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【#WJ46】週刊少年ジャンプ2022年46号感想【寿司いくら】

ジャンプ歴20年Vtuber寿司いくらのジャンプ感想です。
配信でも感想を語ってますのでそちらもよろしければどうぞ!

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ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ46号の感想を語り合おうぜ!【女になる病、やりすぎ!!】
https://youtu.be/UN_e24gOeGg

アンケ1:高校生家族 2:アオハコ 3:アンデラ

●SAKAMOTO DAYS 91話
2周年記念表紙&巻頭カラー!
もう2周年!?なんかサカデイに関しては全然そんな感じしないな。なんでだろ。
表紙
坂本商店組で家族写真風イラスト!
商店組は最近出番少ないからなー。
右の赤い髪の子かわいいね、誰だろう???
巻頭カラー
佐藤田先生の散り際からの見開き。
こちらはJCC編のキャラ中心。…みんな顔良いなJCC編!?
シンが運転担うの意外。まあでもこのメンツなら坂本以外だと消去法でシンになるか(南雲にハンドル任せるのはなんか嫌)。
てか大佛、バイクの運転の仕方モテそやなお前!
本編
引き続き京vs坂本。
京、とことん晶ちゃん無自覚煽りするな〜。
で、カメラが壊れて発狂…と思いきや2コマでス…と元通り。この平常心の崩れなさ、こいつの恐いところで魅力的なところだよなー。
壁突き破って今度は図書室での戦闘。"学校"というロケーション、少し移動するだけでガラッと違う設備が現れるので環境を利用してバトルするこの作品と噛み合いまくってる。
32,33ページ、めちゃくちゃ静かなのが"図書室"って感じで良いな…
京の映画監督キャラ、映画になぞらえたお洒落なセリフ回しとかもやりやすいんだろうな〜って感じで良いセリフがバンバン出てくる。
「手に撮るようにわかるぞ」とか初読で気づかなかったけど上手い。ハンディカメラ使いだしなこいつ。
構図がどうとか容姿がどうとか言って映像にこだわり続ける京に対して「どんなに映像がよくても脚本が最悪なら☆1だ」もパンチライン決まりまくってて最高。言われた通り痩せてるのもなんか面白いし。痩せ坂本vs片目無し京だったらさすがに坂本勝つんじゃないか…?!(京、格高すぎない?)

●呪術廻戦 201話
前回の後半から引き続き羂索とアメリカの交渉。
大統領、本質的には良い人なんだけどまあまあ流されやすくて気が弱いのいわゆる"大統領"のイメージと違ってておもろいな。
結局アメリカによって呪術師を拉致…もとい保護する方向性に。
で、特殊部隊、現代兵器と比較して呪術師がどれくらい強いのか…というのを示す回ですね。コッテコテのこういう回あるある「能力者をナメすぎ」がしっかり発動してた。
ただここでこれをやったってことは結界に放たれた部隊は決してナメてこないってことなんだよなー。はてさてどうなるか。
「もう少し……手心というか………」
また芥見先生の"インターネット"の部分が出とるな。(普通にシグルイ好きなだけかもしれないだろ!)

●ONE PIECE 1063話
扉絵、そりゃクラッカーは青キジとは相性悪いわな…
本編
ルフィサイド。衣装チェンジから!
ワンピ、章ごとにその島に合った服装になるの好きなんだよな〜。今回は未来島なのでかなり未来っぽい服。ルフィの服女の子みたいでかわいっ。
とか思ってたらボニーの服えっっっちすぎん??なにその絶対領域???おっぱいもドーーンなっとるし。あかんやろ!
チョッパーもかわいいけどアロハジンベエちょっとかわいすぎな。
さらにアメリカンポリスくま(パシフィスタ)襲来。ルフィ「逃げよう!!走り出す!!」とか言ってるしさりげなく見聞色もうかなり平常時でも使いこなせてるな。
でパシフィスタとの戦闘。ここでボニーとくまの親子関係についてルフィたちにも開示。パシフィスタってクローンみたいなもんだと思うんだけど、クローンだとしても父親をボコられるのは…やっぱ…嫌だよなあ…みたいな難しい問題になるな。でもやらなきゃこっちもやられるんだよな……
後半は…え!??ローが女体化しとる!!!
尾田っち!!?「やった」な!!?!?

