言葉のかけはし&そらいろ(難聴ベース)
【聞こえない世界ってどうなんだろう?と興味を持たれた方向け】 「聞こえない世界」を、聞こえる人間が見える化しました。もちろん、半分もわかってないはずですが、聞こえるからこそ伝えられる世界に触れてみてください。
【難聴の子を持つ親向け】 わかりづらく、体系的な考え方が示されていない難聴児の子育てや進路選択の考え方を、わかりやすく見える化しました。ただ、まだまだ見えないことも多いため、現段階での見える化なので、この先変わってくることもありますし、地域差によって、該当しないこともあるかもしれないことは、予めご了承ください。それを踏まえた上で、難聴児を育てる方は、ぜひご参考にしてもらえればと思います!
【共生社会に興味がある方、企業でダイバーシティ&インクルージョンを進めたい担当者向け】 言葉のかけはしは、聞こえの共生を目指しています。そして、このことは多くの人にとっても過ごしやすくなることにつながります。 地域や学校や企業で、聞こえの共生をするためにはどうすればいいのか?、そして、その効果を知ることができます。 みんなで過ごしやすくなる社会を創りたいですね。
小学校入学時から難聴学級の新設申請をして、現在2年生の娘が通っている難聴学級について、かけはし岩尾が隅から隅まで書き尽くします! もちろん、懸念事項もありますし、いいところもめちゃくちゃあります(^^ゞ
言葉のかけはしは、難聴理解促進活動をする法人です。 ★アニメで知ろう!難聴講座 ★ろう・難聴の生徒向けキャリア支援 ★ろう者・難聴者が働く企業へのサポート を3本柱に活動しています。 僕たちがやりたいこと、活動しての気づきなどを書いていきます。
皆さん、こんにちは! 岩尾です。 難聴は、見えづらい障害、見えない障害と呼ばれています。 見た目でわからないのもありますし、 聞こえないことの影響が多岐にわたり、関係者でないとなかなかわからないことが多いです。 そして、関係者でも、聞こえているために気づけていないことは結構あります。 もっと言うと、聞こえない本人でも気づいていないことがあります。 それは、 もっと読み取りやすくできるということ です。 聞こえない人たちは、物心ついたときから聞こえていません。 つま
皆さん、こんにちは! 岩尾です。 表題のテーマですが、僕は難聴のことしかわからないので、「難聴」に関してのみのお話となります。 そして、この通級教室というものも地域ごとに違いはあると思いますので、福岡市のことをベースにお話することをご了承ください。 まず、通級教室は、「療育」をする場で、学校の勉強は原則教えないと福岡市ではなっています。 もちろん、勉強の質問をすれば答えてはくれるでしょうけど、通級の時間はあくまで療育的なことをする時間に充てられるということのようです。
皆さん、こんにちは! 岩尾です。 4/15に、保護者向けの「難聴児の小学校選択の考え方」セミナー、 4/25に、看護師5年目の難聴当事者の高野さんを講師に迎え、 「友達とのコミュニケーションのヒント」セミナーを開催しました。 この2回を通して、難聴の子どもたちの環境を整えることがいかに重要かを改めて実感しました。 大人になった難聴者の話は、今の子どもたちに何をするべきかを明確に教えてくれます。 小学校低学年は、それほど複雑な会話もないのですが、小3、小4となってくると
皆さん、こんにちは! 岩尾です。 さて、3/13に、文科省から、 「通常の学級に在籍する障害のある児童生徒への支援の在り方に関する検討会議報告」 が出されました。 「通常の学級に在籍する」というのをどう分類してるかがよくわかりませんが、通級、もしくは支援級を利用している子たちも含む何らかの障害を持っている子と捉えて考えることにします。 そして、僕は難聴しかわからないので、難聴に特化して思うところをお話ししたいと思います。 なぜこの話をするかと言いますと、この検討会議の
皆さん、こんにちは! 岩尾です。 さて、福岡県では、3/20に手話言語条例案が議会に提出され可決されました。 それに伴い、うちの家族会にも取材依頼が来まして、会員へのインタビューが記事なりました。河原もインタビューを受けてます。 この記事のタイトルを見ると、手話言語条例とは離れているように見えますね。 もともと記者さんも、「言語を選択できるよう、手話を学ぶ機会の確保」という観点で記事にする予定だったようですが、取材で話を聞く上で、今回の方向に変えたと言われていました。
皆さん、こんにちは! 岩尾です。 9月に小学校の難聴学級の6年生に、難聴者向けのキャリア学習講座をやらせてもらいました。 難聴学級は、「自立」という授業がありまして、その中でやらせてもらいました。 その年間を通しての自立活動のまとめの発表を卒業の前にやったようでして、その資料を送ってもらいました。 そこには、この1年間取り組んだ成果が書かれていました。 そして、周りの先生から見た印象の変化なども教えてもらいました。 そもそも、この講座をやらせてもらったのは、対象の子が
皆さんこんにちは! 岩尾です。 昨日、福岡初上陸のスタートランプ体験会、やりました! デフ陸上日本代表 200m日本新保持者 山田真樹選手も来てくれました。 最初は山田選手の講演。 山田選手、多才ですよね~! そして、スタートランプ。 なにせこのスタートランプ、日本で7セットしかないんです! それをじっくり堪能してきました! 自慢、すみません(笑) このスタートランプ、 9レーンのセットで、お値段、319万円! 競技人口も少ないはずなので、なかなかどこの競技場でも取
