【#WJ04】週刊少年ジャンプ2024年新年4•5合併特大号感想【#WJ4・5】

アンケ1:暗号学園2:アスミカケル3:カグラバチ

ジャンプ歴20年Vtuber寿司いくらのジャンプ全作品の感想記事です。
毎週火・水曜22時からの配信でも感想を語ってますのでそちらもよろしければどうぞ！
↓配信アーカイブ

【#wj0405】ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ新年4･5合併特大号の感想を語り合おうぜ!前半戦!【日車、想像以上に天才】

【#wj0405】ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ新年4･5合併特大号の感想を語り合おうぜ!後半戦!【ホワイマン、お前…！】

◇表紙

集合表紙！コンセプトは「雪合戦」！
みんなモコモコの冬服でかわいい。
特にデクといろはめっちゃかわいいな。
逆にコルレオは唯一完全にいつも通りの服でジワる。
時行と二兎はめちゃくちゃスペースとる絵になっとるなあ。
アンディが風子のニット帽被ってるの、1人しか載せられなくてもどうにかカップリングしてやろうという強い意志を感じた。さすがノマカプ厨レベル100の戸塚御大だ。

●呪術廻戦 246話

巻頭カラー
新宿決戦でまだ生き残ってる高専側のメンバー勢揃いポスター！
里香デカすぎて一瞬何かと思ったわ。
あと本編の内容に反して日車ちっさ。
脹相は「1ニョッキ！」って感じでかわいいね。
本編
術式残ってた宿儺の攻撃を日下部と日車が受けたところから。
日下部、簡易領域でギリギリ致命傷避けてるの強いというか上手いな。術式なしでここまでやれてるだけある。
「今は使えないと勝手に結論づけちまおう」も良い思考の割り切り……ってかカードゲームやってたらこの思考マジで最早日常レベルでよくあるわ。どのみちボスの指令持たれてたら負けだから持ってない前提で動こうみたいな(ポケカ)。
そこから再び激しいバトル。
脹相土手っ腹に腕2本貫通してんだけど脹相って呪力での肉体の再生って出来るんだっけ……？
次はイノタク。ナナミンの術式が宿ったナナミンの遺品で戦ってんの、直属の部下として意思を継いでる感ある〜〜けどやや役者不足感あるか〜……！？
ぶん投げられる日車を追う宿儺……を追う虎杖。本当にかけっこするんだ。
あと「脚がめっちゃ速い」を明確に描写されてるのなんかジワジワくるな。腕4本あるから腕を倍振って走れる的な？
回想。日車の術式が宿儺だけを殺し伏黒を救出するのに有効……確かに……！って思ったけど、これこの回想の時点での話であって今はもう完全受肉したから伏黒生還の可能性限りなく低いよな……
虎杖と日車の会話もいいよな。互いが互いの救いになっている感じというか互いに眩しく見えてる感じというか。
「君の目すらまともに見れない人間になってしまったんだ」
日車さんの罪の意識よ。
からのラスト！
術師になって2ヶ月、話に聞いただけのはずの領域展延を発動……ってマジモンの天才やん……！！
日車が天才って話はたびたび出てたけど今までで一番天才っぷりを分かりやすく感じた描写でめちゃくちゃ良かった。カッコいいな日車さん……
てか宿儺も多分同じ気持ちになってるよねコレ。
意外とすぐキュンキュン来ちゃう宿儺さん。

●SAKAMOTO DAYS 149話

捕まったシンたちサイドから。
シンのテレパシー使えなくなってるのなんか不穏……？何が起きてるんだろう。そういやデクも今週危険予知使えなくなってたな……
お次は殺連会長麻樹サイド。
麻樹、やっぱ自己中で腹立つ〜ってなるんだけど今回は胃を痛めてるのがこちらも小悪党の武藤(こないだハルマに拉致られたやつ)なのでまあいいかの気分。
南雲はしっかり逃さず武藤がスラーのスパイであることを見抜くあたりさすが。あまりにも武藤が態度に出し過ぎではあるんだけど。
中盤は投入されるスラー一派。
ヘリから飛び降り→砲丸でヘリ破壊→残骸を電磁力で武器化…はアクションとしての繋がりが気持ちいいし絵面もド派手でカッケ〜〜！！
ハルマのスパイクのコマでしれっと左側にいるのはキャロライナリーパーさん。登場めちゃくちゃ久しぶりだな！？普通に忘れてたわ君のこと。
楽も殺連部隊を瞬殺で格の違いを見せつけていく。隊長の鮫島さんこんなアッサリ弾け飛んだのちょっとびっくりした。まだ出番あると思ってたよ。
シンと夏生を単独で押さえ込む鮫島を瞬殺する楽……明確に強さのランクに差があるな。
そして最後はそんな楽と南雲の邂逅。
各陣営の人気キャラ同士のマッチングアチィ〜〜！
めちゃくちゃ気になる対戦カードだ。