ここ最近のワンピースの性癖万博っぷりすげえすげえと思ってはいたけどマジで止まるところを知らないな。
しかもこれ結局すぐ解除してたり、シクシクの実の用法の例示が目的だったりということを考えると別に女体化である必要性は全く無いんだよな。マジで描きたかったから描いただろこれ。でもこれが一番の正解なんだよな……読者が喜ぶので……
てか過剰な覇気で能力打ち消せるって結構重要な要素では?かなり話変わってくるよね今後の戦闘。
黒ひげとローがロード歴史の本文を巡って戦闘…というシチュエーション。
ドクQは伝染病を司るシクシクの実、ヴァン・オーガーは瞬間移動のワプワプの実、ジーザス・バージェスは怪力を発揮できるリキリキの実(あとストロンガーはペガサス)…と黒ひげ海賊団は一味全員が強力な能力者に。全員本人のスペックと噛み合った能力得てるあたり怖いな…特に長距離スナイパーのヴァン・オーガーに瞬間移動能力は強すぎるだろ。
これワンチャン黒ひげ、ロード歴史の本文だけじゃなくてオペオペも狙ってたりする…?

●あかね噺 34話
2号連続カラー第1弾センターカラー!
本編でも着てる普段着のパーカーですね。なんか珍しい色してる。
やや線画が粗い印象(さすがに背景まで自分で描いてる上に2連続カラーは作画専とはいえきついよね)だけど顔はしっかり美人…てかもはやイケメン?に仕上がってるな。
本編
引き続き弥栄亭寄席修行編。
からしくんがやっぱ良いキャラしてるなー。競い合うライバルでもあり、対等に話せる同期でもあり、何気なくヒントをくれるキャラでもあり…
今回も"捨て耳"という重要なテクニックを授けてくれてます。何気にからしくんの"なんでもできちゃう"器用さ描写好きなので助かる。
「何の為に俺が落語家になったか」「ん?」「何で落語家になったの?」ここたまんねえ〜〜〜
答えられずにうまいこと言い逃れるからしくんたまらん。いかんからしくんというキャラどんどん好きになる。
後半は再び弥栄亭。捨て耳実践しつつ段々慣れてきて…というところに新たな波乱。弥栄亭のトンパこと今昔亭りゑん、今エピソードの悪役枠登場。
・あかねには非がない(ちゃんとあかねは茶葉変えてた)=完全な言いがかり
・それを分かった上で頭下げられる朝がお
・朝がおもコイツと過去因縁がある
をこのくだりで流れるように描写してるのめちゃくちゃ漫画上手くない?
これによって朝がおの好感度鰻登りで嫌な先輩枠から脱したし、読んでて(りゑんが全面的に悪者でこっからブチのめすんやな)と流れを分かりやすくしてるんですよね。
"捨て耳"の伏線も拾って、りゑんの小言の間も"捨て耳"利かせてたってので今週だけでもちょっと溜飲下がるし。
それでいて最後は朝がおとあかねの気持ちが一つになっていざ出陣!!でヒキ。次回は巻頭カラー。巻頭カラーってジャンプの開口一番みたいなところあるし、そういう意味でも巻頭に合わせて今回綺麗にまとめたなーって思います。マジで漫画うまい。
次回絶対めちゃくちゃ面白いだろうなという期待と信頼感がある。もはや。

