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適応障害からの退職を経て、HSPの私の働き方①


私は毎日「今日はこれをやらなければいけない」という縛りを抱えて生きることがとても苦手だ。

何かが始まる時刻というタイムリミットを頭の中でこねくり回して、プレッシャーとともにカウントダウンする。

その時間が本当に苦手で、吐きそうになる。



最近仕事での利便性を優先して、スケジュールをGoogleカレンダーで管理するようになった。
スケジュールを仕事仲間と共有することで、ミーティングなどの日程調整がはるかにスムーズになった。

でも仕事仲間にプライベートな予定まで共有したくはないから、仕事以外の予定は全部「私用」で入れていて、その内容は頭で管理しているというとてもリスキーなスタイル。

「この私用はなんだ、、?」と時折悩む。

ずっと紙のスケジュール派だったのだけれど、持ち歩かずにいつでもスケジュールが確認できて、スマホから予定のリマインドがされるのは確かに便利だ。

でも、自分の字で、いろんなペンで、書き込まれた予定帳。

入る予定だったけどなくなってしまった予定も、二重線を引かれて、
「結局なかったんだけどね」って顔をしてその中には残っていて。

それが好きなんだよなあ。



最近色々と仕事が増えてきて、気がついたらスケジュールはパンパンで。
ほぼ毎日複数の予定やタスクが入っている。


もし明日の私が全然ダメダメだったらどうしよう。
動けなかったらどうしよう。

もし急に全てがしんどくなって、何も手につかなくなったらどうしよう。

スケジュールを見ていると、ふとそんな気持ちになってしまうこともあって。実際、その「もし」が時折起こってしまうこともわかっているから。

いつもそーーっと、恐る恐る予定を入れる。


でも、このたくさんの予定はよくよく考えると、
入れられているまさにその日、
その瞬間にやらなければいけないものが少ない。


そこが、私が働き方を工夫してきた賜物だ。


「それ、朝じゃなくて夜でもいいよ」
「今日じゃなくて明日でもいいよ」
「今週のどこかでできればいいよ」

そんな予定が、今の私のスケジュールには多い。


ある瞬間の私がダメダメでも大丈夫。

違う瞬間の私はバリバリやれるから。


そう思えるだけで、日々のプレッシャーが格段にマシになる。


どんな仕事をして、どんなスケジュールにするか。自分にとってどうするのが1番いいのか。

簡単に答えは出ないけれど、
「これが本当に耐えられない!」って気づきを積み重ねて、うまーくかわしながら。

ゆっくり試していこうと思う。


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