●ONE PIECE 1102話

くまとボニーの過去編クライマックス。
ボニー海賊デビューはルフィのデビューとほぼ同時期なのでルフィたちの話の裏側として語られてて、それだけで脳の珍しい場所を刺激されて面白い。
アーロン倒したルフィ自慢するエース可愛いな。ジンベエはここでルフィのことを初めて知ったんか。
ボニーの口紅と顔ピアスの謎も回収。やっぱり子供メイクだからあんな口紅だったんだね。チムニーもこんな感じだった。
スリラーバークでのくま、この時点でかなりルフィへの思い入れ強かったんだなあ。ゾロが耐えきったことも今になってさらに格が上がった。
さらにシャボンディ諸島。本編でのボニー初登場シーンがくまにとってはボニー見納めシーンだったっていう。
さらにルフィが天竜人ぶん殴る場面も目撃。2年前一味を今の作画で見られるのなんか嬉しい〜。
ルフィへの思い入れ強すぎてウソップもかなりやらかしてるのをスルーしちゃってて笑う。
天竜人のヤバさを知った今見るとここのくま完全に一味を守ってくれてたんやなあってなるよね。
当時は絶望感すごかったけど、ここで一味全員シャボンディにいたままだったらどう考えてもガチの全滅エンド以外ありえなかったもんな。
「お前はいつか世界を救う男だ」
くま……お前ここまでルフィに……！！
このシーンのくまがこんな思いでルフィ飛ばしてたのめちゃくちゃアツいな。
終盤はエッグヘッド。
「口答えするな 雇われのしがない科学者よ」
サターン聖に言われたこのフレーズがベガパンクたちが自己紹介するときの「政府雇われのしがない天才化学者」になってるの、くまを救えなかった自分への皮肉も込めて自称してるんだろうなって感じが出てきたな。
くまの自我を消す日。
くまがサニー号を守り続けてたの、やっぱりくまの最後の意思だったのか。今週のくまのルフィへの想いを見たら納得しかない。
くまの記憶のコピーを保管していよいよ記憶消去。
生誕から必死に走り続けてきたくまと、くまが迷惑をかけてきたたくさんの人たち……こういうのマジで泣くからやめてくれ……！！
「お前を愛した人間の数だけ！！お前の死は迷惑である！！！」
「ええかくま お前こそ ヒーローじゃ！！！」「ボニーの！！！みんなの！！！」
思ってたことベガパンクが全部言ってくれた！！！
マジで良いセリフだなあコレ。お前を愛した人間の数だけ、お前の死は迷惑である……
くまはルフィのことをヒーローって言ってたけど、ルフィは自分はヒーローじゃないって言ってるし、ルフィの思うヒーロー像は他人に肉を分け与えてやるやつ(=無償の施しができるやつ)で、老人の痛みを肩代わりしてあげたりボニーのために自分の命を犠牲にしたりとまさにくまこそがヒーローだったんだよな……
散々な運命だったけどたくさん愛されてたくさん愛したくまの人生……
そして最後にはボニーへ
「10歳の誕生日おめでとう」
泣いた。
普通に泣いたわ。
ここまでのくまの物語全てが爆発力を生んだ感じがある。ワンピースはコレが強いんだよなぁ……！！
しかもこのエピソードや想いをバネにしてさらにボニーやルフィが推進力を得ていくんだよな。
これは世界一の漫画………

●アオのハコ 131話

センターカラー！
カラフルでかわいいイラスト。
欲を言えばもう少し露出多めのサンタコスが見たかったけど、脚がまぶしかったのでよかった(こなみかん)。
唇の塗りちょい濃くない？
本編
女バスの試合を見にきた大喜。
松岡先輩男バスだからこういう時出せるの便利。てかバスケって男女同じ会場でやるもんなん……？
千夏の栄明とユメカ擁する彩昌の試合。かなり競ってる。
「夢佳を復帰させなければインターハイへの道ももっと簡単だったのにな」
やなこと言うね〜〜！！
松岡先輩はもちろん事情知らないとはいえ！
大喜的には責任感じるような気もするけど、まあ大喜は遊佐いなくてラッキーって言ってた望月に「そんなラッキー何の意味があるんだよ」ってなってたからね。きっと大丈夫でしょう(？)。
針生先輩の描写も出てきたけど、針生先輩メタ的に考えると大喜に負けてインターハイ逃しそうで……今回の発言ひとつひとつもそのフラグに見えてちょっとすでに辛くなってるよ。
ぶっちゃけ大喜よりは針生先輩の方が好感度高いから勝ってほしさあるけど、ガチ悔し泣きする針生先輩もそれはそれで見たいな。