●アオのハコ 76話
扉絵えっちで良いな…
チャイナ服…太ももがまぶしいぜ…
てかやっぱ2人とも…胸……無………
本編
冒頭イケメンの松岡。こういう自分が失敗するなんて思ったこともないタイプ嫌いすぎる〜〜大喜、しっかりぶちのめしてやれ……
それはそれとして今回めちゃよかった…!
ここ最近の回では大喜が雛を意識し始めたことでひ千夏と雛の間で揺れてワケ分かんなくなってたわけですが、今回はこの大喜の現状を筆を洗ったバケツの水とかふざけてまぜたドリンクバーって喩えてるんですよね(そもそもこの2つの喩えがどちらも学生らしさ、青春っぽさをはらんでて良い)。
で、その状態で"お年寄りを助けて笑顔で「普段から鍛えてるので!」と言える千夏先輩"を見てあらためて千夏先輩が好きなんだってことを再確認した大喜のモノローグ「好きな色は青 好きな飲み物はコーラ 俺はわかっている」で〆!めちゃくちゃ良い…!
色々ごちゃ混ぜで一見何も分からないように見えるけど、その中でも自分が本当に好きなものは見失わないよみたいな、そんな比喩。ぐちゃぐちゃだった気持ちに踏ん切りがついた回としては最高の表現でした。

○ギンカとリューナ 6話
ちっちゃいギンカ登場!から。
もともとギンカの破片を探すって話でしたが、ある程度集まってる破片は意思を持ち始めるって話みたい。探しやすくもなるし現地の協力ユニット出すのに説明省けてえらいかも。ガチャポンみたいな感じで色々なギンカが例示されたけどこれらは今後出てくる…のか…?
ナチュラルに失礼なベレッタちゃんかわいい。この後のアネモネへの「うるさいっ静かにしてて!!」といい、親しくなると言葉雑になるタイプ?
なにげに禍羅禍(マガラカ)なるワードも。ラグナロクみたいなことかな。
中盤は脱出パート。
ヤツメウナギみたいなモンスター、正直えっちなやつじゃん…!って思っちゃった。
魔力で動かすトロッコで脱出は魔法坑道っぽくて良いね。数人しか乗れなくねーか問題解決してなくね!?って思ったらよく見たらギンカがデカい連結車両になってた。
ちっちゃいギンカはこの章終わったら消えるのかと思いきやもうちょい残る感じ?アネモネが抱っこしてるのかわいい。
次の目的地は"魔術学会"、"世界一高い「星天山」"ということで更なる新キャラと世界観の広がりが期待できそうですね。

○読切 NEON VAMPIRE
金未来杯エントリーNo.4!
作者のTSCR先生は岩坪理央名義でジャンプGIGA2019SUMMERvol.3で『ドロボウライフ』を掲載されている方。普段はイラストレーターとしても活動されているみたいですね。
それだけのことはあって、絵はめちゃくちゃ達者でキャラクターも可愛いし画風としての完成度も高かったんですが、気合が入りすぎてかややゴチャついて見づらいところがあった気がします。具体的にはガミーが助けに来たページとか血吸ってからの戦闘シーンとか。
あと結局ネオンガールってのはハンドルネームみたいなものという認識でいい…のか…?
ガミーのキャラも結局なんかそんなに好きになれる感じじゃなかった印象。
空腹で動けねーとか言いつつエバのピンチ察知して即離席してるのは好きだったけど。
あとセリフ回しがショボいというか…かなり言い方きつめかもしれないんですが中学生の漫画みたいって思っちゃうところが多々ありましたね…
「死ねーっ!!!」とか「俺は…貴族だ」とか「貴様…っ いやあなた様は」とか「心臓の大血剣の魔王子ガミー!!!?」とか。
"イラスト"は上手いんだけどなあ…と終始思ってしまいました。

○大東京鬼嫁伝 7話
まったり魚釣り。
姉妹にまなかにけろるも集めて。とりあえず可愛い女の子をわちゃわちゃさせるのは大事。
そこからあらためてじんたの掘り下げをしたり、弁当や意思表明でまなかの好感度上げたり…とここまでのまとめみたいな回でした。
さらに最後にはずーっと期待されてた1話扉絵にいた猫娘もいよいよ登場。おっぱいでっけ…
単行本1巻収録分のラストなのを意識して振り返り&ヒキを作った回という印象。

