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創作活動についてのお話。

初めまして。普段はPixivで小説や詩を創作している自称作家、有栖 狐兎です。少し自分の創作活動のことについて、お話をさせていただきたいと思いnoteをこれから使うことにしました。更新速度は分かりませんが、自分のnoteを読んで、有栖 狐兎がどのように創作と向き合っているか、知っていただけたら嬉しいです。今回は、創作活動を始めたきっかけから現在(一次創作を書く)に至るまでをお話できたらなと思います。

創作活動のきっかけ

さて、自分が創作活動を始めたきっかけですが、実は「五等分の花嫁」という一つのアニメがきっかけでした。最初はただアニメにどっぷりハマっていたオタクのような感じでした。でも、アニメを見ているうちにふとこんなことを考えるようになったんです。「もしこんな感じのお話があればな」といういわゆる、妄想を考えるようになったんです。よくよく考えたら、気持ち悪いですよね(笑)。けど、「あれ?自分って何で創作活動始めたんだっけ?」と思い返すと原点はこれでした。「こんなふうになれば面白いのに、誰も作ってくれない」からどうしよう。あっ、そうだ。「自分で作っちゃえばいいじゃん!」、です。単純。けど、そこから始まったんだなぁって。そんな感じです。とりあえず、キャラに自分の考えたストーリーを当てはめて、もう文章なんてクソでした。小学生が書く文みたいで(笑)。行間もどれくらい開けたら見やすいのか分かんなくて、機能とか知らなかったですし。でも、自分が思い描いた世界を自分で作り上げている(つまり支配者的な立ち位置)、それが一番楽しかったんですよね。今でも、「このストーリーの支配者は、俺様だ!!!」みたいな感じで書いてます。まぁ、ともかく創作したいって思ったきっかけは、たった一つの甘々青春アニメでしたね。

初投稿。そして、一次創作との出会い。

なんとか完成して、本当にお試しぐらいの感覚で、初めて投稿した五等分の花嫁の二次創作(デビュー作)。それは「ヒロインが風邪をひいて、主人公が看病する」っていうごく普通の内容でした。ありがちな設定で、ありがちな展開で、こだわったところなんて何一つ無くて。けれど、そのデビュー作が予想外の反響だったんです。

なんと、初心者が作ったにも関わらず二日でその作品が1000回閲覧されたんです!(いいねとかは覚えてないですが結構ついてました)

最初は本当に、「え?」としか言葉が出ませんでした。そんな伸びるなんて思ってもいなくて。しかもコメントには「面白かったです。次回も楽しみにしています」と一言。一言だけだったかもしれませんが、自分にとってはその一言がとても嬉しかったんです。それからというもの、創作が楽しくなってしまって、毎日依存してるみたいにパソコンとにらめっこでした。学校から帰ってきて宿題をすぐ終わらせて「下書きするか」って、キーボードをひたすらパチパチ打ってました。そして、次回作を投稿するとまた1000回閲覧を超えて、「自分って、才能あるのかも?」なんてちょっと調子に乗っちゃったりして。それで、書きたいものを書き続けて、気付いたら高校生になってて。高校生になってライトノベルじゃなくて、ちゃんとした本を読むようになって様々な世界に触れて、そうしているうちに「もっと自由に書きたい」という思いが次第に強くなってました。そうして出会ったのが、一次創作というものでした。

一次創作の楽しさと辛さ。

一次創作というのは、キャラだったりストーリー全体の設定など全てがオリジナルの創作物です。つまり、全部自分で考えなきゃいけない。キャラの名前も年齢も特徴も、全部。でも、自由度がかなりあって楽しいなって個人的には感じました。ただ、やっぱり二次創作と比べると『壁』っていうのを多く感じてしまいます。例えば、全部自分で考えなきゃいけないから中途半端だと読者に伝わらないことがあるんです。キャラの設定やストーリーの背景とかが曖昧だと「結局、この話ってどういう感じのお話で、何を伝えたいの?何が面白いの?」ってなってしまうんです。また、やっぱり妄想がしにくいからこそ「ネタ切れ」に多く苦しみます。実際に、自分もネタ切れは経験したことがあって、普通なら「こういうのを書きたい」っていうのがすぐ出てくるはずなのに頭が真っ白になって何も考えられなくなることがありました。一次創作は二次創作よりも遥かに難しく、そして自分が壊れやすくなるなと感じています。「アイデア出さなきゃ」と考えれば考えるほど自分が苦しめられていく。そして最終的に書けなくなって諦めてしまう。それ(ネタ切れ)と常に戦わなきゃいけない。なので、個人的に一次創作を書きたいって人が居るとしたら、自分はあまりオススメはしません。それなら、「時分の推しを主人公にして二次創作で書いちゃえば?」って多分言うと思います。

でも、基本的には楽しいです。自分の好きなこと言えるし、二次創作で「*ね!」って言わせたらキャラ崩壊ですけど、一次創作なら「*ね!」って言わせても「コイツにはこういう一面があるのか」で済みますから(笑)。なので、どうしても伝えたい事があったり逆に「俺、こういう持論持ってるんだけど、皆どう思う?((`・ω・´)」ってのがあるなら、暇つぶし程度に書くのがいいかもしれませんね。ちなみに自分は、一次創作を「愚痴とか自分の本音をありったけ叫べる」と思ってるので毎日のようにpixivの下書きちゃんに付き合ってもらってます(笑)。
↓こんな感じ
主)ねぇねぇ、下書きちゃん聞いてくれにゃい?
下書きちゃん)なーに?
主)ちょっと言いたい事とか愚痴あるからさぁ、聞いてほしいのぉ…(うるうる(´;ω;`))
下書きちゃん)おぉ。
主)聞いてくれr
下書きちゃん)じゃあ、黙ってはよ書けや。
主)・・・。さーせん。黙って書かせていただきたく存じ上げます。(?)

*マジで、こんな感じです。きっしょい。

まぁ、ともかく!一次創作は楽しいけど、やりすぎると色々大変になっちゃうから程よくやろうぜベイベーってのが伝わってくれれば嬉しいです、はい。

長くなったので、一旦ここで区切りとさせていただきます。自分が創作活動を始めたきっかけから現在まで、ご理解いただけましたでしょうか?創作活動はとにかく「楽しさ」を一番に持ってやらないと長続きしません。「有名になってやる」ってことよりも「誰かにこの作品が届いてくれればいい」って考えで創作したい人は作っていきましょうね!

次回は、たまたまネタ切れの話が出たので、自分が創作をするときに行う、アイデアの出し方についてお話できればと思います!それでは。

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