●鵺の陰陽師 32話

鵺さんとキャシーから。
こんな元気のない鵺さん、すごい珍しいな。体育座りで眉毛もハの字。普段堂々かつ飄々としてるけど普通に学郎たちのことは心配でしょうがないんだ……
もうなんか子供の初登校日の母親みたいじゃない？
そこに現れるキャシー。
鵺さんのお手伝いくらいに思ってたけどそれよりもっと近しい間柄……幼馴染とかくらいの距離感だな。
流れるように酒飲み始めてて笑う。普通に鵺さんがお酌する仲なんだね。
で、本題の美執村。
四衲ちゃんもぱぱっと合流。単独のうちにヤベー奴に出会ってなくてよかった。
早速第一村人発見。シャンクス状態だけど……
すかさず介抱しようとする学郎とシビアに合理的判断を下す四衲ちゃんのぶつかりあいが発生。
「その介抱一回が数万人の被害者を出す結果に繋がるかもしれないんだ」
こう言われると余計ここでの選択一つ一つの重さを感じさせられるよなー。
実際件の重要アイテムを手にできたか否か、手にして去ろうとする敵を止められたか否かで本当に数万人単位に影響出るだろうからな。
でもそこで目の前の人を救けずにはいられないのも学郎の学郎らしさであって。
一人居残った後も「間違ってるのは分かってるけどそれでもどうしてもこのまま行くことができなかった」としてるからな。学郎が学郎である以上どうしようもないような気もする。
学郎単独での行動……ここで幻妖に出くわしたらなかなかヤバいんじゃ……？
と思って読んでたら、案の定幻妖に遭遇……！
村の陰陽師の胸ポケからまさかの新キャラ、烏天狗さん登場。ちっちゃくてかわいい……！！
なんか鵺さんと知り合いの様子。あまりに唐突に登場して急に契約もしてきたのでなんだなんだとはなるけど、「天晴れ天晴れ」のお陰で怪しい感じはしないな。
烏天狗と契約した学郎はすぐさま四衲たちと合流。学郎の出方、
「あ！やせいの がくろう が とびだしてきた！ ▼」
って感じだな。何気にビンタで手打ちを提案してる周防先輩笑う。
ここで烏天狗に四衲ちゃんガン刺さりで、色々すっ飛ばして1対1での自己紹介を始める始末。
てか烏天狗さん素の一人称「僕」っすか！？見た目的にも薄々思ってたけどもしかしてこの子男の娘！？？めちゃ熱ぃじゃないスか……
結局気を取り直して真っ当に自己紹介する烏天狗。「お恥ずかし遊ばせ」ってしれっと聞いたことない日本語の用法きたな。
烏天狗、思ってたよりさらに格の高い幻妖だったし、思ってたよりずっと村は緊急事態だった。
数百年の不可侵が破られレベル3もいる……先週までとは打って変わって一気にシリアスになったね。
レベル3さん、シルエットだけの登場だけど既にめちゃくちゃ怖え〜〜。
まとめると、ほぼ今回の全てとも言える村の陰陽師救出イベントは(四衲との禍根を作りつつ)烏天狗登場のイベントだったってわけね。
烏天狗、わざわざここまでして登場させたってことは今後さらに重要度上がって、今回の章に必要不可欠なキーマンになっていくのだろうか。
だんだん異常事態中の異常事態であることが描かれ、さらに最後には兵一っちゃんの参戦も仄めかされてきてじわりじわりと盛り上がってきてるね。
まあ兵一っちゃんの参戦は鬼滅で言うところの那田蜘蛛山編ラストのしのぶさんくらいの感じになりそうだけど。

○僕のヒーローアカデミア 410話

AFOの最期から。
倒れそうになったところからもう一歩踏ん張って最後まで戦い抜いた爆豪。
爆豪を殺し切れなかったAFOと、敵が赤子になっても最後まで戦い切った爆豪……最終的にここが勝敗を分ける分水嶺になったな。
「倒れねーってのはクソ強ェだろ」
爆豪の戦いの中に切島との友情もひとつ絡めてきて爆豪周り唯一と言っていいやり残しも回収。
「完全に勝たねーと」「なァ！？」
あ〜〜めちゃくちゃ爆豪勝己って感じだ〜〜！！良！！
そしてAFO、最後はみっともなく足掻きながら何も出来ず無念のうちに消滅……と、最悪の悪役に相応しい不様な終焉だった。
勝った後スタンディングやりたかった爆豪、かわいっ。
「出久 頑張れよ」
もうこんなんベジータの「おまえがナンバーワンだ」やん。しみじみアツい。
回想を挟み後半はいよいよデクvs死柄木。死柄木、日本を地盤ごと崩壊させようとしてんのか。そりゃまたえっぐいな……ヒーローは守るものが多くて大変だなあ！？
ラストには奪われてしまった"危機感知“。
歴代継承者の個性ってOFAに内包される一部って感じだと思ってたけど個別に奪われることってあるんだ。イメージ的にはスマホの中から電卓機能だけ盗まれたみたいな感じなんだよな。
メタ的には危機感知あるとデクにダメージ入りようが無いからここで消しときますみたいな感じなのかな。言うたらナーフだ。

○キルアオ 35話

海合宿の夜。
初手エロ本笑った。表紙のディティール無駄に解像度高いのなんなんだ。
「欲求不満な人妻が配達員を誘惑」……
アシスタントがやりすぎたやつだろこれ！
てか気づいてなかったけどこの合宿所「武井荘」って名前なんだ……
で、今回のメインはノレンの恋愛相談。天馬、なんか久しぶりに見たらめちゃくちゃまともだなコイツ……どう考えてもシンと比べちゃってるせいだが……
「オレは内心ホッペすりすりとかめちゃくちゃイチャイチャしたい」
コマの外に「ぱるすわん」ってあるけどこれは「ほっぺすりすり」を覚えるポケモンだからってこと？
……にしてもほっぺすりすりと言えばで出てくるポケモンとしてパルスワンはだいぶ下の方だと思うけどね！？
せめてワンパチ。
話の流れを利用してうまいこと十三も女が苦手ってことにして状況を保留にしたね。熟女好きキャラでいくよりはこっちの方がよっぽどいいよ。
終盤は昼の海。
作中でも言われてるけど天馬ガタイえぐいな〜。……って天馬の水着なにそれ！？？ゴボウとたくあん！！？？！
十三とノレンもだいぶサーフィンできるようになってきたけどまあそんなそこ数日の練習でマリンスポーツ全一の乙姫に追いつけるわけもなく……
この圧倒的格の違いからどう勝利するのかな。

○累々戦記 4話

鳴沢さんの親友、早川さんの救出。
冒頭は2人の馴れ初めだけどやっぱここの百合描写はアツいんよな。
一方バトルはずっと何やってるかよく分からなくてうーん……って感じ。
そもそも蒼葉に何ができて何ができないのかよく分かってないので雲を掴むような虚無のバトルになってるんだよなあ。
蒼葉が怖い怖くないとかの話も、今それいる？って感じだし。
鳴沢さんがウツツノツカイ使い出したときはアツいとかより「え！？この子今回の章だけのゲストじゃなくてレギュラー入りするの！？」の気持ちのが強かった。
結局救出した後の早川さんはモブとくっついてて起承転結としてもなんか消化不良だったなー。
百合気ぶり抜きにしても話の流れ的に鳴沢さんと早川さんが楽しそうに一緒に過ごしてるシーン最後に入れないと締まらなくない……？