○マッシュル 128話
ランス&ドットを破ったドゥウム、今度はフィン&レインと対決。
レインが肩裂かれた後睨め付けて反撃のシーンカッコいい。ちょっとカメラワークが動き分かりにくいけど。
ここでの回復前提のカウンターとか、後の位置変えでの大技不意打ちとか、フィンくんがサポートユニットとしてあまりにも優秀すぎるな。誰と合わせても輝きそう。
それはそれとしてドゥウムは全然倒せず。一矢報いるくらいはできてほしいが果たして。

○読切 大門寺と問題児
先週に続き出張読切。
今回はまひるのパパが来て三者面談、異常な身体測定にツッコんでいくという内容。
1コマ目からパパと先生の距離が異様に近くてジワる。
基本座ったままの会話のみで進行する設定ですが、めくりのたびにイメージ図や回想使って絵面で笑わせるのを意識的にやってて実力感じますね。記録上のクソデカいまひる笑った。
終始狂気に包まれた親子で、最後の最後にわかってくれたと思いきやのラスト、漫才で言うなら「もうええわ!」となる綺麗なオチでした。上手い。

●ウィッチウォッチ 81話
センターカラー
オシエシニッシの2人のカラー。
先生右腕なんかヤバい曲がり方してない……??
クックはなんか表情といい太ももといいすごい…えっちだ…
本編
制作段階から色々トラブル続きだった同人誌即売会のいよいよ当日。
発注した部数が予定の10倍とかセリフ抜けてるとか当日起こるトラブルとしてはえげつなさすぎる。
スタンプ謝罪で済ませていいレベルじゃねーぞ!!
ニコ足引っ張ると思いきやニコいないと詰んでたレベルの大活躍だった。
モイちゃんもまさかの即席コスプレ売り子として出番あったし。
結果1000部完売とは…元々万フォロワーの神絵師とはいえ……
ニコが普通にこないだのパンの回の「ナンとピロシキ」使ってるの不意打ちで笑ったし、最後モイちゃんがちょっと空気読んでるのも良いオチで面白かったです。
魔法でトラブル解決してたとはいえ同人誌が売れたの自体はちゃんと先生とクックの実力なのもよかったね。

●アンデッドアンラック 131話
ジュイスが倒れループまで残り3分!から。
ここでやはりヴィクトル、リベリオン使用!!しかも自分の身体を武器にして戦える分自分の身体に取り憑かせてる。リベリオンヴィクトルめっちゃかっけえ。死道の威力もえげつないことになっとるし。
「今まで俺は失った事がなかったから」
大切なもの、失って初めて気づくんだよな…
ヴィクトルが「あいつも あいつも あいつも この温もりを失わぬために強くなったんだな」とみんなを評価してるのなんか嬉しい。
そして後半はいよいよ0秒までのカウントダウン。
ビリタチとルインはまだ決着ついてなかったか。最後サン止めるのビリーの不動でもいいのであらかじめ目潰しされてる…けど不滅で再生できないのかそれ…?
シェンムイの元にはファン参戦。めっちゃ師匠面しててちょっと笑った。もっと戦闘狂遊撃ユニットな参戦と思ってたよ。
ちなみにファンはUMAムーブの能力でワープしてきたっぽいですね。
ファン登場シーンの割れた空間とその次のページのトップ&一心(とシール)のコマ的に、ファンがシールブチ抜いてムーブを解放、そのままムーブの能力で参戦って感じか。
……コマの端に入れとくだけにしてはハイコンテクストすぎない!?
そしてラスト残り1分は全員の力で!
全員が風子に想いを託し、10カウントからのラストの見開きで残り0秒はカッコよすぎた。
円陣、友才、ビリー、テラー、友才、ファン、シェン、ムイ、タチアナ、ヴィクトル、チカラが駆けつけてるのか。マジで総力戦って感じ。
チカラ、片腕失いながら、しかもここでは落下するしかない(多分この後死ぬ)中で最後数瞬だけでも風子を助けるために動けてるのめちゃくちゃ成長してるな…ビビリの一般人だったのに……
あとここに至るまでに生き残ってるメンバー数的にやっぱりアンダーは戦闘力高いんだなってのを感じるな。
ともあれいよいよループ!というタイミングでセンターカラー&増ページ…!
次回は丁寧にループシーンから始まるのか、ループ後からいきなり始まるパターンなのかそこからすでに楽しみですね。

