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精神科、ついに卒業間近!?

今日は通院日だった

2週間ぶりの通院日。
私は毎回カウンセリング45分間と診察約5分を受けている。

ここ数ヶ月の私はびっくりするほど調子が普通で、
人間らしく落ち込んだり人間らしく喜んだり、人間らしい感情の起伏ができている。
だから、以前から心理士や主治医に褒められていたけれど、今日はもっと褒められた。

仕事のこと

仕事が始まってから初めての通院日でもあった今日。

仕事内容はとってもやりがいを感じるし、楽しい。
でも、唯一ネックになっている部分は、毎日片道2時間かけて通っていること。
毎朝5時起きは流石にきつい。眠すぎて昨日は行きの電車で寝過ごしてしまったし、初めて早退してしまった。

眠剤が変更になった。一番優しい入眠剤。この薬が合えば、毎晩22時に寝て5時に起きるサイクルが作れるかな。今日の夜から服用を始める。

褒められたのは、彼氏の話

私には11月で4ヶ月を迎えた彼氏がいる。
その彼氏が、今月から急に私と距離を置くようになった。

「琴音が病んでいると俺まで不幸になる。俺は琴音を慰めたくて声をかけているのではなくて、俺自身の幸せのために琴音に声をかけている。」
と、自分勝手なことを言われた。
そこで私は言い返した。
「私は彼氏が友達と遊んだり異性と二人で飲みに行ったり、それが事後報告でも怒っていない。私は彼氏の予定を優先させているから、私からデートや電話に誘っていない。それなのに、彼氏はまだ”俺は友達と全然遊べていない”っていうのは自分勝手すぎるんじゃない?」

彼氏に、この間対面で「これ以上琴音と向き合えない」と言われた。
私は、「彼氏がまた元気になって向き合ってくれるまで待っているよ」と言うしかなかった。

私は、今以上に彼氏に頼ることはできない。

そこで、私は自分の友達とたくさん遊ぶ約束や電話の約束をした。

ここで、心理士に褒められた。
「今までの琴音さんだったら、彼氏で満たされない心を自傷で埋めていた。でも今は、メンタルの軸がしっかり安定していてブレていない。ちゃんと正しい解消法(友達との約束)をしている。」


精神科の卒業とは

心理士はこう言っていた。
「琴音さんは、正しい解消法や対処法を使えるようになった。これは、人間らしい行動をとっている。正直またどん底に落ちるんだと予想していたけど、実際の琴音さんは違った。着実にいい方向に向かっている。確実に、精神科卒業に近づいている。」

どうしてこんなに調子良くなったの?と心理士に聞かれた。
私なりの答えは、
・落ち込んだときに独学の弁証法的行動療法を生かしている
・その生かしたことを自信として、「次落ち込んでも今の私ならきっと乗り越えられる」と思っている
だ。

落ち込むのは人間だから当たり前

落ち込んだ時はあったかいお風呂に浸かったり、コンビニスイーツ買ったり。
自分の機嫌は自分で整えることの大切さと、そのコツを精神疾患になって知った。

精神疾患と診断されて5年目。症状が現れて8年目。
時間はかかるけど、治らない病気と言われることもあるけれど、
私は、「私ならきっと生きていける」と信じている。


琴音


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