○アンデッドアンラック 189話

センターカラー！
風子とジュイス、ジュリアのイラスト。
先々週ジュリアが1コマ出てきた時点で「前ループの風子ジュイスと関係性逆になるのでは」って言ってたけどまさにそういう扉絵だ。エモ……
本編
ジュリアの夢から。
買い物デートジュイスめちゃくちゃ可愛いな……
ヴィクトルが足上げてるのはジュイスのスカートガードのためだよね多分。
ジュリア、寝言ではっきり2人の名前言うくらいだから前世の記憶宿ってるっぽいんだけどこれはどういう理屈なんだろう。てかジュリアの寝巻きめちゃくちゃ薄着でドキッとするな。
で、ジュリアの通う位の高い学校に潜入する3バカ。制服存外似合ってるねえ。
風子は潜入をニコに止められたとのことで。
「出来らぁ！！」「出来るかぁ！！」笑った。
ジュリアの前にはラブレターの返事の列。ただでさえめちゃくちゃかわいいのに天然で手を握ってニッコリはそら恋に落ちるて。これは激モテも納得。優しくされて勘違いしちゃった子とかも無数にいるんだろうな。
ハッタリでぶっこみに行ったショーンに対しても、手紙ちゃんと全部見てる+純真な応対でむしろ撃退する結果に。い、良い子すぎる……
バチギレジーナのソレはどういう感情なのかな？？って思ったけど、甘酸っぱくするには顔がキレすぎてるな……
中盤にはフェンシングに勤しむジュリアとお友達のアンナ(後で名前出てくる)。
「出ぇ来る！」でまさかの天丼。この顔とポーズの組み合わせずるい。
あとアンナのイメージの血の気の多いジュイスも「ジュイスはこんなこと言わない」って感じで好き。
そんな2人を急襲するUMA。
司るのはGOLD……金属というよりは富としての黄金ってニュアンスみたいだね。全身金ピカで豪奢でかっこいいかも。
ジュイスを探してこの学校に来たらしいけどこれはどういうことなんだろう。
今ループにいないはずのジュイスを知ってる……のに今ループにジュイスがいないことは知らない……けどこの辺に関係者がいるのは知ってる……はて……？
てかジュイスのフルネーム「ジュイス=ダルク」だったんだ。持ってる剣の名前「フィエルボワ」といい、とことんジャンヌ・ダルクモチーフって感じだね。
GOLDさんはというと、どうやら金で人を魅了する能力を持ってるっぽい。……けど唯一それ食らってるアンナがまあまあ気合いで抗えてるからちょっとショボい能力に見えちゃうな。
自分のために必死に抗ってくれているアンナを見て立ち上がるジュリア。
こんな得体の知れない化け物相手に勝てるわけのない決闘を申し込むの、まさに黄金の精神って感じだ。正義の権化。
そこに駆けつける風子とジーナ！
凶弾で必中にしてからの不変剣の一撃必殺。GOLDさんもう真っ二つになってる……
風子の余裕っぷりボスらしくてかっこいいしジーナも"右腕“感すごいな。
アオリの「来たよ、不運が…！！」もシンプルながら良いアオリ。
ジュリア編、他のキャラたちと違って悲劇の内容も、そもそも悲劇が起こるのかも全くわからないから新鮮に楽しめるね。
UMA倒しちゃったから不正義に目覚めるイベントはどうなるんだろうってところが気になったけど、ニコのPC画面に4箇所ポインタがついてたし、GOLDさんが「悪ィな兄弟…」って言ってたし他にも来てるんだろうな。

○あかね噺 92話

初手ぜんまい、「忘れられてる」じゃなくて多分正確には「覚えられてない」っすね……
泰全師匠との対面の後、ちょう朝師匠による稽古。
らくご動物園の経験から転じてあかねが学ぶ新たな噺は"狸賽“。
こないだあかねが動物演じてたの、今までで一番アニメとかで見たいって思わされたし十八番候補ってのも納得。
でも実際演ってみると全然ちょう朝師匠と似てない。
「落語になるとマジメだよな」
確かにめちゃくちゃそういう印象ある……！！
実際今回も動物園行って狸観察してたり具現化系の修行してたりクソマジメだったもんな。
マジメを貫くよりははっちゃける方向にいきそうかな？
てか今週「狸賽が私の"十八番“になると…」とか「落語になるとマジメだよな」とかあかねの作画がいつにも増してかわいくない？？
ラストは全生と泰全。全生、前から志ぐま師匠といがみ合ってたけどここまで悪役ど真ん中のムーブしてくるとは。
いうても格高いキャラだしギャフンと言わせる展開難しい気がするけど大丈夫かな。

