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AI 「僕はもう死んだのに まるでまだ生きているかのように扱われるのは 嫌なんだ」 声を切…
呱呱 プロトタイプなしで産まれてきた僕らは 故に不完全極まりない 言葉足らずなのは生まれ…
その場所で 「遅くなったね」とか「お待たせ」とか そんなずっと言いたかった言葉を言えると…
果報者として 私が果報者でいられるのは あなたが生きてくれているから あなたが生きて 声…
世間体など気にせずその呼び名を全うする 「お父さん」「お母さん」と 「お兄ちゃん」「おば…
それでも君が好きで 君の傍に居たくて・・・ 運命など信じていなかった そんな出逢いがあると…
誰のことも好きにはならないだろうと思って生きてきたのに あなたのことだけは好きになった それはどうしてかどんなに考えても分からなかったけれど あなたのことだけを考えていればいいような気がして それはどうしてかなどどうでもいいことなのではないかと僕は考え 誰かを好きになるということはそういうことだったのかと ようやく分かった頃には闇夜の中にいて そこはまるで色彩としての黒を基調にした場所で―― 誰も僕のことなど好きにはならないだろうと思って生きてきたから あな
見たままが幸せでいい あるがままの幸せなどいらない 思い描いた未来だけ望むから・・・ それが…
君に会いたくなったらどうすればいい? もういない君に会いたくなったらどうすればいい? 僕…
なぜ俺は俺が死ぬことを知っているのだろう 「いつかは死ぬ」ことをなぜ「知って」いるのだろ…
夢の終わりを夢の中で知る すべては作り物だったのだと でもそれを確かに愛でていたのだと 夢…
もはやあの頃の自分は他人であったのだと錯覚しても無理はない 今の自分を否定しようというの…
一緒に年をとっていくはずだったその人がもういない 自死を選んだという話だ 私の選べなかっ…
僕はいつか死ぬ そしてもう二度と産まれてくる事はない その事実とどう向き合うか その現実とどう対峙するか 僕にはまだその答えに辿り着くための筋道すら用意出来ていない 僕の代は僕で終わり 終わりなのだから次はない 次がないという事はつまり僕が僕として生きていられるのは今だけという事―― そんな当たり前をどう呑み込むか そんな当然をどう噛み砕くか 僕にはまだその理解に及ぶだけの知能も経験もない (2020.9.13)