僕夏せんせい!に込める想い
こんにちは、一般社団法人ことば 学生スタッフの酒本です🐟
かねてより準備を進めてまいりました「僕夏せんせい!」が、いよいよサービスを開始しました!
毎年8月に一緒に遊んでくれた僕らの夏休みProject(通称:僕夏)のお兄ちゃんお姉ちゃんと、今度は一緒に勉強しよう!
日々の学習を通して、将来の道を見つける過程により身近に、継続的に寄り添う。それがことばが届けたいオンライン家庭教師サービス「僕夏せんせい!」です。
詳しくはこちらをご覧下さい👇👇
今回は、私が「僕夏せんせい!」に込めた想いをお届けしたいと思います🌿
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まず、小学生で身につける学習習慣の大切さについて、少しお話させてください。
小学生の時に机に向かって勉強をする「習慣」をつけておくことはものすごく大事で、どこでもどんな時でも使える生涯の「武器」になるのではないか、というお話です。
私は大学に入って3年ほど、小さな塾で中学生に勉強を教えています。
基本的には「勉強が嫌いで嫌いで、それでも親に促されて仕方なく…」という子どもたちが多く集まる場所です。
その中で様々な子どもたちに出会いました。
まったく理解できないというわけではないのに、
「学習は大っ嫌い。」
「頭をつかって何かを考える、それを書いて見せるなんてまっぴらごめんだ」
という態度を取る子も少なくありません。
塾に来る子どもたちの言動からは様々なことを考えさせられます。例えば
「四択問題が大好き。」
(何も考えなくとも選んでいればいつかは当たるから)
「計算問題も大好き。」
(掛け算割り算を先にやることさえ覚えていれば機械的にできるから)
「数学の証明問題は嫌い。」
(答えをどう導き出したか書いて表すのは難しく感じるから)
「国語の50文字作文も嫌い。」
(自分の考えていることを言葉にするのは面倒だから)
そんな思考回路を持つ彼らと接していて感じるのは、
自分の「思考」そのものに、
外から「評価」をつけられてしまうのは不快だ。
という記憶が強く刻み込まれてしまっているのではないか、ということです。
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時々、塾に来る子どもたちに話を聞いてみると、
「小学校の頃に教科書を読んだことが全くない」
「テストの点数を皆の前でバカにされて勉強が嫌いになった」
「真面目に考えるのはどこか恥ずかしい」
などの正直な声が聞こえてきます。
このような原体験こそ、勉強の好き嫌いを決める大きな分かれ目になっているのだなと、3年働いてきて実感してきました。
そして多くの場合、そういった経験や価値観は小学校の頃に育まれてしまったものだと感じ取ることができます。
中学に入り勉強する内容も難しく複雑になる中、こうした子たちに再び「学ぶことの楽しさ」を知ってもらう・思い出してもらうのは、正直なところ至難の技です。
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さて、ここまで私の体験をお話しさせていただきましたが、私はそもそも学習とは、世界がどんな形をしていてどのように回っているのかを知ることだと考えています。
コンビニでパンひとつ買うときも、
「小麦の粉からどうやったらこんなパンができるんだろう?」
「余計に払ったこの消費税は何処に行くんだろう?」
「なんで全国に同じコンビニがあって同じ商品を売れるんだろう?」
…など、ありとあらゆる世界の仕組みが僕たちに解き明かされるのを待っています。
そして、その学習の繰り返しこそが人生だと私は思います。
新しいことを一つ学ぶだけで、見えなかったものが見えるようになり、自分の世界は広がっていく。
昔学んだことを見直す機会があれば、忘れていた、あるいは間違って覚えていたその記憶に新しい色彩が広がっていくように感じるはずです。
広く鮮やかな世界の中で自分はどんな立ち回りをしようか、
何をして生きていこうか、
自分が大事にしたいものは世界のどのあたりにあるだろうか…。
そんなふうに生き生きと考え、1つ1つを自分自身の意思で判断して生きていくからこそ、人生が楽しくなるのではないでしょうか。
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そして正しく世界の在り方を学び、自分の生き方に適切に組み込んでいくための「練習」こそが義務教育の意義であるとも考えています。
文章の読み方、数の数え方、わからないことはどうやって調べたらいいか。小学校での勉強というのは、学習に必要な一番基本的な態度を養う場だということです。
僕が本事業に関わろうと思った動機は、先程までの話のように、まだ可能性に満ち溢れた「小学生」という一番最初の段階で学習を嫌いになってしまう子どもが多いのは本当にもったいないと痛感したからです。
学習から離れてしまった人の世界はもはや広がることも彩られることもありません。無機質で狭い世界での「無力感」こそが、子どもたちの自己肯定感や将来に対する希望の欠如につながると考えています。
テストでたまたま悪い成績を取ってしまった。
わからないことを周りからバカにされた。
机の前に座っていられない。
そういった些細な理由で勉強が嫌いになってしまう、離れてしまう子どもたちと一緒に勉強をする。
わからないことは一緒に調べてみよう。正解できるまで何度もやってみよう。
その結果、勉強ができるようになってもならなくてもいい。
壁に当たった時に乗り越えた経験こそが重要なのではないでしょうか。
自然な学習習慣、問題を解決する成功体験を得ることは人生を豊かにしてくれると考えています。
このような一連の想いを込めて、スタッフとして1から「僕夏せんせい!」のサービス設計を行いました!
大学生のメンバーと一緒に、「『まなぶ』をたのしく。」できるような工夫を凝らしています。是非無料体験講習にいらしてみてください!
👇詳細はこちら👇
最後までご覧頂きありがとうございました🌷
無料体験でたくさんの子どもたちと会えることを楽しみにしています!
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