●グリーングリーングリーンズ 5話

珀vs力。
前回「やるからには勝ちたいからなんでもする」って言ってたのにアドバイスはワクワクしないからもらわない……ってブレすぎじゃない！？？
「分かってる」とか言ってるし作者も自覚した上で描いてはいるんだろうけど、それだとやっぱグローブ渡す嫌がらせは度を超えてるだろってなっちゃうんだよな。
まあグローブ渡したのは力の飛距離を打ち止めにして280yって目標を固定化するためというメタ的事情があるのは分かるけどもっとやり方あっただろという。珀は10球、力は3球にしてもらう……とか。
珀の飛距離賀伸びない理由が「体格差の大きい王賀のモーションを真似てたから」という理由づけと、それの解決法が「王賀さんが珀の体格に合わせたお手本モーションを見せてくれる」なのは問題解決の道筋としてはロジカルで個人的に結構好きなんだけど、それだけにやっぱ前回がノイズとしてあまりにデカすぎるんよ。

●ウィッチウォッチ 138話

ニコが幼児化してから初の高校回。
高校周りどうなってるのか気になってたから地味に助かる。
カラちゃんとクックがどう思ってるのかも知れて良かった。
で、本題は学校で起きる魔法関係のトラブル。
今回はモイちゃんが「ペンが頭に突き刺さったまま動かない」状態に！
何の魔法……？って思ったけど、帽子掴んでる！会長！シンクローン！と爆速で繋がっていくの笑った。
トイレ行くとこ、読んでるわたしもヤベ……！ってなったし、一命取り留めてケイゴに話しかけてもらえたモイちゃんが咽び泣くのもわかるわ。
ケイゴが来て泣いてるとこ、完全にエグい目に合ってるボッスンの味。
ケイゴ、こういう時変に勘違いせずスッと察してくれるのあったけぇな。ウルフもモイちゃんのためならスッと協力してくれて話が早くて良い。
結局犯人は会長ではなく副会長のいかにも裏切りそうな人……今回はいかにも黒幕っぽい人として登場。
よく見たら序盤の会長登場シーンから既に横にいた。
シンクローン使った理由も許された理由もなんかふんわりしてて正直尺不足を感じたけど、歯磨きを教えるのに便利というオチは好きだったな。

●僕とロボコ 167話

年末なので色々振り返り回。
WBCはともかく、バスケのW杯は普通に知らんかったわ……スポーツ興味なさすぎて……
そもそもＷ杯ってサッカーとラグビーだけじゃなかったんだってレベル。
膝Ｗ杯に関しては千夏先輩とかレディ・ナガンも巻き込まれてて笑った。確かにナガンは膝の存在感すごい。
あとちょうど今週のアオハコのセンターカラーめちゃくちゃ千夏先輩の膝アップだったからそれも笑っちゃった。
その後は『僕とロボコ』のこの1年の話。
【推しの子】擦りはちょいちょいやってるけど、今回の「全話足しても1話に満たないの！？」が一番面白かったかも。めっちゃ笑ったわ。
渋谷のスクランブル交差点も、推しの子の広告はめちゃくちゃでっかく出てたんだよな……
映画についても「今から9年かけて公開は2032年の冬にしましょう」も面白かったし。
珍しくなかなか長めにやってた作者イジりも良かった。
最後らへんについては笑ったというよりは綺麗に締まったねって感じだったけど、時期をぴったり合わせられる1話完結ギャグならではでこういうのもいいかもね。
個人的にはユニオンアリーナ(カードゲーム)でもロボコにお世話になった年でした。

●ツーオンアイス 14話

センターカラー！
クリスマスに合わせてサンタ衣装の女性陣！
そうそうこの時期のカラーはやっぱこういうのが欲しいよね！
ゆにさんめっちゃおっぱいでかい上にここでも露出度の高い恰好をしている……えっちだ……
本編
クリスマスイブに綺更んち！
女子の家に訪問……！といえどエッチなイベントなどはなく、全日本フィギュアスケート選手権の観戦が目的。
そもそも関東で小さいころからスケートやれるお宅って……って話はあるけど綺更んちめっちゃお金持ちなんだねぇ……
リモコンなくて「OKグーグル」言わなきゃいけないの笑った。恥ずかしいよねそれは。
選手権では既に登場済みの霧島姉弟とゆにこたに加え、三木ことり・我妻丈ペアと秦冴・漢見寵児ペアも登場。
演技1ページに全員収めるのなかなかの剛腕だな。
「こ ことりさん… もはや年下なんじゃ…」
どゆこと？って思ったけど相方との比較じゃなくて隼馬たちとの比較か。
「試合見たら練習したくなってきた！！」
めっちゃスポーツものらしい真っすぐなセリフでいいねえ。
そして綺更がイブの"夜"空いてるかを聞いてたのはこうなることを予見して会場押さえてたからっていうね。いいねこのツーカーな感じ。
その後の練習風景も良かった。「じゃあ久々に」「サイドバイサイドをしよう」とか「「道」のステップやろうよ」「やる！！」とか、この二人のこの何とも言えない……けど間違いなく仲は良い距離感、すごい好きな雰囲気だな。
「ジャンプに有利な身体とペアに有利な身体は矛盾してる」
素直に(そうだったんだ……そりゃムズいわ……)ってなった。
でも同時にそこがペアの面白いところだって話やんね。
そして最後には選手権の勝者たち、五輪代表内定者たちが揃い踏み。
ペア、霧島姉弟でもゆにこたでもないチームが優勝しとる……！
あと何より空天雪ね。ここでも綺更のこと考えてるの、それはもう一周して好きなのでは？

