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お互いの目的地を知る

パートナーと喧嘩した時、“話し合い”になるのならいいのですが、ただの“言い争い”になってしまっては消耗するばかりです。自分の命の時間、気力、体力、場合によってはお金も浪費するばかりで何の解決にもなりません。心身の不調にも繋がります。
本日は前回に引き続き、“話し合い”についてのポイントをご紹介します!

前回は話し合いとはどう言うことなのか?と言うお話をさせて頂きました。

そしてその“話し合い”ですが、相手がどこを目的地にしているのか?を認識する必要があります。
もちろん自分も相手に伝える必要があります。

前回の例で言うと、話し合いの結果、私の元カレは“恋人関係解消”が目的地。でも私は“2人が楽しく一緒にいられる関係”が目的地でした。

話し合いをじっくり丁寧に行なって2人の目的地が合致するのが理想です。でも…話し合っても目的地が合致しないのなら、離れる他無いと私は思います。
なので私の例では、彼から離れる事を選びました。

パートナーシップって人生の大海原を行く一隻の船のように感じています。2人で行き先を決め、舵を取るのと船の維持費は相手に、私は食糧調達と船のメンテナンス!なんて役割分担なんかがあったりして。
嵐の日も、穏やかな日も…船の修理もあるし、ちょっとこの島でリフレッシュしようよ!なんて力を合わせて楽しんだりしちゃう。
そう言う関係が自分も相手も幸せにするパートナーシップだと思うんです。

だから目的地がズレていると、私はこの島で降りるから、それじゃあね、と言う結果に…。
今のパートナーが何を望んで、どう考えているのか?そして、私はこう考えて、こうありたい!と考えている、を伝えないことには始まりません。

意外とこの『自分はどうしたいのか?何を望んでいるのか?』を言語化できなかったり、気持ちが明確になっていない人が多いです。
無自覚な方が多い。だから喧嘩になった時“言い争い”になってしまう事が多いです。
勿論“感情的”になっているのも言い争いの要因の一つなので、自分の頭がクールダウンするまで、連絡の取り合いをしない方がいい時もあります。“余計な事を言ってしまった…”と言う事を避けられると思いますから。
じゃあ、喧嘩するってもう破局の兆しなの?と考える方も居ると思いますが、必ずしもそうでは無いと思います。喧嘩がキッカケで“目的地”について考える様なった、と言う場合もありますから、喧嘩するのはよく無い!とは言い切れない部分もあったりしますよ!

どんな島に来たいのか?とか。
航海を楽しみたいのか?とか。
行く行くは永住地を見つけたい!とか。
船員を増やしてみんなで航海したい!とか。
怪我や病気をした時、船を一緒に降りて欲しいとか。
命が尽きた時の財産を船員達にどれぐらい残すのかとか…

話し合うネタは尽きないと思います。
もし喧嘩をして気まずくなってしまったら『君の気持ちや意見、望みがあったら聞かせてくれないかな?』と船を停めてじっくり“船員ミーティング”をして下さい。
そして、自分の気持ちや考えもその都度相手に伝えるようにしてみて下さい。

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