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恐怖症いろいろ HSP
集合体恐怖症や先端恐怖症、閉所恐怖症や高所恐怖症。
色々な人と話してみると、意外とみんな何かしらの恐怖症なんじゃないかと思ったりします。
今回は、私の恐怖症(自分でそうだと思っているもの)についてお話ししようと思います。
白い空間恐怖症
真っ白な壁に真っ白な床、真っ白な家具に囲まれた部屋や空間がすごく苦手。
空間が広がっているはずなのに、自分に迫ってきているような気がするというか、閉じ込められているような恐怖を感じる。
空間の中の境目が見えなくて、奥行きがわからない感じがするのも原因の1つだと思う。
目がチカチカするし、頭はクラクラするしで、どうにも入りたくない。
通っていた予備校の休憩スペースがそうで、「こんなとこで休憩できるか!」って思っていたし、
以前行ったメンタルクリニックもそうで、
受付にいる看護師さん(?)たちまで白衣なものだから、本当に視界全て真っ白で、
心がしんどくてきたはずなのに、病院に入るのがまたしんどいという、、
入るか、入らないか、、しばらく葛藤した末に、下を向いて大好きなコナンの漫画を見つめながら入った。
マス目恐怖症
この恐怖症はほんの一時期だけだったように思う。
正方形のマス目が続いているようなものを見ると、目がおかしくなって自分とマス目の境界線がなくなるような感覚になるというか、漠然と怖い。
実家にいた頃、家族が晩御飯によく頼んでいたお弁当が3×3の正方形のマス目に仕切られていて、
食べたい、、のに、、見るのが怖い、、、
お弁当の一部を何かで隠したり、目を薄めてぼんやりしか見えないようにして食べたりしていた。
嘔吐恐怖症
日常生活の中で一番深刻なのがこの嘔吐恐怖症。
全く大げさではなく、死ぬよりも吐く方が怖いかもしれない。というくらい。
嘔吐恐怖症だけは他の恐怖症と違って、トラウマからきている。
小さい頃ノロウイルスに感染し、夜通し吐き続けていたトラウマだ。
もう吐くものもないのに体が吐こうとする。
「なんで先に死んでおかなかったんだ」と後悔し続けていた。
もう一度あの苦しみを味わうくらいなら死んだ方がましだ。と思ってしまう。
きっと本当は、昔の恐怖体験が無意識下でどんどん膨れ上がっている部分もあると思うし、
もし今もう一度ノロにかかったりしたとしても、私が想像しているほどの苦しみではないのではないか、と考えたりもするんだけれど、
わかっていてもやっぱり、恐怖が大きすぎる。
今こうやって思い出しながら書いているだけでも気分が悪くなってくるくらい。
それゆえに、ほんの少しでも傷んでいる可能性のあるものや、何かわからないものは、何があっても絶対に食べられないし飲めない。
お酒を飲むとしても、ほんの少しでも気分が悪くなりそうに感じたら、それ以降何があっても飲まない。
そしてこの恐怖症によって一番困るのが、
他の人が吐いている場面を目撃したり、吐瀉物を見るだけで、
あたかも自分がそうなったかのように感じてしまい、脳がぐらつき、吐き気を催すことだ。
これは“共感性が高すぎる”という私の性質がゆえのものでもあるのだと思う。
他者と自分の境目が曖昧で、自らの体に異常を感じてしまうのだ。
きっと逆に、もう一度経験してしまって、「思っていたよりマシだった」と記憶を上書きするのがいちばんの解決策だったりするのだろうと思いながらも、できることなら死ぬまで二度と経験したくない。
今回は私の恐怖症についてお話ししましたが、共感してくださる方、この記事を読むことで気分が悪くなってしまったらすみません。
恐怖症というものは、克服するのが難しいものであると思います。
無理に克服しようとしなくても、上手に付き合っていけるようになったらいいなあ。
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