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古今和歌集1人ゼミ はじめに

 「古今集を全部読む」をテーマに、1人ゼミを開講します。

<目標>

(1)『古今和歌集』をきちんと勉強し直すこと
(2)和歌を用いた授業案を作ること

<形式>

(1)同主題の歌を一つの歌群として一度に扱う。
(2)基本調査として詞書、歌人名、本文、現代語訳を記す。
(3)「研究」として、
①参考・関連歌
②(あれば)後世による評価
③系統(万葉集と新古今集における同主題の和歌紹介)
④発展⑴近世における同主題の和歌、俳句(芭蕉、御水尾院等)
⑤発展⑵近現代の俳句、短歌
をピックアップし、同じ主題の和歌、俳句、短歌を通時的に見渡します。ただしそれらは影響関係を指摘するものではありません。ピックアップする歌や句は恣意的になります。

<授業案>

 上記をルーティンとし、それに加える形で授業案を作ってみます。ひとまず下記のいずれか(あるいはその組み合わせ)を実施する案を作成します。

(授業案候補)
1 詩的現代語訳
2 穴空け→パロディ作成
3 57577リズムでの現代語訳
4 英訳
5 5字前後で主題言語化
6 歌物語化→KP(紙芝居プレゼンテーション)
7 歌人探求
8 歌語探求
9 歌枕探求(Googleアースで場所確認)
10 題材和歌と同じ掛詞・序詞・縁語を用いて和歌創作
11 CANVAを用いた和歌カードの作成
12 「教科書に載せたい和歌」セレクションwith推薦文
13 歌群ポップを作ろう
14 ラッキーディップ化(ゴーシチ的、偶然性を利用した和歌創作)
15 和歌で詠まれた感情、世界観を土台としたインプロ
16 屏風歌風に栞、下書きを制作
17 歌徳説話を作ってみよう(現代語)
18 群読(振り付け創作)
19 絵画化
20 カルタ化して大会開催
21 系統を意識して同じ主題の俳句・短歌を詠む
22 「質問づくり」からの鑑賞
23 本歌取り、本説取りを真似て現代短歌を詠む
24 歌占をやってみよう


 思いつきで始めていることですので途中で破綻するかもしれませんが、現時点では古今集を通読する決意を固めてはおります。お付き合いいただけましたら幸甚です。
 それでは、よろしくお願いします。

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