皆さん、こんにちは! 岩尾です。 先日、手話べり会などを企画するFUNTIMEさんに呼んでもらい、難聴がわかるアニメ「なんちょうなんなん」のこと、そこから言葉のかけはしをなぜ作ったのかなどのお話をさせてもらいました。 今回一番話したかったのは、子ども向けの難聴理解講座を無料でやってるんですけど、難聴の子を持つ家族からの依頼がほとんどないということです。 つまり、一番身近な難聴の子を持つ家族がそれほど必要性を感じてないととれるわけで、ここが、古くから難聴理解が広がらない大
皆さん、こんにちは! 岩尾です。 難聴がわかるアニメ「なんちょうなんなん」は、 九州ADCアワードで、 「長尺(60秒以上)」部門 部門賞をいただきました! これで11冠目。 以下が今まで頂いたアワードです。 ★The 49th Japan Prize 2022 日本賞-児童向け部門 [ファイナリスト] ★62th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS-フィルム部門Bカテゴリー [ACCファイナリスト] ★京都アニものづくりAWARD2022-総合グラ
皆さんこんにちは。 岩尾です。 以前から署名運動にも署名しました裁判ですが、昨日2/27に判決が出ました。 この事故は、自分の持病を隠してショベルカーを運転していた人が歩道に突っ込み、当時11歳の難聴の子が亡くなられた事故です。 この賠償金をめぐり、加害者と加害者の入っている建設会社が、聴覚障害があるから、一般の人の平均給与の60%で賠償金を設定すべきだと主張。 ご遺族は当然全額を希望され今回の裁判になったわけですが、その判決は、85%という結果となりました。 ただた
こんにちは! 広報・河原です。 本日2月27日。 広報人生において、記念日となりました! 超一流広報こと、広報のプロフェッショナルである、野澤直人氏(株式会社ベンチャー広報・代表取締役)と、オンラインにてお話したんです! 野澤さんが執筆された『小さな会社 逆襲の広報PR術』に出会ったのは、2019年の春。そらいろの広報をスタートした時期でもありました。 企業広報の経験はわずかにあったものの、それ以外はお金も含めて何もない。そんな私にスキル、マインド含め全て教えてくれた
皆さん、こんにちは。 岩尾です。 今日は腹に据えかねることがあって、ちょっと思うところを書こうと思います。 日本は、障害を隠そうとする傾向が強いなと感じます。 隠そうとする、見ないようにする、見せないようにする。 そうした方がいいに決まってるというクソッタレな意見が多数派な気がするのです。 そして、学校も特別支援学校として分かれていることが多い。 これもある意味隠されている状態で、会う機会がなかなかないので知ることもできない。 江戸時代は、一緒に過ごしていたという記録
本日はバレンタインデー♡ ということに昨日気づいた、広報・河原です。近所のコンビニで、女の子3名がお菓子を選んでいるシーンを見かけたんです。チョコレート棚の前でひそひそ話。「きのこの山」「たけのこの里」で迷っている様子で、そりゃ~どっちもファンがいるからね、ちなみに数十メートル先のドラッグストアだったらお手頃価格よ、と頭の中で一人ツッコミしていたところ……。 「バレンタインだから」みたいな声がチラッと聞こえたのです。 きゃあ~そのキュートな話題に入りたい! というこ
今日は、オーディズムについて書こうと思います。 自閉症スペクトラムなどもオーディズムと言ったりするようですが、今から話すのは、聞こえることが優れているという前提に基づく考え方や言動の方のオーディズムのことです。 最初に言っておきますと、僕はどちらかの側を攻撃するために今から話すのではなく、お互い気持ちよく過ごすためにはこう考えてみたらどうでしょうか? という提案です。 提案というか、投げかけですね。 さて、そのオーディズムの最たるものは優生保護法でしょうか。 劣る遺伝子
こんにちは! 岩尾です。 昨日は、小学校4年生向けのアニメで知ろう!難聴講座をやってきました。 ここは、難聴の子が通う地域の学校です。 難聴の子が通う地域の学校で講座をやって、感想を書いてもらうと必ず書かれることが この類のことです。 そして、全てのクラスで、難聴のことは説明しているんです。 誰が? 学校の先生です。 もちろん、親御さんから聞いて、それを子どもさんに伝えます。 もしくは、親御さんが直接話をする場合もあると思います。 だけど、多くの子が、わかってな
こんにちは! 岩尾です。 昨日、中学1年生向けに、総合的な学習の時間を活用した難聴のワークショップをやってきました。 1コマ、難聴のことを知ってもらう講義をして、 その後、1コマ、ケーススタディを考えて発表してもらう。 この、ケーススタディを考えてもらうことは、非常に学びが深まって良かったです! 5クラスあったので、たまたま回ったときに出会った事例ですが、素晴らしいな!と思った事例は、「自分事」として想像してくれたからこそ出てきた視点だなと感じました。 “自分事として