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すぐに駆けつけてくれたあなたと一生一緒にいたい。

昨日、終業時刻30分前にいきなりBPD思考が飛び出してきた。今年に入ってからあまり考えていなかった「容姿」に関していきなりネガティブ思考になった。
思い出したくない過去が再生され、頭の中は大森靖子ちゃんの曲がループし、苦しくなった。
「あ、始まった。」
私はようやく「容姿」を気にしなくなっていたのに、また「容姿」を気にし始めた。



小学生時代から私はおでこにある大きなホクロをいじられていた。それは学校だけでなく習い事でもそうだった。中学時代から前髪を重くし常に下を向いて歩いて、風が吹くと前髪を必死に抑えた。中学3年間はマスク生活だった。夏でも体育の時間もマスクだった。マスクを取る昼ごはんの時間が怖かった。
高校入学を機に私は「高校3年間は絶対1度もマスクをつけない」と決心した。マスクのない生活は安心感がなくて、怖かった。
中学3年のある日、私は泣きながら母親に「ホクロとりたい」と言った。でもその時は親に反対された。そりゃあそうだ。
でも高校2年の時にもう一度お願いした。そこで両親は私の顔にメスを入れることを許してくれた。高校2年の12月、美容皮膚科へカウンセリングに行きクリスマスらへんに私はホクロを2つ顔面から取り除いた。高額な両親からのクリスマスプレゼントだった。
それから少し顔へのコンプは無くなった。

なのに、BPDがやってきてから初々しい学生時代のコンプの何倍も暗くてドロドロな「容姿への執着」が私を縛った。
特にBPDあるあるだが、「好きな人の好きな女の子になる」という思考が苦しい。恋人が他の女の子(有名人など)に対して「かわいい」とか「好き」とか発言していると、私は「私は可愛くないんだ、私もその子みたいな容姿になればずっと彼は私のことだけ見てくれるのかな」→「整形しよう」「痩せよう」となる。
元々心理士に「あなたは摂食障害になりやすいから気をつけなさい」と強く言われていた。だけど、本当に「自分の容姿」が醜くすぎて自分の顔を殴って自分の体を傷つけて、「可愛くないなら、もう死にたい」となった。

今年に入ってから私は人生で初めて「ノーマルカメラの自分」を好きになった。初めて人と自分のスマホで内カメラで撮影するときにノーマルカメラを起動した。
これは本当に奇跡なのだ。

だからもう「容姿」のこと考えたくない。
どんな自分も自分だ。自分の好きな体型と顔面と服装でいいじゃない。
自分の好きな自分でいることが、1番人は輝くんだってずっと思ってる。


昨日、久しぶりに「痩せなきゃ」「整形しないと」となった。
苦しくて、解離状態になった。

帰りの電車に乗って発車するアナウンスが流れた瞬間、私のLINEに1件通知。
「今から会お!!!!!」
私はこの通知で、光が見えた。
慌てて電車を降りた。改札を出た。

思えば私はいつもあなたに救われている。
あなたは私がしんどい時泣いている時、会おうと言ってくれる。夜中の時は電話をすぐかけてくれる。
また、救われた。

入職したばかりの時に職場の上司に言われたこと
「辛い時にすぐ来てくれる人を大切にしなさい。そして自分も泣いている人がいたらどんなに遠くても会いに行きなさい。」

あなたと会うと元気が出る。
なぜなら、あなたとの会話は「未来の話」だからだ。
私に生きる希望を持たせてくれる。

救われたのは私の方なのに
あなたは昨日1時間話している中で3回は「本当に今日琴音に会えてよかった〜!!ありがとう、元気出た!!」って言ってくれた。
私の方がありがとうだよ。

未来はある。
そして、好きな自分になろう。

琴音

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