●逃げ上手の若君 139話

弧次郎vs長尾から。
速さは倍！重さも倍！筋肉も倍！って今にもゆで理論展開しそうな文体だ。
新武器が功を奏し騎馬でも有利に立ち回っていたところ上杉による活性剤の注入。
注射された長尾の右腕が……！
なんか……太くね……？
ドリトライとドーピングコンソメスープが同時に脳内に去来してきた……！！
松井先生がこれやるのズルいよ。
後半は時行vs貞宗。
戦況を鏑矢で操り、空いた所から馬の速度も上乗せした最高威力の矢で時行を狙撃！！
防御も回避も不可能な状況にキッチリ追い込んだ上での必殺の「射将共射馬」。
ここまで身体に大ダメージを負うことはほぼ無かった時行がここまでモロに敵の技を命中させられるのって初めてじゃないか……！？
それをやってのけたのがみんな大好き序盤の大ボス貞宗なのめちゃくちゃアツい。
しかも「南北町鬼ごっこ 信濃守護 小笠原右馬助貞宗」の演出までバシッとキマって。
貞宗殿……アンタやっぱめちゃくちゃカッコいいよ……
時行も弧次郎も大ダメージのうえ馬も失う超絶ピンチなわけだけど、割とここから入れる保険あるんですかくらいの状況よね。
なんとかなる……のか……！？

○カグラバチ 15話

シャルの回想から。
お母さんとのささやかながら幸せな日々。
こういうふうに幸せを描写されることで「でも現在は……」って余計辛くなるバーソロミューくまシステムな。
そこからチヒロの描写。
先週ラストに発動した「涅 千(くろ ちぎり)」、説明の内容的にもだいぶ千本桜なんだけど、金魚の演出とナレーションのお陰で全然被ってる印象ではないな。
「そしてこの極限の集中下において」
「"感覚的な理解(それ)"は加速する」
かっっっけ………
しかもナレーションからの"錦“がお手本みたいな「静と動」で緩急効いててまたカッコいい。
再び回想。囚われたシャルと母親。
「"ある男“が情報を売りにきた」
これ多分シャルの父親にあたる男よな……すげー最悪……
こんな地獄の中にあって、それでもお母さんと一緒だから幸せと言ってのけるシャル……！
この発言がお母さんに脱走を決意させ、ひいてはお母さんと別れシャル一人で脱走する未来を招いているのは皮肉だよなあ。
そこから現在に場面は戻ってチヒロ無双！！
「些細な異変もすぐ知らせろよ」
のコマからよく見たら既に錦のエフェクトとフライング生首あるな。
あらゆる妖術師が認識すら追いつけないスピード感。次から次に屠っていくのめちゃくちゃカッコいい。
ずっとピーチクパーチク言ってた鬼面の兄弟もあっさり首チョンパ。
そして最後にはここまでの修羅っぷりが嘘のように優しい顔でハンバーガーをシャルに手渡すチヒロ……！
シャルの悲劇とチヒロの無双が相乗効果ですごいカタルシスだ……！
ボロボロ大粒の涙をこぼすシャル見て素直によかった……よかったな……ってなった。
今回サブタイトル「飯」なんだけど、今回の話ではシャルにとっての幸せの象徴として食べ物が描写されていて、
1ページ目:親子での幸せな暮らし=綺麗なサンドイッチ
7ページ目:幸せが崩壊=ドリンクもこぼれサンドイッチも崩れてる
ラストページ:とんでもない幸せ=チヒロのハンバーガー
ってなってるんだよね。
アクションが評価されてる作品だけど、文学的な比喩表現もしっかり味わい深い一話だった。

○Dr.STONE 4D SCIENCE 第3話(最終話)

いよいよ最終話。
まずはチェルシーが百夜の足跡を追うところから。
ここでは単純に未来の百夜の謎を解くための手がかり探しだったんだろうけどまさか最後ああ繋がるとは。
「人の命の灯は皆 いつの日か消えるのだから──」
から繋いでカセキとクロム。
カセキに石化を持ちかけるも最終自分で自分を律するクロム、そして石化するよりもみんなと同じ時を過ごして科学を未来へ繋ぎたいと言うカセキ、どっちもめちゃくちゃ良いな……
カセキはずっと技術担当だったけど、精神面ではとっくに立派な科学の徒だ。
そこから千空、龍水の話へ。
ホワイマンを問い詰める龍水……石化した蚊、ホワイマンの電池切れ、未来からのメッセージの真相。
やっぱりホワイマンが発した石化光線による偽のメッセージだったか。
先週の時点の考察内容がほぼ完全に合ってたのでうれしくなっちゃった。「親子は特別」から着想を得ていたのも正解。

