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【#WJ39】週刊少年ジャンプ2022年39号感想【寿司いくら】

ジャンプ歴20年Vtuber寿司いくらのジャンプ感想です。
配信でも感想を語ってますのでそちらもよろしければどうぞ!

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ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ39号の感想を語り合おうぜ!【アンデラアニメ化うおおお!!】
https://youtu.be/bjSiUmO0arQ

アンケ1:アンデラ2:あかね 3:高校生家族



●アンデッドアンラック 124話

アニメ化きたあああああああ!!!
予想通り!!でもうれしいいい
ずっと布教してアンケ出してを続けてきた甲斐がありますね…
ジャンプ作品のアニメ化って「まあそりゃするでしょ」ですることがほとんどなんですけど、アンデラは「アニメ化は難しいかも」「アニメ化しないまま完結するかも」「そもそも完結できるのか…?」という不安に常に苛まれてたので、こういう分からない状況からのアニメ化ってのはジャンプずっと読んでたわたしからしても何気に珍しい現象なんですよね。いやーめでたい。
表紙
どーんと「TVアニメ化!!!!!」って書いてある!!うれしい!
何気に"TV"って入ってるのも助かる。
ワンチャンネトフリ限定配信アニメとかの可能性もあったので。
イラストは不死不運のW主人公中心に人気キャラたちが周りを固める構成。
アンデラといえばビビッドカラーで1巻表紙からスプラトゥーンっぽいって言われてましたがスプラトゥーン3の試射会で大盛り上がりしたその日にこの表紙なのすごい偶然。
ジャンプの海賊マークもちょっと登場キャラみたいに見えておもろい。
あと安野雲だけ明確に読者意識してピースしてるのメタキャラって感じで良い。
アン風のポーズ、『もってけ!セーラーふく』の「いーかげんにシナサイ」のとこみたいだな。
巻頭カラー
1p目あらすじ。泣き顔風子めちゃくちゃ可愛い。枠外すらすごい色で凝ってていいね。
そして見開き。思ってた以上にオールスター!って感じですごいな…!?
イチコどころかジーナやボイドさんまでいる…
そしてこれを描いてるのは安野雲っていうのも手元で分かりますね。安野雲、イラストの中にもいるけど!
右から左に向かって鉛筆画、原作絵、アニメ塗りと変化してますね!アニメ化発表回ならではだ。
安野雲の持ってる筆記具も鉛筆→Gペン(Gライナー)、Apple pencilと変化してる。
この中だと真ん中の塗りが個人的にはカッコよくて一番好きだけど、アニメ塗り風子なんかめちゃくちゃかわいいな……
タチアナとリップがニッコニコで「よかったね…」ってなる。
メディア黙示録
アニメのティザービジュアルが早くも到着…!画風は若干原作と違うけど、そもそも原作からして画力の向上によって初期と今でかなりキャラの顔とか変わってるのでさもありなん。
ティザー見るとほんとにアニメ化するんだあ…って実感湧くよね…
制作会社はジョジョのアニメなどを手掛けているdavid productionということで。期待して良さげな制作会社なのでは……!??
本編
ここであらためてアンディのオリジンについて語る回。
アンディ、自分はゾンビじゃなくてアンデッドだって繰り返し言ってたけど墓から出てくるとこゾンビすぎて笑う。
昔の記憶はあくまでヴィクトルの残滓。アンディは記憶を失ってると思ってたけどそもそも最初から何も無かったというね。
てかリンカーン暗殺とアンディに直接の関係がなかったの意外だったな。
罪悪感と孤独感、普段の豪放で明るいアンディはある種不死の苦しみの裏返しだったのかなあという感じ。
アンディから「怖かった」って言葉が出るの何気にすごく意外よね。
ニコとの面識も回収。1巻では「拷問を担当した」って言ってたけど今回は「調べてもらった」。言い方の印象の差すごすぎない…!?
そして風子との出会い。新宿の例のあの橋ですね。
「希望」「喜び」、アンディの中で風子がどれだけ大きい存在になったかって話ですね。最初は「惚れさせる」とか「ちょろい」とか言ってたのによ…
「殺すかよ」と書いて「にがすかよ」なのオシャレ。最後まで付き合ってもらうぜっていうね。そういえば前も死ぬことを「上がり」って表現してたし不死ゆえにそういう思想が根本にある。
からの不運チャージハイタッチ。
キスでのチャージもロマンチックでいいけど、ハイタッチは"バディ"感が強くてカラッと爽やかでカッコいいな〜〜!!
呼び寄せる不運は以前も組織内部で呼び寄せてたマグマ。向きもバッチリで溶接もできてるし不運のコントロールもかなりできてきてる感あるな。
「不死のアンディだ!!」
"あんなに嫌だった"不死をこんなに胸張って言えるってのも良いし、風子からもらった名前、一番の絆の証ともいえる名前"アンディ"をここでドーンと出してくるのもエモい。
ほんでこの見開きのアンディの顔、めちゃくちゃ初期の作画っぽいんだよな。意識してそう描いてそうだよな。最高。
…てか待って!?海苔デカすぎない!??!?
先週、新たな希望を探すためにヴィクトルを封印したジュイス視点でのアンディ風子への想いおいしすぎみたいな話をしてましたけど、今週最後の「ありがとよ!!オレを生んでくれて」からのくだりはマジでジュイス視点そら涙出るのも無理ないよってくらい報われただろうなというところ。
「出会えた全てに感謝する…!!お前らと生きたこの日々が!!オレを作ってくれたんだ!!」に関しては戸塚先生から読者へのメッセージとしての意味合いも込められてそうでこっちも涙が出ますね……。ずっと応援してたよ…こちらこそありがとう……
そしてラストには「行くぜ ループ!!」にクソデカゴシックUNDEAD UNLUCKドン!!!で〆!!!
エモさ、ネガティブな人生の肯定、ワクワクくるヒキ…とアンデラの好きな部分がぎっしり詰まった、アニメ化発表回に相応しい回でした!
これからも応援してます!!次回いよいよループで楽しみすぎる……!