●逃げ上手の若君 82話
冒頭岩松の散り様から。
「良い夢見れたぜ あばよ」
死に際に言いたい言葉ランキング1位だな…
そして今回メインの渋川vs弧次郎。
前回の渋川に続き、弧次郎の戦う理由も掘り下げることで「若さの輝きがより強い方が勝負を制する」の形になってる。
後半8ページの斬り合いはアクションもダイナミックでかなり見応えある戦闘。敵の大太刀の威力を自分の攻撃に転じてトドメを刺すの、めちゃくちゃ迫力あった。
個人的には「こんなことしたら刀折れない?」って思ってたから渋川を切り裂くと同時にしっかり折れてたのが納得度高くて嬉しかった。
知略や奇策中心の作品と思いきや正面戦闘もちゃんとカッコよく描けるの強いな〜。

●僕とロボコ 109話
ルリたそジャンプ+デビュー!の回!…と見せかけてジャンプ+をイジったりロボコが叩かれたりする回!
出水ぽすか先生、作中で出水ポスカ表記されてたのをネタにしてTwitterでほんとにカタカナ表記にしてました。
「並べてやるなよかわいそうだろ…」笑う。
ルリたその漫画、どことなくロボコの影響感じられて良いよね。
てかルリたその漫画にもロボコの漫画にも批判コメ来てて、これ割とジャンプラの負の一面な気がするけど取り上げていいんだ。
「融合くん(宮崎先生の昔の読切)以下」ってコメントおもろすぎる。自虐うま。
あと0時00分にコメントしてる人ホントに読んでるの!?ってやつ、まさに今日更新のダンダダンにいたわ。
ジャンプ+がテーマなだけにラストはルックバックパロ。それでいて気を取り直して描く流れガン無視して描かずにダラけるオチで笑った。
今週はかなり強い回だったな。

●PPPPPP 53話
運の演奏から。
「"不信感"そんな3文字でファンタを説明するなんてあまりに失礼」
う〜ん言われてみれば確かにな…
不信感がファンタの中で大きな要素ではあるんだろうけど人間の感情ってそんなハッキリしてなくてもっと複雑で繊細だもんな。
多分そこらへんの細かい部分が運のやり方だと再現しきれなくて最後までは弾ききれないんだろうな。
前回、コピーのための運の努力を見てこれくらいやってくれないとって言ってたけどそこまでやってかつ本番で流血しつつも最後までは弾けないってあたりなお音上兄弟の格の高さ出てる。
大人組もフルスちゃん(久しぶりすぎる)も結局ソラチカに投票し、投票結果はまさかの1000-0。ソラチカゲーやないか!!
まあでも①先にファンタのファンタジーをやって ②それでこっぴどく惨敗する なのでこの後のファンタの本演奏の印象は相当マイナスからのスタートになってるから作戦は達せられてはいるんだよな。
てか運の演奏に一言述べる最後のメロリこ〜〜〜わ。圧力凄まじすぎるだろ。

○夜桜さんちの大作戦 150話
トリプル開花から!
辛三の開花は「破壊」、嫌五は「同化」、太陽は「硬化」。
久しぶりなのできっちり3人ともおさらいしてくれるの優しいですね。
前回に続き今回も嫌五は
「自分に化けさせた太陽を囮に攻撃→迎撃されるも義手を犠牲に大技の準備」と2重の策を打ってて手が込んでる。
てか嫌五こんな火力出すこともできるんだ…
ラストは狙い通り嫌五と辛三が接触。やっぱ開花してる嫌五顔良いな……

