見出し画像

少しの工夫でグンと快適に。暮らしの達人たちのアイデアで解消した、3つのプチストレス。

日々の暮らしで感じる、「モヤッ」や「イラッ」。マイナスの感情だけれど、それを解消するための方法を探すのは、ワクワクする作業のひとつです。

解決策を見つける上で頼りにしているのが、自分が目指す暮らし方と方向性が似ている、暮らしの達人たちのアイデア。

ぴったりハマるアイデアに出会ったときの高揚感や、それをわが家流にアレンジしていくプロセスが楽しくて、暮らしまわりの情報貯金はもはや趣味。

最新の「モヤッ」と「イラッ」は、こんなふうに解消しました。

● 家族で別々のタオルを使いたい問題。


コロナ渦で、試行錯誤してきたタオル問題。衛生面では、使い捨てのペーパータオルが一番ですが、家族4人で使うとあっという間になくなってしまい、ゴミ捨てと補充がストレスでした。

そこで、ペーパータオルは、来客があるときと、家族の誰かが体調を崩しているときに限定。ふだんはそれぞれ個別のタオルを使うことに。

6歳の次女にもわかりやすい方法をあれこれ考えていたときに見つけたのが、OURHOME Emiさんのリール動画です👇。

「これだ!」と即投稿を保存、アイデアを拝借しました。わが家では、さらにタオルバーの上に子どもたちの名前をラベリングして、迷わず使えるように。

家で眠っていたフックを使ったので、コストもゼロ。

お風呂上がりにそれぞれが足ふきマット代わりに使ったら洗濯へ。翌朝、わたしが全員分の新しいタオルをセットする、という流れで上手くまわっています。

ちなみに、家族共通のタオルは、80×34cmのフェイスタオルが10枚と、35×35cmのハンドタオル7枚が基本数。フェイスタオルをバスマットやバスタオル代わりにも使って、管理する種類を減らしています。

タオルの個別方式にしたおかげで、ペーパータオルのゴミ捨てや補充のストレスがゼロに。それぞれが気になったタイミングで新しいタオルに交換することもできて、衛生面も問題なさそう。子どもたちも「わたし専用ー!」と喜んで使っています。

● 家族にスケジュールを共有してほしい問題。

娘:「ママ、今日のバレエのレッスンって何時からだっけ?」
夫:「〇〇の園行事は何時に行けば良いんだっけ?」

毎日のように繰り返される、このやり取り。しかも、一度伝えてもすぐに忘れて、また同じ確認をされるのもザラ。

リビングのカレンダーに予定を書く方法も試しましたが、6歳の次女は「今日は何日?」からスタートするので効果はいまいち。

家族にスケジュールを共有して、母親のマネージャー業を軽減したい…!とモヤモヤしていたところ、久しぶりに読み返していたマキさんの『なくす家事』にいいアイデアが👇。

出典: 『なくす家事』マキ著

わが家では、一番目につくダイニングテーブル横に、その日のスケジュールを貼りだす方法で実践中です。

日にちと曜日を入れて、次女にも読めるように彼女の予定はひらがなで。この1枚を見れば、家族の1日の動きが分かるようにしています。

マステで貼るだけなので、はがすのも簡単。
来客時はスッキリさせています。

見える化+共有することで、家族からの確認回数が激減。特に夫からはほぼ聞かれなくなりました。わたしにとっても、当日分の予定をスマホを開かずにチェックできるので、地味に便利。

さらに、習いごとの準備を始める時間に合わせて、アレクサのアラームをオン。声がけを忘れてしまう心配と、「〇分後に声をかけなきゃ!」と気にする必要がダブルでなくなり、ほかの家事に集中できるように。

モノの収納場所から予定に関することまで、母親は質問攻めにあいがちですよね。モノは「住所を決める」、スケジュールは「見える化する」。家族それぞれが自分で完結できることを増やして、そのぶん自分のラクを増やしていきたいです。

● キッチンの引き出し内収納がズレてしまう問題。

1日のなかで、長い時間を過ごすキッチン。特に夫の休暇中(船員という職業柄、休暇が1~2カ月と長め)は、お昼もつくるのでフル回転です。

少しでも効率良く動けるように、モノの配置がえや収納の見直しはしょっちゅう。だいぶ前に、キッチン用品を入れる引き出しについていた仕切りを外して、自分が収納したいモノに合ったケースに代えました。ところが、シンデレラフィットとはいかず、出し入れするたびにズレが。

ケースの底にズレ防止のテープを貼ったり、空いたスペースにすっぽり入るモノを入れたりしてみましたが、どれもいまいち。

計量スプーンやピーラー、しゃもじなど、頻繁に使う道具を入れている場所なので、開けるたびにズレるのは、まさにプチストレス。

そこで参考にさせていただいたのが、整理収納アドバイザー、水谷妙子さんのメラミンスポンジを使うアイデアです👇。

ふだんから掃除用にストックしているメラミンスポンジが収納にも使えるなんて、目からウロコでした。適当なサイズのメラミンスポンジをすき間に挟み込むだけの手軽さで、ズレ防止の効果は絶大。

キッチン道具が整然と並んでいるだけで、料理に向かう気分まで変わってきます。

「映え」や「スッキリ見え」から少し距離をおいた、「余計なことはしない」がモットーのご著書にも、参考になることがたくさん👇。

★見出し画像は、noouchiさんの作品をお借りしました。ありがとうございます。

・暮らしまわりの過去記事はこちら👇。合わせてお読みいただけると嬉しいです。


この記事が参加している募集

家事の工夫

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?