●ONE PIECE 1058話

ワノ国を出発しその後。
公式のチョイ見せですでに知ってたけどクソボコにされてるルフィに「四皇」ってわざわざ表示してるのおもろすぎる。
とか言ってたら後でバギーも泣きながら命乞いしてるところに「四皇」って出てるし。これが天丼してくるとは思わなかったよ。
一味の懸賞金額もUP。
全員億越えあるんじゃね?と思ってたらまさかのチョッパーは少ないままっていうね。戦ってるチョッパーと普段のチョッパーが同一って認識されてないんだろうか。
サンジはゾロに抜き返される結果に。ここは四皇討伐に噛んでるかどうかが大きいんだろうなー。
ゾロの役職「剣豪」なの面白さとかっこよさどっちも感じるな。
そしてバギー。左右をクロコダイルとミホークが囲んで武器突きつけられてるの、正直ラブコメ主人公の構図にしか見えないな…
Twitterで薔薇薔薇の実のド受けのバギーとか言われてて笑った。
よりによって作中トップクラスのセクシーおじさん2人組だし…
セクシーなのセクシーなのどっちが好きなの!?的なね。
てかクロスギルド設立の経緯が今回語られたわけだけど面白すぎる。
脱獄のよしみでバギーに借した金の取り立てに来たクロコダイルがなんやかんやで部下みたいになっちゃった!って…
しかもずっとキレてたのにミホークに「消したきゃいつでも消せるって話だ」に「確かにな」ニヤリ って納得してるのちょっとアホで面白い。お前が説得される側なんかい!!
いつのまにこんな愛嬌たっぷりになったんだクロちゃん……
てかクロコダイルとミホークの懸賞金もアツいなあ。
今まで七武海だったから更新されてなくて懸賞金をバロメーターとして使うのが難しかったけど、ここに来てクロコダイル19億6500万のミホーク35億9千万とは…
クロコダイル、ルフィや黒ひげよりは下だけどゾロより上って一番ちょうどいい位置かもな〜。
ミホークは強すぎ。なんだこいつ…!?わかるけど…!
ラストは革命軍およびサボについても触れられてなお次回が気になるヒキ。
次号は休載だけどね!!