○ブラッククローバー 341話
初っ端新キャラ3人。え?こんな作品あったっけ……???ってなったけど伊万里小鞠ちゃんの画風と左下の『ブラッククローバー』で「あっ、ブラクロかあ!」って安心した。
新キャラ、小鞠ちゃんはど真ん中元気黒ギャルな上めちゃくちゃ露出多い網タイツくのいちでかなり最高。
でも他の2人は正直現状そんな興味そそられないかな。
てか髪の色は日ノ国では基本黒なんすね。
中盤は色々解説。絶天は人によってやり方がバラバラとのことなのでアスタのスタイルを見つけるくだりは今後あるでしょうね。空が曇ってるのも何かの伏線だろうなー。
龍彌の右目は"天眼通"。予想されてた通り現在起こっている事象を見る眼。まあここまでの描写的にね。
一花さん、龍彌のこと語ってるときの熱量とかその後の怒ってない穏やかな顔のギャップ感といい好感度上がったな。
最後はヤミ団長の過去の話へ。なんか色々現状のアスタ&読者の認識とは齟齬がありそうな……

○ALIENS AREA 19話
豊と写楽の対話。内容は主に豊の過去。
黒髪の明菜さん、纏ってる雰囲気も含めてかなり好み。この頃からめちゃくちゃ良い女だ…
豊の過去、豊がA3を絶対視する思想で凝り固まっていく過程と、そのA3こそが自分から全てを奪っていた衝撃がしっとりした質感で描かれていてかなり良い。
そこからの「死にたい ではねぇな…」「生きたくねぇ だな」が相当グッとくるフレーズだし今までA3を信じてA3のために生きてきたのが全部ひっくり返った末の心情の表現として素晴らしすぎる。
ラストには全て焼き尽くされるこの窮地をいかに突破するかの話。
豊がやったように写楽も兵装と建物を連動させるってわけか。
最後の泉さん、実力とプライドを感じられてカッコいいねえ。

○高校生家族 106話
ページめくった瞬間飛び込んできた情報で読む前からしばらく笑って進めなかった。
のぶかつの父、襲来……!!
2p目の光太郎あまりによすぎる。
「最悪だぜ…学校に父親が乗り込んでくるなんてよぉ…」の時の目、怖すぎるだろ。
ただ父と静香がバチる展開になるのは予想外だった。父も惚れる展開かと思ったよ。
「仮に私が負けたなら……もうあなたが親でいい」全員狂ってやがる…
「このままじゃ…きっと二人がオレを満足させにくるぜ」「だってこんなのよぉ…離婚する両親のどっちについていくかって話だろ!?」「ちょっと違うかな」「結果次第では義理の兄弟ってことになるけどその時はよろしくな」「うん もういいよそれで」
セリフ一つ一つにパワーがありすぎるだろ。手数多いのに火力も高い。
そして弁当対決。静香の弁当、手が込みすぎ…!そういえば家庭科力カンストしてるんだったな……けど顔リアルすぎて気持ち悪いな…!
対して親父の弁当は「いつもの」。
男手一つの不器用さと、それでも息子を思って作ってくれてるのが伝わる弁当で、さらにそれを美味そうに食べるのぶかつで不覚にもジーンときちゃったな…
でも考えてみたら静香の弁当、半分米なのに米消費できるおかずがバット(ソーセージ)くらいしかないからな…そりゃ肉弁当美味いよ……
オチも爽やかかつ笑える締め方だし柱のアオリも良いしかなり最高の回でした。