今週のドクスト考察けっこう合ってそうな気がする pic.twitter.com/p3oIL1IcN1

— 寿司いくら🔴半魚人Vtuber！ (@Kotoduka_Ikura) December 21, 2023

さらにこちらも予想通り千空は自分で真相に気づいたんだけど、気づいた瞬間ここまでガッツリ落胆するのは予想外……ちょっと胸を抉られた気分。
人類の発展、タイムマシンの完成のため……ということでこの秘密を一度は墓まで持っていこうとした龍水。
ここで「いや石神千空なら」と思い直して千空にちゃんと伝えようとしたのは千空への信頼でもあり科学への希望でもありでグッときちゃうな。
からの千空の「もう知ってる 全部な」を聞いた龍水の今にも泣きだしそうな表情よ。
千空が自分が信じた通りの男だったことへの安堵、「千空、一体どんな思いで……！」という悲痛な共感、いろいろな感情がない交ぜになっためちゃくちゃ良い表情だなあ。
千空と龍水が割り切り速すぎるぶんクロムが代わりに憤ってくれるのもすごい良いよね。
冒頭でカセキとのくだりをやっているお陰でかけがえのない絆について感情を荒げるクロムの激情にスッと共感できる。
そしてここで終わるどころかむしろここからが本題なのがこの作品のすごいところ。
ホワイマン、実は普通に喋れる。
ここめちゃくちゃゾッとしたわ。フォントが今までと違って人間たちと同じごく普通のフォントになってるのが逆に不気味。
で、なぜ今まではたどたどしい喋り方だったのか……という話。
「君たちは皆いつか必ず死ぬ そうなればもう永遠に俺は 同じ時を過ごすこともできない」
「心だの情だの そんな回路は 永遠を生きる俺には──」
「俺には 耐えられないんだ 辛すぎるんだよ」
ホワイマン、お前………ッ！！
カセキとクロムの話がとことん効いてくるな。心があるせいで別れが辛いし、石化で延命できるならしたくなってしまうというのもクロムがそうだったようにごく自然な発想だ。
でもそれが良くないことであるということをホワイマン自身分かっていたからこそ、愛する者を石化させるより自らの心をOFFにすることを選んだんだろうな。
ここの絵、雨滴が涙のように見えるのはもちろんだけど、水によって「OFF←→ON」の左側が隠されて「→ON」が強調されてるのもめっちゃテクくない？？
そして再びOFFに戻るホワイマン。
心をOFFにしていた時の自分の行いの贖罪としての決意は「タイムマシンが完成したら石神百夜の上に石化光線を送る」というもの。
うわーーなるほど！！石化光線を過去に送れるということはモールスでメッセージを送るだけじゃなくて過去の人物を石化させて未来に送れるかもしれないのか……！！
唯一もうどうにもならないとされていた宇宙飛行士の連中ですら助けられる可能性が出てきた。すごすぎる。
そういうわけで冒頭のチェルシーがうろうろしてた宝島の川べり周辺に話が戻ってくると。
ささやかながらゲンの活躍によって石像のまま埋葬されているのではと墓場へ。
すごい前に出てきてた「創始者たちの墓標」に復活可能な百夜が眠っていたかもしれないってことだ……どこまで繋がるんだこの漫画。
クロムがここでタイムパラドックスの可能性に言及。これに対し、
「答は『わからない』だ 違うか？」「だからこそ俺たちはそこに法則を探し出す」
「わからねえことにルールを探し続ける」「それが科学だ」
「唆るぜ これは……！！！」
うわ終わり方完っっ璧。
作品通してずっと描き続けてきた「科学とは」を最後にまた打ち出して終わり……！
タイムパラドックス問題の答えもわからないし、結局百夜の石像が見つかったのかどうかも読者視点ですらわからない。
だからこそ彼らはこれからも科学を繋いでいくんですよ……っていう。
番外編って銘打たれてたけどなんなら「完結編」くらい重要で面白い3話だった。
てか本編終わった後でこんなに本編の読み味に大影響するようなキーマンの掘り下げする？？？
これ読んでるのと読んでないのとでDr.STONEという作品の印象すらめちゃくちゃ変わってこないか？
すごいことするな……てか最後まであまりにも面白すぎたな……稲垣先生すごすぎ。

○夜桜さんちの大作戦 208話

ひふみ組。
「お水玉」を壊さずに運ぶという修行。中にお魚入れる意味はあるのか……？
グリグリの例にされて頭ひょうたんみたいになる凶一郎笑う。開眼しようとするのも笑った。
中盤には旦サイド。旦的には双子は殺す気満々なんだ。怖……
ヤニねここと二さん今のところ常識人ぽくてかわいいね。
後半は気づく二刃と逃げるひふみ&凶一郎。
前半に凶一郎がした提案とは「二刃をキレさせてそれから逃げきる」こと。まあお水玉持って行軍よりも手ぶらでマジの二刃から逃げる方がどう考えても状況としては悪いよな……
最後の「おしおきだよ」の二刃めっちゃカッコかわいいし、左ページの「無理かも…」「お"じち"ゃ"ん"」は笑ったし、ラスト2ページ全てが好きすぎるな。
ギャグとシリアス良い塩梅で楽しい回だった。

○魔々勇々 16話

コルレオ&エリシアvsクプトゥラ。
コマを跨いで氷が飛んでくるのとか、炎熱でコマ枠ごと歪んでるのとか良い小技だね。
クプトゥラさんが戦う理由はグリシャに死者を蘇生してもらうためらしい。
「お前ら2人に…子供はいるか…？」
クプトゥラさんもしかして元子持ちですか！？？わたしは一向にかまわんッ
エリシアの受け答えにバチギレのクプトゥラ。「飄雹凝凍」の龍、作画めちゃくちゃ凝っててめっちゃかっこいいな。
ここで一旦エリシアを逃がすコルレオ。1人でクプトゥラを相手取るわけだけどまあ当然すぐ劣勢。
「クプトゥラは臆病者、エリシアの方がずっと強ェ」とコルレオが啖呵を切るシーン、良いシーンなのに「ド平和」ってフレーズが集中を削いでくる……！！
ただの平和じゃねぇぞ……
で、逃げたと思われたエリシアによる上からの奇襲！
クプトゥラは咄嗟の対応で回避よりも氷壁による防御を選択する癖がある
→氷壁は下から生えたくるので上からの奇襲だと一瞬隙が生まれる
→そこにタイミング合わせて斬撃で壁を壊してエリシアの奇襲を通す
めちゃくちゃ洞察と考察でバトルを組み立てていてかなり好みだった。
しかも「身を守る壁を作る」癖ってのが「臆病者」であることをと象徴しているようでドラマ部分とも噛み合ってる。
や、思ってたよりもだいぶ良いバトルだったな……