●呪術廻戦 195話
前回登場刀おじさんから。
DX日輪刀は"やった"な!?
巻末コメントを見るに完全に分かっててやってますね。どんだけ出したかったんだ。
ただDX日輪刀はわかっててやってるから突っ込まんといてくれって巻末で言ってるけどカッパのくだりで出てきてるポケモン、実はこっちも時系列ガバってるんだよな…
作中は2018年11月のはずなんだけどこの時点では剣盾は発売してないという…(ピカブイはたまごの概念が無いので6Vメタモンにも価値が無い)
フォローしたつもりで他所にガバが発生してるの芥見先生らしいっちゃらしい
いざ戦うと刀おじさんめちゃくちゃ強くてビビった。
でも真依そのものとも言えるこの刀を手詰まりとはいえよく分からんおっさんに渡しちゃう真希ってどうなんだ。
まあ結果的にはこのおじさんとの出会いが真希のパワーアップフラグになってるっぽいけど。

●ウィッチウォッチ 75話
センターカラー!

本編の内容に関連してドーナツ。
パステル&ポップで目を引く良いイラスト。
本編
モイニコが魔法で小さくなる回。
「人間が小さくなったら現実問題こうなるよね」を徹底的に科学監修をつけて掘り下げてます。
ことあるごとに「科学監修:くられ」が付くせいでくられ先生がファンタジー壊しにかかってるみたいじゃないか!でも面白えんだこれが。
最後に「科学監修:なし」が来るのも細かくて良い。
「中華料理店の床」みたいなちょうどリアルで嫌な感じの表現も良かった。
シキにも出番がやっとあってよかったね。

●SAKAMOTO DAYS 84話
坂本vs周のマスターキー争奪戦!
バトルしながら周くんの掘り下げも同時進行。
やっぱり周くんは以前予想してた通り四ツ村さんの息子でしたね。親子で何か確執があるらしいのも予想通り。
授業のシーンでは校内トップで周りから一目置かれてたり普通にテスト前とか友達と協力してるっぽい"学生"としての掘り下げも。このへんさりげなくキャラの奥行き出してるよなー。
そしてサカデイの強みであるシチュエーション活かしたバトルもバチバチにキマってる。
廊下をすごいスピード感で走りながらの戦闘、授業中の教室の後ろでの静かな戦闘…
周くんの実力とキャラ性の両方の理解度が一気に深まった一話でした。
てかサブタイトルそこ!??(123ページ)

○僕のヒーローアカデミア 364話
AFOの復活は壊理ちゃんの個性"巻き戻し"を転用したもの。
そういえば巻き戻し使うと最終的に消えてなくなるって話でしたね。
てか弱き人々を救い包み込むためのヒーローマントを格好つけのために奪うの冒涜っぷりがすごいな。
最後はかっちゃん周辺。
エッジショットがまさかのかっちゃんの心臓になる展開。
ぶっちゃけ現状だとエッジショットってキャラにそんなに思い入れがないのでどうでもいいキャラと主要キャラの1:1交換で死を帳消しにするのどうなん?の目で見てるんだけど、1コマエッジショットとベストジーニストの過去挟まってるし、次回あたりエッジショットの掘り下げもしてくれると信じたいな。

○アオのハコ 66話
文化祭後の千夏の話。
例の劇の事故見てるはずなのにいつも通りの千夏先輩。
まー千夏先輩ったら感情表に出ないよな。
後半のお泊りタイム。
初読時、花恋さんの「気になる人でもいるの?」は察しよすぎ!?って思ったけど、「ホント恋愛事興味ないよね」に「私は他の子より上手じゃないかも」って返事が来たら(実は興味ないわけではない……?)ってなるって話よね。
そしてラストは「いるよ 気になる人」。
今まで曖昧だった千夏先輩の想いがいよいよハッキリしてきた…!!
これ千夏先輩本気出したらいよいよ雛ちゃんの目が…!
てか気になる人相手にひとくちカステラぱくっさせて"上手じゃない"はよく言うわ!!ってなっちゃうな。…なっちゃうよな!??

