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珈琲で「整う」ひととき


〜2023.12.27編集済み〜
私の中にある警報器がけたゝましく鳴り続ける今日この頃、みなさま如何お過ごしですか?
ってか、Merry Christmas!

その警報器を止めるために、私自身にアロマ香るソイキャンドルをプレゼントしたり・・・今日は念願のcaféで静かなひとときを過ごしてきました。

さて、あなたは今の自分を例えるならどんな状態ですか?


コーヒー愛の目覚め

高卒で社会人になってからは遊びに行くのはいつも京都でした。
ちょうど京都四条にアフタヌーンティーカフェができたり、新しいレストランができてきた時期だったので友人とお昼は新しいカフェやレストラン巡り、夜はマハラジャ(ディスコ)と言ったコースで遊んでいたっけ笑

その頃はまだ紅茶が大好きで、ケータイもパソコンも無い時代、“紅茶専門店”を探し歩いたりしてその頃からひとり旅を楽しんでいました。

コーヒーに目覚めたのは京都ではなくて滋賀でした。

るろうに剣心の映画でお馴染みの滋賀の“近江八幡”にある尾賀商店さんの繋がりで“ひつじカフェ”さん(という名前だった気がする〜)に出会っていただいたドリップコーヒーに感動したのが始まり。

ー全く嫌な苦味や酸味がないクリアな味ー

それからずっとひつじカフェさんのような感動には出会えなかったのだけれど、2015年に滋賀の守山にオープンした米安珈琲焙煎所というカフェでようやくまた感動するコーヒーに出会うことができました。

米安コーヒーのコーヒーはどれも
美味しくて
美しい

オーナーもパティシエの奥様も、お店の設えもメニューも全てが凛としているんです。

それはきっと、真心でその世界を作っているから。

空間と一体になって淹れるのは、珈琲の形をした愛なのでしょうね。

飲む人の元へ辿り着くまでの工程一つ一つの中で清められ、我を1ミリも挟まず淹れられた珈琲は癒しを通り越して“感動”を体験できます。

私は米安珈琲焙煎所の虜になって各種イベントに参加するようになり、コーヒードリップのマイスター認定を受けられる実演も兼ねた講座も一通り受けました。

準備に準備を重ねて作られた米安珈琲焙煎所という空間は、これからの自分の生き方まで考えさせられるものでした。


café Bach

その米安珈琲焙煎所のオーナー川那部さんは全国でも数少ない“アドバンスコーヒーマイスター”
東京にあるcaféBachで修行されたと聞いて、いつか行ってみたいとずっと思っていました。

関東に移住してからは何度も東京に来ているはずなのに何故か行く機会がなくて・・・

クリスマスイブの今日やっと念願のcaféBachデビューが叶いました。

南千住駅から500メートル(歩くと結構遠い)
ドリップしているところを見たいからと頼んで、ドリップしている目の前のカウンターに席を変えてもらった

カフェは思っていたより、ずっと“こぢんまり”していたけれど、素晴らしい接客と美味しいコーヒーだった。



珈琲から宇宙

注文したのは“バッハブレンド”のポットサービス。
席をカウンターの真ん中にしてもらって目の前で一つ一つドリップしている様子をずっと見ることができました。

私が米安珈琲焙煎所でレクチャーしていただいた淹れ方とは少し違っていましたが、一口飲むたびに息が深くなって・・・一瞬で周りが宇宙空間になるような静けさが私の中に生まれました。

サウナとは違うけれど、「整う」っていうような
「瞑想状態」に近い感覚になりました。

あゝ これだ

この“ひととき”だけは、私の中の警報器が鳴り止んだ気がしました。


スペシャリティコーヒー

米安珈琲焙煎所でスペシャリティコーヒーというものを知りました。
もちろんcaféBachも。

こういう取り組みもまた、これから広がっていくといいなと思います。

私の淹れるコーヒーもぜひ飲みに来てください。

そのために私とお友達になってね。

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