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ベルギーに行ってきたよ その③ルーヴェンのZuut

ブリュッセルにてVan Denderのチョコレートが最高だった話をしました。

さてその程度で終わらないのがチョコレート探求の旅であります。そもそも私の出張先は、ブリュッセル空港から車で20分ほどのルーヴェンという街でした。ここでも美味しいショコラティエを探さなければ、私は何のためにベルギーへ送り込まれたのか分かりません!

ということでルーヴェンの街とチョコレートを紹介しましょう。


ルーヴェンは歩いてもぐるっと回れる程度の小さな街です。それでも前もって調べたら大手メーカーのチェーン店舗だけではなく、いくつものショコラティエが見つかりました。

まずはChocolaterie Raets - Putseysというお店。

入ってみると、手作りだろうなあという感じのチョコがたくさん並んでいました。お店のお姉さんに聞きながら、アルコールの入ってないチョコを中心に箱に詰めてもらいました。いま思えばアルコール入りのも買ってくれば良かったかなと少し後悔してますが、この時点では誰にあげるか分からないので仕方なしです。

こうしてコミニュケーションを取りながらチョコレート買えるの楽しいです。ホテルに戻って食べてみたところ、こちらのチョコは少し甘めで素朴な味わいでした。ルーヴェン市民の普段使いのお店かなという印象です。



そして欧州はチョコレートだけでなくチーズも本場です。ショコラティエを検索してたら、たまたま私のアンテナに引っかかったのがこちらのチーズ専門店でした。


お店に入ってみると、

これでもか!というほど様々なタイプのチーズが並んでいました。うわー、やべーなコレは。あまりに種類が多すぎて途方に暮れたのですが、とりあえず①ウォッシュタイプのもの、②マイルドな味、③なるべく地元のもの、ということを伝えてセレクトしました。

購入したのはこちらの5種類です。

ハードタイプのも美味しそうだったので1つ選びました。これだけ買っても31ユーロでした。欧州のチーズは日本で買うと高いわりに当たり外れあるので、なかなかトライできないのです。こうやって少量づついろいろ試せたら楽しいですよね~。

ちなみにまだ3種類しか食べてませんが、どれもマイルドだけど個性があってワインにぴったり!ちびちびと楽しんでおります。




さてもとい。

本来の目的に戻りましょう。このルーヴェンの街中で事前に調べてみていちばん気になったお店、それがこちらです。

Zuutというパティスリー&ショコラティエ

お店は狭い通りにあって少し分かりにくいです。そして開いてるのが1週間のうち水曜〜土曜の4日間のみ。危うく滞在中に行けないところでしたよ。

こちらもディスプレイされているプラリネチョコを、店員さんにオススメなど聞きながら自分でセレクトしました。こういう買い方本当に好きです。ピスタチオなんかは出来たてを工房のほうから持ってきてくれました♪

こちらがZuutでゲットしたチョコレートの数々。

自らセレクトしたプラリネ(右下)の他、トリュフチョコ(左下)、そしてビーントゥバーも4枚選んで買いました。

プラリネは9粒入りのパッケージがオシャレです。

これは帰国して味わってみました。Van Denderと比べると素材がそこまで自己主張してなく、代わりにとても穏やかで繊細なチョコレートでした。まるで日本の京都のお菓子職人が作ったかのようです。あと香りがとても良かったですね。ほうじ茶に合うなーこれは。


そしてトリュフチョコも実食です。


クリーミーでなめらかで、上品な味です。美味しいなあ。いやあ、日本に上陸してない小さなショコラティエの実力たるや、さすがベルギーという感じです。

そして後で調べたらこちらのZuut、なんとあのピエールマルコリーニの工房で働いてた人が立ち上げたお店なのだそうです。道理でレベルが高いわけですよ。こちらが知らなくて失礼しました。

日本のバイヤーさんもすでにチェックされているようでした。ただ小さなお店なので、たとえ日本で買えたとしても、バレンタインの時期に限られた種類のチョコのみ、ということになりそうです。



こうして楽しいルーヴェンでのショッピングは終わりました。もうちょいノンビリと、できれば休日を過ごしたかったベルギー滞在。特に食に関して自分にとって非常に相性がよいと思いました。




ちなみにピエールマルコリーニについては、最後に空港にて見つけたので、財布に残ったユーロ紙幣で購入。

彼はビーントゥバーの先駆者と呼ばれているらしいので、敬意を払って4種類のビーントゥバーのタブレットを選びました。そこで修行していたというZuutのビーントゥバーとぜひ食べ比べてみたいです。まだこれらは開封してなくて、これからの季節にゆっくりと時間をかけて楽しみたいです!

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