○あかね噺 27話
あかね可楽杯優勝、その後。
冒頭しっかりからしくんの曇らせあって大満足。
自分が素人の域を出てないと見られていたこと、あかねはプロの域にいることを認識してしっかり悔しがれてるのは良い。この子は強くなるよ…
そしてあかねと阿良川一生の座談会。
あかねは初手でぶっこむわけだけど、漫画なのにとんでもなく張り詰めた空気感を伝えてくるのすごいな〜…
絵だけでも文字だけでも伝えるの相当難しいよ空気って。
そして一生の表情がめちゃくちゃ良いんだよな〜。ラスボス然とした恐ろしさや格の高さを感じさせる表情。
あかねの質問直後の微笑、記者ハケさせた後の邪悪な笑み、あかねが志ん太の娘であることを知った後の静かな驚愕…どれも良い…
それでいてあかねの問いへの答えもプロとして納得度の高いものなのもめちゃくちゃ良い。
「客に応援されるのが"真打の芸"か?」
正論すぎる。

例えばアレがただのコンクールとか巡業なら応援される落語ってのもアリだったかもしれないんだけど、でもあの回は真打昇進試験だったんだよな。
"真打"っていうプロ中のプロが客からの応援をアテにした芸やってていいんか?って言われたらそりゃダメでしょって話で。
ここまでのお話を通してあかねも読者もいつの間にか志ん太のどこがダメだったか分かるようになってるんだよね。
すごい構成力だこの漫画……
ただ、いくら志ん太の落語が真打に値しないものだからとて、それでも他所の弟子を破門にするのはやりすぎでは?という部分はまだ解決されてない気もするんだよな。そこも次回以降消化されるのだろうか。

○読切 おイナリ
『左門くんはサモナー』の沼駿先生の新作。
ポンコツ神さま!ついでにキツネ娘!という流行りの雰囲気のラブコメど真ん中!な感じ。でもまあこういうのでいいんだよこういうので。
綺麗な作画とハイテンションなギャグという持ち味は今回もガッツリ出てましたね。
「人の子がよぉ…!!」とか「参観日の息子か?」とか「油揚げ 髪に付いてたぞ」とか好きなギャグいっぱいあった。
あと普通にイナリちゃんかわいい。かわいそうなポンコツ女すき。「ま また来るじゃろ…?な?仁…?おい…?」のところ大好き。
てかジャンプでNTRとか言っていいんだ。
あとBSS(僕の方が先に好きだったのに)はもじって出すほど知名度あるんか…?


○マッシュル 121話
センターカラー!
ハットでキメる神覚者たち。オレンジのライティングがオシャレで好き。
本編
ドット&ランスvsエピデム。
なんか異様にキレてて意固地だったランス。今回も一人で突っ走ってる…
と思ったらなんと妹をモルモットにされてるらしい。マジ???おおごとじゃん……そらキレるわ…ただでさえシスコンなのに……
代えの妹とかいう悪趣味ナチュラル煽りもかまされていよいよブチギレ…
のところに一喝してくれるドット。
ドットくんはこういう普通熱血主人公がやるムーブをやってくれるので良いね。
エイムズ兄弟のときと同じ構成だけど反発からの共闘はなんだかんだ燃えるな。

●逃げ上手の若君 75話
vs渋川殿。
…と思いきや一時退却し立て直し。
渋川殿もあんだけ怒り狂ってたのに怒りを収納して冷静な判断できるあたり格高い。
今回は弧次郎の生い立ちについて掘り下げ。祢津殿がただただ弧次郎に厳しくて嫌!ってだけじゃなくて弧次郎は弧次郎で恩に報いたくてやってるのね。
てか時行の変態っぷりいよいよヤバくなってきてる感あるな。
「やっぱり死ぬかと思った?あの渋川の信じられない位でっかい太刀は」
えっち感知!!!
ラストは海野vs渋川の自己強化王決定戦。流れ的に海野殿は負けるんだろうけどマッチングが面白すぎてめちゃくちゃ気になる。いいね。

●ブラッククローバー 335話
NTRの衝撃で隙できたのを攻撃されたとこから。
"浄化した悪魔を宿した人間"の名前を早速教えてくれました。ブラクロはこういうとこ信頼できる。
"聖騎士"おおかっこいい。
そして"魔法大帝"あれ!?ダサくない!?
大帝ってジャングル大帝でしか聞いたことないぜ。
シスターが宿してるのはベルゼブブなので空間魔法が使えるとのこと。これは前の章の悪魔の魔法を使うやつらがこれからズンドコ出てくるってことかしら。
てかアスタぶっ飛ばされたけどこれ死体上がってないし空間魔法だし実はこの場から消えただけで生きてる説かなりあるよね?
決戦は7日後。
団長勢揃いだったけどこれは結局逃げられたってことなのかな?最後のページどういう状況なんだろ。

