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暦のこと

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2024年2月の記事一覧

雨水末候 草木萌動 そうもくめばえいずる

雨水末候 草木萌動 そうもくめばえいずる

雨水末候

第六候
草木萌動(そうもくめばえいずる)
草木が芽生え始める
2024年2月29日~3月4日

● 旬を楽しみましょう

(植物)

菜の花(なのはな)
緑蘩蔞(みどりはこべ)

(魚)
蛤(はまぐり)

(行事など)

浜下り:旧暦の3月3日、沖縄では娘が浜に降りて潮干狩りなど楽しむ。
浜の砂を踏むことによって身を清める。ひな祭りの原型。

(開運メッセージ)
蛤:貝合わせ、その組し

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雨水次候 霞始靆(かすみはじめてたなびく)

雨水次候 霞始靆(かすみはじめてたなびく)

雨水次候
第五候
霞始靆(かすみはじめてたなびく)
野山に春の霞がたなびく
2024年2月24日~2月28日

● 旬を楽しみましょう!

(植物)
からし菜
猫柳(ねこやなぎ)

(魚)
白魚(しらうお)
睦(むつ)

(行事など)
野焼き:京都の大原、山口の秋吉台など。

(開運メッセージ)
春は「霞(かすみ)」、秋は「霧(きり)」夜は「朧(おぼろ)」と区別する。

からし菜は和辛子の原材料と

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雨水初候 土脈潤起 (つちのしょううるおいおこる)

雨水初候 土脈潤起 (つちのしょううるおいおこる)

二節気:雨水 うすい 2024年2月19日

雪が雨に変わり、雪が溶けて雪解け水となる。
雪は水分を多く含むようになり、やがて春雨となる。眠っていた草木が蘇り、野焼きなど農耕の準備も始まる。

さらに、その季節が、
初め・中・終わりと三分割されて
「七十二候」が生まれます。

初候 第四侯 土脉潤起(つちのしょううるおいおこる) 2/19
次候 第五侯 霞始靆(かすみはじめてたなびく) 2/24

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八専始め

八専始め

2月18日から八専始めです。

「壬子(みずのえね)」の日から、

2月29日の
「癸亥(みずのとい)」の日までの12日間、

よいことはよりよく、
悪いことはより悪くなりやすい日となります。

「壬子(みずのえね)」
「癸亥(みずのとい)」
日々に記されているこの2文字は、

十干十二支と行って、
時間や方位を測るための記号のようなものです。

これは、
全部で60パターンあります。

2文字の

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立春末候 魚上氷(うおこおりをいずる)

立春末候 魚上氷(うおこおりをいずる)

立春末候
第三候「魚上氷(うおこおりをいずる)」
割れた氷の間から魚が動き始める
2024年2月14日~2月18日

● 旬のメッセージ

この期間に最も強いエネルギーを持つ旬のものは、
開運活動に欠かせないアイテムとなります。

(植物)

明日葉(あしたば)

(魚)

岩魚(いわな)、イトヨリ

(動物)

目白(めじろ)

(行事など)

バレンタインデー
谷汲踊(たにぐみおどり)岐阜県

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立春次候 黄鶯睆 うぐいすなく

立春次候 黄鶯睆 うぐいすなく

立春次候 第二候
黄鶯睆 うぐいすなく
鶯が山里で鳴き始める
2024年2月9日~2月13日

● 旬を楽しみましょう

(植物)
さやえんどう
梅(うめ)
沈丁花(じんちょうげ)

(魚)
鰊(にしん)

(行事など)
全国各地で梅の花を見る催しが開かれる。
日本三大庭園のひとつ水戸の偕楽園は梅の名所。

(開運メッセージ)
梅(花言葉は気品・上品・忍耐)も甘い香りがするが、

沈丁花(花言葉

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立春 東風解凍 はるかぜこおりをとく

立春 東風解凍 はるかぜこおりをとく

季節の暦は、
「立春」を初日として、
新年を迎えます。

1年を24節とする、
二十四節気の、
最初の季節が「立春」です。

一節気:立春 りっしゅん 2024年2月4日

春の始まり。現在の暦では節分の翌日の2月4日となる。
立春を過ぎて最初に吹く南寄りの風を「春一番」といい、春告鳥と呼ばれる鶯が囀る季節。

初候 第一侯 東風解凍(はるかぜこおりをとく) 2/4
次候 第二侯 黄鶯睆(うぐい

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季節の暦の大晦日です

季節の暦の大晦日です

今日は季節の暦の大晦日です。
そして節分が明ければ、立春となり、
季節の新年初日となります。

節分 2024年2月3日
立春 2024年2月4日17時27分

節分の準備はできていますか?
節分と言えば豆まきですよね。
大豆はとても靈力の高いもので古来から邪氣払いに使われてます。

豆から発芽するパワーからそのような信仰が生まれたのですが拾い忘れた豆から、
芽が出ると良くないことが起こるといわれ

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