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2018明治安田生命J3リーグ第26節C大阪U23対YSCC横浜の展望

10月7日はDAZNにてJ3リーグの実況を担当させていただきます。今回のC大阪U23対YSCC横浜の試合について、個人的な見解ですが試合の展望をお伝えをしていきます。

※追記の可能性あります

■順位の振り返り
C大阪U23→8位 9勝 6分9敗  勝ち点33 (2,27節なし)※次節なし
YSCC横浜→12位 6勝 9分8敗 勝ち点27(9,23節なし)
※J3はチーム数が17チームのため試合数はチームによって異なります。
※今年も上位2チームがJ2へ自動昇格。ただしJ2ライセンスを持っていることが条件。

昨年は秋田が優勝。2位の栃木SCがJ2へ昇格。
C大阪U23は昨年13位(8勝11分13敗 勝ち点35)
YS横浜は昨年14位(8勝8分16敗 勝ち点32)

■過去の対戦成績
過去の対戦は5回対戦して全て引き分け。(※スコアレスドローなし)
今シーズンは第11節にYSCC横浜のホームで対戦し1-1の引き分け。
(C大阪はOA枠で出場した澤上、YSCC横浜は大泉がゴールを決めた)

昨年はC大阪のHで2-2(C大阪は岸本と米澤 YSCC横浜は大泉と辻)2016年も大泉ゴール、C大阪は丸岡
YSCC横浜のHでは2-2(宗近2ゴール C大阪は斧澤、西本)2016年は辻、北原 C大阪は西本・米澤
※ヤンマースタジアム長居での試合は初。過去2度キンチョウスタジアムで対戦。

■試合の注目ポイント

C大阪U23はチーム発足後、初の4連勝を狙う。YSCC横浜はアウェイで勝ち点を1点でも多く積み上げたい一戦。
過去5回の対戦結果は全て引き分けという両チームの対戦。今節勝敗がつくかも注目したい。

セレッソは前節は終始試合を支配し2-0の完勝でチームは更に勢いに乗る。
サイドからの攻撃に加えて、セカンドボールを自分たちのボールにし、ボールを保持しながらチャンスをつくった。
YSCC横浜はパスを繋ぎながら徐々に押し込んでくるチーム。コンパクトな守備を敷くセレッソを得意のパスワークではがし、チャンスをつくることができれば、YSCC横浜も決定機が訪れる可能性は高い。
攻守の切り替え、ボールの奪い合い、中盤での駆け引きにも注目したい。

■注目点の1つはは攻守の切り替え


YSCC横浜の樋口監督もC大阪に対して「攻守の切り替えが早い」とコメントをしていた。
特に前節の長野戦では高い位置でプレスをかける等、攻守で高い集中力を見せていた。
今節はおよそ3か月ぶりに西本がボランチで復帰する可能性もある。コンディションも心配されるが、セレッソは中盤でボランチとしてプレーする西本と喜田。
YSCC横浜はパス数でリーグトップに位置する後藤が前節同様に、攻撃の起点になるパスを送れるかも注目。

■ワンタッチで繋いで逆サイドへ


YSCC横浜の練習では短く繋いでサイドチェンジを繰り返す練習もあったという。
セレッソが寄せてくるプレッシャーをワンタッチでかいくぐって空いたスペースを狙うことができるかどうか。
逆にセレッソは高い位置で組織的にプレスをかけ、相手が繋いでくるパスを奪い、素早く攻守の切り替えをして攻撃に繋げていけばチャンスが広がる可能性がある。

■個人的な注目選手とその理由

C大阪U23:西本・中島 

中島は前節久々のゴールで今シーズン4ゴール目。内3ゴールがPA外からのシュートと強烈なシュートを持ち味としている。FWは安藤、米澤、山田、ウェリングピアスと競争が激しいが中盤でもプレーした経験を活かし、高い位置で奪って自らチャンスを広げたい。

また、3か月ぶりの復帰も予想される西本にも期待が集まる。安定したボール供給にハードワークもでき、セットプレーではターゲットになる西本の復帰はチームにとっても大きな材料。喜田と安定的なプレーで攻守に渡り存在感を見せたい。

YSCC横浜:後藤・大泉

ボランチの一角を担う後藤は今シーズンリークトップのパス数を誇る。またアシストもチームトップの5本とそのパスの精度にチームメイトからの信頼も厚い。相手からのプレッシャーをかいくぐり得意のパスや、サイドに開いてクロスでもチャンスを供給したい。
また、大泉は過去の対戦でセレッソに対して2ゴールをアウェイで決めている。本人も相性の良さを語る。
最終ラインからの押し上げや、サイドチェンジの受け手としてアシストやゴールという形で結果を残せるかに期待が集まる。また、YSCC横浜はエースの辻が9月から復帰。復帰後まだ先発はないが途中交代から4試合で2ゴールは大きな起爆剤になりそうだ。

台風も心配されましたが大きな影響もなく開催できそうです。セレッソは4連勝がかかった一戦。YSCC横浜も終盤に向けて1点でも勝ち点を積み上げた一戦。楽しみです!

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