●PPPPPP 46話
メロリの演奏後のミーミン。
よく分かんなかったのでソラチカに答えを聞きにいくもののそれでもよく分かんないという。
まあただでさえメロリの感情複雑すぎだからね…
とはいえ分からないなりに選んで伝えて…
本質的には何も理解されてないし伝わってないんだけど、ミーミンに選ばれたという事実で「ずっと1番だった」ことに気づいて満足するメロリ。
わたしとしてもちょっとなんかよく分かんなかったけど「メロリン大好き」「知ってた」はすごく良いな…
でも個人的に一番面白かったのはその次のファンタの顔。
目ぇ死にすぎじゃない!??
(彩刃に続いてコイツもかい!やってらんねーよ!)って感じなんだろうな。可哀想。
次回は運vsソラチカ。1、2試合目でAチーム2勝してるので言われてる通り運くんまあ負けるんだろうなー感あるけど、どう負けるか、どれくらい負けるかってのが気になるところ。
運くん1人だけ戦犯みたいな感じになったらやだなー。

●僕とロボコ 102話
ロボコのアルバムを見る回。
1p目アオリ、中身と書いてヒデと読むのジワる。
アルバム見ながらツッコむ形式だからテンポよくて面白かった。
5歳で完成してるの好き。
ロボコの学校…というか研究日誌も面白いんだけど「地球上にはない物質でできているようだ」とか不穏なこと書いてあるな…
最後はボンドと出会ってからのアルバムでほっこりオチ…と思いきや未来アルバムで世にも奇妙オチという二段構え。
高校全落ち写真、スラダンの「泣くな」のやつだこれ!
てかみんなとの思い出のくだり、最終回付近とかでやるやつやろこれ。

●夜桜さんちの大作戦 143話
そば作りをする日常回。
前回シリアスでも普通に日常回ぶち込んでくるよね夜桜。
腕まくりしてる六美の二の腕と、くすぐられてる四怨お姉ちゃんのぶっとい太ももがえっちでよきでした。

○高校生家族 99話
前回言ってた「社長にお会いする」の続き。なんか普通に職場にいる…!?って思ったら「職場体験だよ」って…
またしても2p目で大笑いしたわ。シチュエーション勝ちすぎる。ズルいよこんなの。
元々ここでバリバリ働いてたのと職場見学とのせめぎ合いに青山をひとつまみ足してずっと最高になってる。
青山の「で… っでも… っでも…」面白すぎ。
一郎はもはや現職の人に代わって説明してるし。「誰が答えてんだ…?」こんな小さいのになんて火力だよ。
「正直ムリヤリ会社に引き戻そうとするよりも卒業するの待った方が早いんじゃないかって…」
オチも最高。それ読者も思ってたよ。

○すごいスマホ 16話
サブタイトル通り新章開始っぽい回。
最初のいろんな事件並べてるとこ、最後のやつだけめちゃくちゃ局所的で笑う。
後半はQと久々の結歌ちゃん。ベッドに入ってくるのえちちすぎる。でもちゃんと幼馴染ならではの本質のつき方してるね。お陰でQもへこたれてたけど再起して仲間探しモチベUP。
でもこんなやる気になってるのにまさかの牛乳飲んでたら新たな仲間の方からやってくるの何!?
でも女の子の方ありえんくらい可愛い…
この子がオタクを炎上させてた子かな?

○ALIENS AREA 12話
尾行捜査回。刑事っぽくて良い。
尾行のコツとか説明するのも先輩後輩バディならでは。
尾行先のスナックには今までのキャラたちとは決定的に温度感の違う明菜さんというセクシーなママが。出る作品間違えた……?
理屈っぽい写楽に対し「理屈を探してるタイプ」「つまらない人」ってズンズン言ってくるの、良いな…
「猫を拾って育てるのにいちいち理由が必要?」ってのもキャットフードにかけてるし説明してないようで説明してるよね。情がわいたってことだ多分。
刑事ものっぽい良い緊張感の会話が続いて最終的に縦軸の"物質"の話に繋がって。オチのセリフも良いフレーズだし…面白くね!?今週!?
ポエミーな言い回しじゃ分からない写楽さんや先輩風吹かそうとして藪蛇する写楽さんなど写楽さんのポンコツなところが見えたのも良かった。


○地球の子 26話

vs地球ちゃん最終局面。
"死の待合室"再登場はええやん…!ってなった。ラストバトル(?)に相応しい。
令助の「どっちも諦めない」は以前も「衛に10年スキップさせない」か「かれりを助ける」かの2択でどっちも諦めなかったことがあるので説得力あるね。
「それすら諦めてないの…?」も令助の主人公らしいとこ見れて好き。
地球ちゃん急に納得してくれるやん…ってなったけどこれは尺の都合だろうなあ…
ドロン完結ってことはこっちも…?

