょう。

また思い込むことでさらに失敗を重ねることもあります。

失敗があるからこそ分かることがあるので思い込み決めつけることはやめていきましょう。

言葉の使い方(一章、会話をする際の基本原則){四、相手からの言葉を待ち過ぎるのをやめましょう}

言葉の使い方(一章、会話をする際の基本原則){四、相手からの言葉を待ち過ぎるのをやめましょう}

よく嫌われるのが嫌だから相手の機嫌を損ねないように相手に忠実に合わせようとする人がいますがそれ、やめましょう。

相手がよく喋る人ならば別ですがそうでない場合はそうした態度は本心を言わない信用できない人。

そう映って見えてしまいます。

安心してください。

言い方を学べば多少言い過ぎても相手から嫌われることはそうありません。

逆に言葉を待ちすぎると嘘などをいっても大丈夫と思われ適当な扱いを受

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