○すごいスマホ 23話(最終話)
Qと全一郎、1対1での直接対話。
Qの道連れ覚悟の自爆…と思いきや上位存在からの干渉+冷ちゃんの勇気で自爆阻止。
すマホ=所有者が失った肉親、は1話から考察されてはいましたが無理矢理にでも開示してきましたね。
尺が無かったので突然閃いた形に。まあある程度仕方ない。
ただこれでQも全一郎もどうしようもなくなったのでそのまま無言でお互い帰るのめちゃくちゃシュールで笑っちゃった。うずくまったかと思いきや突然お互いキリッとして背中向けて無言で帰ってるわけだもんなこれ。
結局最後の最後は所謂"俺たちの戦いはこれからだ"エンド。
正直ハンタ連載再開にあたって急に終了宣告されたのかなって邪推してしまう終わり方ではあるな。
まあこういうサスペンス系だと突然打ち切り決まった時の着地相当難しそうではありますけどね。
単行本描き下ろしストーリーに続くという終わり方ではありますが、一応最後に全キャラ集合で最終回です!という感じを出しているぶんビルドキングの最終回よりは全然誠意は感じられる気がする(まだ言ってる)。

全体の振り返り
個人的には濃いキャラもいて絵もウケそうな完成度高い画風でかなりいけそうな気がしてたので、最近の展開的にうすうす思ってはいたものの今回で終了ってハッキリ分かった瞬間「まさかとは思ってたけどマジかぁ〜…!」という感じでした。
なのでこれといった敗因は正直そんなにハッキリとは無いと思うんですけど、強いて言うなら「すマホが便利すぎた」かなあ。
同じ頭脳戦ものだとやっぱりデスノートと比較しちゃうんですが、あっちはデスノート自体に結構制約があるせいで「どうやって本名と顔を知るか」とか「デスノートがどうやってバレるのか」とかの分かりやすいチェックポイントに対しての一つ一つの策で「はぁ〜なるほど」って面白さを感じられてたんですよね。
それに対してすマホは便利すぎて何でもできちゃうし、逆にどうなったら勝ちなのかが分かりにくいということで「先が読めなすぎる」となって興味を引き続けられなかったのかも。中間目標が分かりにくかったみたいな。
サスペンスもの、頭脳戦ものだと「ある程度ゴールが見えてるけどそのゴールまでどうやって辿り着くんだ?」が一番強いフックであり続けなくちゃいけないってことなのかな〜。難しい。
個人的には「すごいスマホ」ってネーミングはあえてのショボさというか狙って脱力してるのが分かるのでいいのではと思ってたんですけど、このネーミングももしかしたら印象良くなかったりしたのだろうか。真面目な頭脳戦ぽく見えないというか。
あとは結歌ちゃん、瀬尾水ちゃん、冷ちゃんとめちゃくちゃかわいい女の子を描けるのにそれをあまり活かしきれてなかったのも勿体なかったですね。正直女の子のかわいさは群抜きなので画面の女子率を上げるだけでアンケ取れるパワーはあったと思う。
キャラといえば主人公だけど、Qもまあ敗因というほど悪いキャラじゃなかったと思うんだよなぁ〜…!序盤無気力寄りだったけど藻浦が死んでからスイッチ入るとこなんかはグッときましたし、頭脳戦自体はちゃんと賢く行えてましたしね。
全一郎様なんて相当面白い&格高いキャラだったし。全様の奇行けっこう楽しみにしてるところあったのでここで終了は残念。
個人的にだいぶ好きな作品だっただけに次回作は冨澤、肥田野両先生にはこれにめげずに早いところ復帰してもらいたいところですね!
すごいスマホ、お疲れ様でした…!

次号
週刊少年ジャンプ47号

表紙
逃げ上手の若君
表紙と巻頭で分割。ハンタ再開で注目集まる号に次代の看板を売り込む狙いを感じる。
巻頭カラー
あかね噺
ジャンプの開口一番!スカッと決めてほしいところ。

センターカラー
HUNTER×HUNTER
3年11ヶ月ぶりの連載再開。正直内容完全に忘れてるので無料公開とかで復習せな。

アンデッドアンラック
いよいよループ!!ページも増量ということで超楽しみ。

読切 恋の曜日の世崎さん
金未来杯エントリーNo.5。なんかすごいシルエットだけどラブコメ…なのか…!?

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