○ドロンドロロン 36話(最終話)
本編
塚原のじーさんによるお膳立てでラスボス宮本ハンゾウ討伐の大チャンス…!!
ということでハンゾウとドラ&クサナギの一騎(?)討ち。
トドメをさした「人妖一体 天地薙ぎ」、ページ跨いだ大きな見開き使ってて「え!?それできたの!??」ってビックリした。もっと早くやってれば……
ハンゾウ討伐後は即クサナギとのお別れ。この2人、ずーっと仲良かったしこの2人が一番やはり印象深いのでお別れシーンは素直にジーンとしましたね。ドラクサナギ互いにもう会えないのは寂しい…
その後ドラはイザナギ隊を辞め、警官を目指すと。一話で言ってたように母を喜ばせるための公務員ってわけですね。
クサナギはクサナギでアマビエっぽいモノノケを助けてて、最後の最後は離れていても2人はしあわせな優しい世界を目指して頑張っていきますよというこの作品らしい温かい終わり方でした。

作品全体の振り返り
主人公2人の高い好感度や隅々まで行き届いた気配りが防御力に繋がって、序盤はかなり良いスタートを切れていたように思います。
ただ、その後序盤を超える盛り上がりを最後まで作ることができず、じわじわと沈んでいった印象でした。防御は足りてたけど攻撃が足りてなかった。
特に魅力的な敵キャラが全くいなかったのが敗因として大きいと思っていて、バトルを見ててもハラハラしないし勝ってもそんなに喜びが生まれない…というバトル漫画的には致命的な欠点を抱えてたように思います。
それで言うと一番大きなターニングポイントはヒデヒサの処理かな。
ヒデヒサ、般若牛鬼(通称グランドフィッシャー)っていう主人公因縁の敵の中から出てきたというインパクトもあったしドラクサナギが初めて出会った明確に勝てない相手というキャラだったのでライバルポジや越えるべき壁として据えるのには最適だったと思うんですが、特に見せ場もなくヘイスケの噛ませとして瞬殺されるという扱い。アレは勿体なかったしガッカリしたなー。
キャラを作るのは決してできないわけではないというかむしろ魅力的なキャラを作ることはできる作家さんではあったと思うんですけどそれを活かす腕が足りてなかったって感じかなあ。
あとこれも何回か言ってましたがコマ割りに思い切りがなさすぎな節がありますね。終盤は最終回までにできるだけ色々回収するためにコマが小さくなってたのも分からんではないですが、読み返してみたら一話から左右のページを跨ぐコマ割りは滅多に出てきてませんでした。
電子で読まれることも意識してそうなってたのかもしれないですが、盛り上げや演出が上手い漫画はここ一番の決めゴマでページ跨いだ見開きドーンやりつつ電子で片側ずつ読んでもちゃんと面白く作ってくるんだよな…
まず面白くするのが最優先で、電子で読む人への配慮はその次なのでは?って思います。
批判的なことも語りましたが、味方サイドのキャラの読者からの好感度がとにかく高いのはこの作品の凄く良い点だと思っていて、それだけにそれを生かしきれなかったのが惜しいなーという感じです。特に主人公2人がちゃんと一番好感度高いのは良い。だからこそ最終回での別れは悲しかったわけだしね。
「悪くない」だけじゃ人気作品にはなれない…と言うある種ジャンプのシビアさを感じた作品でした。
大須賀先生、お疲れ様でした。

次号
週刊少年ジャンプ40号

表紙&巻頭カラー
新連載 大東京鬼嫁伝
21年23号に載ってた同タイトル読切が連載に!当時も連載で読みたいと言ってたのでこれはうれしい。

センターカラー
アンデッドアンラック
いよいよループ!全てが楽しみ。

アオのハコ
千夏のターン…くるのか…!?菖蒲ちゃんも気になる。

高校生家族
連載100回記念!超特大センターとは珍しい。

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