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そして、雲海の上の旅人となる

グネグネ山道が続いた奥祖谷を抜け出し、剣山方面へ。

宿までもう少し、、、のところで、濃霧発生。あれよあれよと言う間に、ほんの数m先も見えない。看板も読めない。山、恐るべし。

しかも、レンタカーには、フォグランプなんて気の利いたものがついていない。

どうしたものか、だからと言って停めるわけにもいかない。とにかくゆっくり徒歩レベルのペースで進む。オートマ最高!

幸いなことに、国道438号線から宿につながる道への分岐点が見えたので、私が車を降り、夫が運転する車を歩いて誘導。車の中よりは、周りが見えやすい。それにしても、モクモク霧ヶ峰がすぎる。濃霧、やりすぎである。

宿は、「ラ・フォーレつるぎ山」。食事も美味しく、ゆっくりできました。

14時チェックイン、9時チェックアウト。温泉は14時〜20時、朝風呂なし。タオル・浴衣あり、ただし歯ブラシなし(フロントで購入可)。
など並べると、サービスイマイチ感がありますが、基本的に登山者が宿泊するので、早寝早起き前提。むしろ、静かに過ごせてありがたい。

翌朝、外はまだモクモク霧ヶ峰。なにも見えん。

8時前には、霧が抜けてきたので、早々に出発。剣山へGO!

しかし、見ノ越第一駐車場 到着前に再びモクモク霧ヶ峰。前、見えん。

また、霧がすこし抜ける。山の天気はひたすら忙しい。

リフトオープンの9時まで待っている人もいれば、登り始める人もいる。ニンゲンも忙しい。

リフトは苦手なので、とりあえず歩く。

道中の「大劔神社」天地一切の悪縁を断ち、現世最高の良縁を結ぶらしい。

大劔神社 2024年11月

神社側から見るとよくわからないけれども、裏からみるとなかなかの巨石が御神体「御塔石(おとうせき)」。祀られるのも、わかる。

御塔石 2024年11月

そして、「大劔神社」を少し下ると、「御神水(おしきみず)」。
「病気を癒す若返りの水」
との伝えがある。

御神水 2024年11月

詳しくは、「阿波ナビ」や「美馬観光ビューロー」でどうぞ。

また登る。そして、頂上「劔山本宮」着。ここまで90分程度。
空は、青い。

剣山本宮 2024年11月

瀬戸大橋も大鳴門橋も高野山も見えるらしい。

剣山頂上ヒュッテ前 2024年11月

いや、見えない。
見えるのは、霧だか雲だかの白いモクモクである。

剣山頂上ヒュッテ前 2024年11月

そして、頂上デッキにて、『雲海の上の旅人』となる。

剣山頂上 2024年11月

Amazonでポスターが量販されているとは、しかも1000円ポスターとは、、
ご本人にとって "想像していなかった未来" に違いない。

現世で空海に出会い、『雲海の上の旅人』となったことは、私にとっても "想像していなかった未来"である 。

#想像していなかった未来

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