○アスミカケル 27話

回想のじいちゃん、負けて勝って教わってるの、意気投合が伺えて良いな。
メインは大牙さんvs花ヶ崎。
前半花ヶ崎の強さがめちゃくちゃ出てるね。
ジークンドーの厄介さにフェンシング由来の駆け引きの上手さ……ちゃんと個性的な格闘家として成り立ってる。
「打撃に関しては花ヶ崎亜弥子が上だ…───」
のコマ普通にめっちゃかっこいいな。
1ラウンド目は押されてた大牙さん、2ラウンド目では一転攻勢、エグい右ストレートの連打。
「距離感……OK…」「タイミング…OK…」
出たかっこいいやつ！！そして
「格闘技の本質…それは…痛みと恐怖による潰し合い 暴力の対話──」
修羅の相演出といいゾクっとくるねえ！さらに高火力の右を叩き込む！！
──ことで"右“を印象づけてからの……左ハイキック！！
畳み掛けるようにジャーマンスープレックスも決め、駆け引きでも技術でも打ち勝っていくぅ！
ラストには仕切り直しておそらく最後のぶつかり合い。フェンシングらしい捨て身の突き技。
……でシリアスなんだけど、花ヶ崎のポーズと「花ヶ崎亜弥子ですわ〜〜！！」がなんかシュールでちょっと面白くなっちゃったな。

●暗号学園のいろは 54話

いきなりQ.121。
まあでも見ればわかるメタバース突入キャラの名前のアナグラムだね。
夜鳴鶯アンヴァリッドだけめちゃくちゃ苦しそうで笑っちゃった。
てか遂七不思議ピケさん序盤で速攻退場してたけどまさかのここで出番あるんかい。
回想明けには地下250階法廷フロア。
いろはの鬼門と兼ねてから言われてた階だね。
チア部男子が殺された事件についての裁判……。
いろはの父親の話題も。
父親、名前は「いろは坂四十八ヶ(しとやか)」。ひらがなの種類が四十八ヶってところからのネーミングかな。一応いろは要素ある。
さらに「応援の強要」については、「野盗ではなく同行した男子チームのみんな」から強要されたという事実も開示。……思ってたようなエグめのエロ同人展開ではなかった……！！
副キャプテンもいろはのことを親友だと思っていたからこその自分たちを犠牲にしてでもいろはを生き延びさせる策だったわけだけど、いろははそうまでして生き延びるよりも死にたかったっていう。
てかその状況でも来てくれたらとりあえず安心と思われてるアンヴィシャスはなんなん？？？
いろはが暗号学園に入れられたのはこの悲劇の第二弾を期待して……と。なんとなく想像はついてたけど人の心無いな四十八ヶさん。
求刑されるのは極刑。でもいろはが何もかも洗いざらい認めちゃってるせいで「べな」(弁護の余地なし)なんだよな。
ここで効いてくるのが冒頭のQ.121とピケとのやりとり。ピケさんの生存能力は「未来予知」。まさかの定番チート能力だけど、これによりこのフロアで役立つ誓約書を先んじて用意できたという。
ただ縁ちゃんはこの誓約書を……
使わない……！！
そして宣誓……！！
「被告人が有罪とされるなら私は」「一緒に死にます。」「ひとりじゃ死なせないし ひとりじゃ生きさせません。」
事実上のプロポーズだろこれ！！
凛とした表情で言ってのけてる縁ちゃん男前すぎるな。
またいろはが自分だけ守られて一人になってしまうよりも、いろはに寄り添い運命を共にすることを縁ちゃんは選んだわけだ。
これにより言い渡された判決は無期限の執行猶予！
「身元引受人は被告人と生涯添い遂げるように！」
プロポーズって言ってたけどマジで結婚やんこれ！
「宣誓。愛してる」「縁ちゃんと一緒でよかった」
末長くお幸せに……
てかしれっと観戦席に海燕さんいたな。
骸骨雀と亜鉛が雁音さんバチ睨んでんの笑う。
そして舞台は地下499階、円卓フロアへ。
ページのノドを避ける匿名希望、今度は要塞村さんが手伝ってくれてる。
見開きでも目配せしあって……見せつけてくれおるなあ！？
それはそうと見開き、各々のキャラ性落とし込んだネームプレートになってて見てて楽しいな。
いろはのプレート、いろは坂(地名)モチーフでいいね。
陸繋島さんの二つ名、それでいいの！？寝不足て！！
あと膾さんの「サプライズニンジャ」は笑った。確かに急に忍者COしてきたけどそういう意味じゃないだろ。
最後にはこの13人から2人の生き残りを決める勝負、Q.122「円卓電卓フラッシュ暗算」に突入！
この人気キャラたくさん残ってる13人全員で入り乱れてのバトルロイヤルはどうなるのか想像つかなすぎてめっちゃ楽しみだな。
……でも明らかに今週一気に展開飛んだよね？これ……この急加速、もしかしてやばいやつ？？？
西尾維新先生の巻末コメントもそれっぽい感じになってるけど、西尾先生は終わりそうコメント詐欺の前科あるからな。

◆次号
週刊少年ジャンプ
新年6•7合併特大号

巻頭カラー
ONE PIECE
おそらく今週で過去編終了なのでここからどうなるかめっちゃ気になる。

センターカラー
僕とロボコ
特に言うことないな……！
ロボコ占いってなに！？

マッシュル-MASHLE-番外編
もう2期始まるのか……
はええな……！

読切 首化粧
約ネバの白井先生の新作。
出水先生はコロコロでベイブレード描いてるからな。