雨を呼ぶ
お久しぶりとなっております。
年明け、1月の間は自分の時間が多くあり、
年を跨いだのも含めると5つの作詞作品ができました。
ひとつの作品に仕上げるペースを上げる
というのが目標だったのですが、
いい感じに意識できたと思います。
1日の中で歌詞について考える時間がある増えてすごく充実した気持ちも得られたような!
これらは全て曲先スタイルで作っていて
歌詞募集をしている方の曲に対して
作詞を挑戦しております。
応募というかたちで作品を提出して、
そこからまた選ばれるかどうかは別なんですけどね…
今のところ、選ばれてるものはなくいい意味で挫折をたくさん経験できてます!
そして、あれだけあった曲先への苦手意識が
少しずつ減ってきたような気がしてます!
中には、プロに求めるものとの差をフィードバックくださる方もいて勉強になったり!
と、いい時間を過ごせています。
その中のひとつを今日はのせます〜
「雨を呼ぶ」
紡いだものを ほどいてく口数
ほつれた先で 温もり放たれてく
ため息を重ねて 作り上げてきた
あの分厚い雨雲が 空を覆っていく
見慣れた街並みにも 影が差し始め
何かの予感がして 振り返る
今では一点の曇りすらなく
目を見て話す 僕らはいない
やがて雨はやってくるだろう
悟るようにして 傘を差す
思わぬ展開 見せた脚本家よ
このお話の結末に 何を見る?
この雨が次を呼ぶ それが運命(さだめ)で
遥かから僕らのこと 探しにきてて
笑ってる君のこと 連れ去ってゆく
悲しみとの鬼ごっこ 繰り返し 生きてく
2人のこれが最後の雨か
長い時間(とき)の一瞬のことか
まだ僕らは決め兼ねてる
答え出ないまま
そうしてまた雨を呼ぶ それが運命(さだめ)で
遥かから僕らのこと 探しにきてて
笑ってる君のこと 連れ去ってゆく
産まれてくる悲しみと 生きてく
降りしきる 雨が伝わっていく
無情に染まる 男の頬を
これは君の涙なのかい?
僕が見過ごした
本当は僕だって会いたいんだ
そうあの頃の君と僕とに
いつか雨は止むだろうけど
隠れるようにして 傘を差したままでいる
僕らはまた雨を呼ぶ
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